ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Saturday, June 10, 2006
Hideki Matsui puts in a full day of work

060614_matui
You kind of had to see this to believe it. But after the game today, Hideki Matsui went out on the field and did several running drills with his broken left wrist in a plastic cast. He then played catch with his translator, Roger Kahlon. Matsui threw a baseball to Roger, who caught it with a glove then rolled it back to Hideki.

They got to the point where they were about 75 yards apart. Matsui was throwing bullets to Roger, who then threw the ball halfway back to Isao Hirooka, the Yankees' Japanese media relations coordinator. Isao then rolled the ball back to Matsui.

This went on for a while. Then Matsui started pitching to Roger as Isao stood pretending to be a hitter. He threw around 30 pitches, I would guess. The left fielder has a decent curveball from what I could tell sitting in the press box.

Meanwhile about 20 Japanese reporters are watching this.

Now Matsui, if he wanted, could go sleep on his couch for all the Yankees care. An injured player is obligated only to stay in condition and do his rehab work. But Matsui's sense of pride and honor compels him to work out like he does. I've never see anything like it from an injured player.

The Yankees claim Matsui won't be back until September. Somehow I'm guessing he makes it back earlier.

~(The LoHud Yankees Blog)~



Saturday, June 12, 2006
松井秀、8月後半に復帰…32歳のバースデーに誓った

 左手首を骨折しているヤンキース・松井秀喜外野手が、32度目の誕生日の12日、8月中の戦列復帰を熱望した。スポーツ報知の単独インタビューに応じ、「3か月で打撃練習ができるから、8月中旬プラスちょっと」と、患部の手術からちょうど1か月が経過したこの日、自身の描く復帰の青写真を改めて口にした。

 -32歳の誕生日を、野球人生で初めてプレーができないという状況の中で迎えたが?

 松井「去年は(カージナルス戦、守備で右足首を)ねん挫、今年は骨折、来年は…死んでるかもね」

 -"絶口調"だ。順調な回復ぶりだが、復帰はいつごろが目標?

 「医者の言う通りだよ。『(手術から)3か月で打撃練習ができる』って言われているから、それが8月中旬。そこから調整して(メジャーの試合に)復帰するわけだから、3か月プラスちょっと、だよね」

 -ギプスを外して練習し、日常生活も送っている。前回(4日)の検査結果はどうだったのか。

 「(エックス線)写真では、まだ小さく亀裂が入っていた。医者からは『あと数週間で付く』と言われた。当初から(骨が付くまで)6週間と言われているし、その通りなんじゃないかな」

 -屋外練習にランニングの解禁。そして右腕一本での素振りを始めた。

 「バットは退院した翌日(5月14日)から振っているよ。部屋の鏡の前で振って、『いい男だなぁ』とか思いながら。左手首では何もやっていない。汗を軽く流しているだけだよ」

 -米国の報道陣からは「転んだりしたらどうする。練習開始が時期尚早では?」との声が上がっている。

 「どこでずっこけるかなんて、わからないよ。そんなこと言っていたらキリがない。もし転んだら、松井はばかだった-ただ、それだけでしょ」

 -昨オフ、4年の大型契約(総額5200万ドル=約60億円)を結んだばかり。焦ることはないのでは? 今後のことも考え、持病の左ひざも今回、一緒に治すという考えはないのか?

 「焦っているんじゃない。打撃練習ができる体になった時、故障以前より低下している力の下げ幅を少なくしたい。チームに迷惑をかけるような中途半端な復帰だけはしたくない。ひざは休めば治るもので、今は問題ない」

 -マリナーズのイチローが打率3割6分6厘で目下、大リーグ2位。どう見ている?

 「どうも何もないよ。ある意味、当たり前。何の不思議もないね」

 -ヤ軍の試合をテレビで観戦する気分は?

 「ただのヤンキース・ファンのオヤジ。普通に応援している。他人のプレーを『自分だったらこうする』とかいう見方はしていない。(ワールドシリーズに進出して)10月まで戦えるといいね」

~(スポーツ報知)~



これらの記事から、松井選手は、なるべく早い復帰に並々ならぬ意欲を見せているように感じた。そして、インタビューでは、ジョークも交えて前向きに答えていて、これまでに経験したことのない新しい生活で精神的にリフレッシュして、まっさらな気持ちでリハビリに取り組んでいるのではないかなぁと思わせた。
スポンサーサイト

060518_kaiken2
松井選手が、負傷後初めてヤンキースタジアムに姿を現した。トーリ監督や球団関係者に術後の経過を説明し、会見を開き今の心境を語った。

 ――けがをした瞬間について。
「手首が見たことないような状態になっていた。変な方向に曲がっていた。力が入らないような状況で、痛かった。これは普通のけがじゃないな、という感じはした。それよりも痛かったので、それだけだった。1イニング以上守らないと、連続出場にならないというのは知っていたので、退場した時点で(連続出場のストップは)すぐに分かった。」

 ――こういった形でケガをしたのは、キャリアの中で初めてですが。
「10何年間のキャリアの中でこういうケガで試合に出られなくなるというの初めてで、もちろん残念な気持ちはあるが、これからは復帰のことだけを考えて、前向きな気持ちでやっていく。」
 
 ――そのビデオを見たか。やり直したい、と考えたか。
「ニュースでやっているのを見たが、最善のプレーをしたと思う、やり直したとしても同じようなプレーをした。たまたまグラブが地面に引っ掛かっただけ。精いっぱいやった結果です。」

 ――連続出場が途切れたことについてどう思うか。
「僕自身はすぐ気持ちが切り替わった。長い時間、試合に使い続け、サポートしてくださった方はたくさんいる。そういう方々の続けさせてあげたい気持ちを考えると、(記録が途切れたことは)残念。また、記録(が続くこと)を望むファンのことを考えると残念。でも僕自身は、いつかはこういう日が来ると思っていたし、特別残念な気持ちはそんなにはない。」

 ――なぜ大切な記録になっていったのか。
「記録は最初から意識したものではなく、自然と積み重なって、大きな数字になってきた。ぼく以外の人がたくさんサポートしてくれたし、(記録継続を)望んでくれた。そういう方々の気持ちに対してやはり自分自身で続けることでお返ししたい、と思った。それと自分自身も毎日出て、チームの勝利のために貢献したいという気持ちも強かった。その2つの気持ちがあった。」
 
 ――松井は復帰してから、もしトーリ監督から休養を勧められたら?
「もちろん、これからは従うでしょう。常に心の中ではチームのためと思って今までやってきたし、これからもその気持ちは変わらないが、おそらくどこかで配慮して下さっている部分もあった。これからはお互いそういう気持ちもなくなるだろうし、今まで以上にチームに対して強い気持ちでやれると思います。」

 ――野球をしない自分がいるというのは、どんな感じか。
「シーズン中にもかかわらず、朝起きても球場に行く必要がない。行かなくてもいい。非常に時間の流れがゆっくりで、1日の流れが今までにないような感じです。初めての経験なので、非常に不思議な感じです。」

 ――長く野球から離れることで、今後の不安はあるか。
「あまりない。今まで、自分の中ですべてが順調だったような気がする。心の中でいつかは、こういう日が来るんじゃないかと、心の中の本当に小さな部分なんでしょうけど、どこかで怯えている自分もいたような気がする。また、これからも自分の中で怯えていた部分を持ち続けてまで試合に出続けた方が自分にとって良かったかどうかも分からない。こうなってしまった以上は、また違った心境でこれからやっていけるかもしれない。その辺を自分の中ではいいようにとらえていきたい。」

 ――今後の予定は。また今までと同じ選手として戻ってくる自信はあるか。
「抜糸は手術後2週間、骨がくっつくのに6週間。それ以降にトレーニングを始められると聞いている。けがの回復にいいと思われるものはどんどんやっていきたい。復帰については、今年中に戻りたいと思っているし、けがをしたからといって、今までより劣るパフォーマンスでは戻ってきたくない。今まで以上のパフォーマンスが出せるぐらいの気持ちを持って、今年中に戻ってきたい。」

 ――声明文で謝罪した訳は?
「I apologized to my teammates because I'm not going to be there, that they have to battle [without me] given the situation I'm in. Certainly, it's my first time going through an injury like this in my career. The best thing I can do at this point is to think about coming back and staying positive. 」

~(毎日新聞など参照)~


久々に対面したトーリ監督の話。

「あれは1年目の4月、確かミネアポリス遠征だった。少し調子が落ちていたし、人工芝だったので、休ませようとしたら、広報部長から連続試合記録のことを聞き、ヒデキにとって大切なものだと初めて知った。もし彼より優れた選手がいれば当然起用していたし、相手投手との兼ね合いで先発を外したこともあった。でもヒデキは毎日準備を怠らず、勝利に必要な選手。私にとって、記録を止める理由はなかったし、ヒデキとはどんなときでも気軽に話してきた。」

「元気そうな顔で安心した。(連続出場に関して)松井より優れた選手がいなかったから起用してきただけだ。He's a special talent. When you look at the numbers and the production numbers, he's been everything we hoped for. Yeah, he didn't hit 50 home runs, but that wasn't really important. It's how many runs you knock in. That's the important thing. しばらく退屈だろうが、焦らずに戻って来てほしい。残念だったけど、しっかり治してくれ」 

「It was nice to see him. The last time he left, he was really uncomfortable; it makes you happy to see somebody in your own family back.(松井選手が球団関係者に申し訳ないと話したことについて)日本の文化というものがそういうものなんだろう。彼の責任感の大きさもあるだろうけども、別にスキーをやって骨折したわけではないんだから、申し訳ないという気持ちは必要ない。」



 
松井選手は、ケガなどでプレーできなくなり記録が途絶えることについて、心の何処かに恐怖心があったと語った。あのどんな緊張した場面でも平常心で対応出来る松井選手に怯えている気持ちがあったという。しかし、一方記録が途切れたことについては、自分は特別残念に思っていないとも話した。怯えるというのは相当なことで、見えないプレッシャーが松井選手にかかっていたと考えられるが、その重圧は、毎日試合に出続けることが、自分のためではなく、すべては、応援してくれる周りの方やファンの気持ちを考えるが故に松井選手の肩に重くのしかかっていたということか。これで、どれだけ松井選手が、ファンのことを考えてプレーをしてきたかが分かった気がした。
あるアメリカメディアの記事に松井選手を威厳と品位があり、私利私欲のない、チームに順応した選手と評している部分があった。言葉の壁はあっても松井選手の良さは、しっかりアメリカの人たちに伝わっているんだなぁと感じた。
松井選手は、自分のことは二の次で、常にチームのこと、ファンのことを第一に考え、周りの人に勇気や元気を与えることで喜びを感じて、そこからパワーを貰いプレーするタイプの選手なんだと今回の一件で改めて確信できた。
1768試合連続出場は、松井選手が、自分のためではなく、人のためにプレーしていたからこそ生まれた大記録だったのかもしれない。これは、人格者でなければ本当の偉大な選手にはなれないということを表しているのだろう。

会見で、松井選手は今回のケガを極めて前向きに捉え、これをステップに更に自分を高め上を目指そうとしていることが伝わってきた。リハビリをしながら復帰に備える松井選手の目に、これまで慣れ親しんだ野球がとんな風に映り、それが今後の野球人生にどんな風に好影響をもたらすのか、非常に楽しみです。

米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手が12日、当地の病院で骨折した左手首を固定する手術を受けた。手術は成功し、13日午前に退院の予定。プレー再開に、早くても3カ月かかる見込みで、前半戦の復帰はなくなった。ヤンキースは同日、松井秀を15日間の故障者リストに載せた。
 球団広報によると、12日午前6時10分(日本時間同午後7時10分)に麻酔室に入った松井秀は、同45分に麻酔を受け、約2時間の手術に臨んだ。
 骨折したのは親指付け根の近くにある橈骨(とうこつ)の部分。関係者によると、骨折部位をピンなどで固定する手術で、ピンを除去する再手術の必要はないという。骨折は1カ所で神経など他の部位の損傷はなかったという。午後12時45分。無事に手術を終えた松井が病室に戻ってきた。「手術は完ぺきだった」。ヤンキースのチーム・ドクターのスチュワート・ハーシュ医師は断言した。
 当面はギプスで左腕を固定し、2、3週間後にギプスを外してリハビリテーションを開始する。
(共同通信)- 5月13日


松井選手は、球団広報を通じてコメントを発表。

「けがをしたことについては残念だし、チームに迷惑をかけて申し訳ないと思っています。また、元気にグラウンドに立てるようにがんばっていきます。連続試合出場に向けて、毎試合起用して頂いた事は、トーリ監督に感謝しています。」

それに対してのトーリ監督のコメント。

「本人がチームと球団に対しいかに責任を感じているかを表す言葉だ。前にも失策を犯したとき、自分に謝りに来たことがある。連続出場について本人は感謝していたみたいだが、記録に関係なく、あいつ抜きのメンバーが考えられなかった。打順を決める時にヒデキの名が書けない。こんなことは想像もしなかった。わたしの感じでは、完全な状態で戻ってくるのはシーズンの最後じゃないか。」

「橈(とう)骨の骨折で最低3カ月はかかるだろう。彼は特別な選手。復帰までにやることがたくさんあるし、(左打者にとって)左手は球を強くたたくのに重要だ。今季終了までに戻ってきてくれれば。ゲーム前にミーティングを開いて選手には説明した。チームにはベテランが多いし、みんなの力でなんとか乗り越えたい。」

トーリ監督が、試合前ナインに投げかけた言葉。

「ヒデキはビッグ・ガイ(大切な選手)だ。彼がいなくなるのは痛い。たぶん、レギュラーシーズンでの復帰も難しいだろう。でも、きっとプレーオフには戻ってきてくれると思う。その日まで、みんなで力を合わせて頑張ろう!!」

キャッシュマンGMは、術後松井選手の元を訪れた。

「He's a very special man. As good a player as he is, he's better as a person. You want all your players to be like him.」

オーナー・スタインブレナー氏は広報を通じコメントを残した。

「松井は素晴らしい選手であり友人。故障は本人、そして日本の友人たちにとっても残念だろうが、たくましい彼のことだからきっと強くなって戻ってきてくれると信じている。」



昨日終日、メディアは松井選手のケガについて、松井選手が抜けることによる周囲への余波について伝え続けた。そして、今日ヤンキースタジアムでは、松井選手のいない試合が行われた。なんだか不思議な感覚だった。いつもテレビで見慣れているはずのスタジアムなのに、見知らぬ土地へ来てしまったような違和感を覚えた。これまで松井選手の目を通してメジャーリーグという風景を見ていたんだなぁということを実感させられた。
いるはずの選手がいない球場、松井選手のプレーで何度も観衆が沸いた球場を静かに眺めていると、これまで松井選手が、連続試合出場し、その試合すべてで全力プレーをして、観ている人に何を伝えたかったか、そして何を伝えてきたかが少し分かった気がした。

松井選手が、再びピンストライプに身を包みヤンキースタジアムに戻ってきた時が、野球人生の新たなスタートとなる。もしかしたら、その時、松井選手の目の前には、少し違った景色が広がっているかもしれない。根底に流れる信念は変わらず、更にその上に新たな精神的支柱、新たな境地、新たな目標を持った松井選手のプレーを心待ちにして復帰を待つ。

アメリカメディアの伝えた5月11日”Killa For Godzilla ”

”After Surgery, Matsui Apologizes for Injury ”

【追記】
アメリカメディアの伝えたマツイヒデキ。

Now Mats class, Barry

The most famous athlete in the world right, one with all the trappings of fame including his own ridiculous reality television series, is a talented, mean-spirited left fielder named Barry Bonds. We are supposed to hang on every swing and every word as he gets ready to pass Babe Ruth and then set his sights on the great Henry Aaron. There is the rest of the baseball season and there is the circus that is Bonds. Who apologizes for nothing.
Then there is the left fielder for the Yankees, Hideki Matsui, who dives for a ball the other night against the Red Sox and breaks his wrist and apologizes afterward for getting hurt and letting everybody down. The most famous quote to come out of him since he comes here from Japan is that.

At a time when we demand to know as much as possible about our celebrities, in and out of sports, when it sometimes seems as if it has become some kind of wretched Tom Cruise world, the only thing we know about Matsui is the way he plays the game.

One of the most admirable players the Yankees have, and one of the best, tells us hardly anything until he gets hurt. Then he says he's sorry. It is worth pointing out again, now that he is out of the lineup for a long time, that he is as much a Yankee as any of them.

In Japan, of course, the coverage of Matsui, even after he has been a Yankee for years, is constant and immense, an army of Japanese media covering Matsui the way Bonds is covered these days. It is different here, where Matsui only communicates with us through a translator, and through his baseball. If you think about it, it wasn't much different for DiMaggio when he played. It frankly isn't all that different with Derek Jeter, who blessedly doesn't go through life thinking he has to take his own temperature for the media every single day.

This is a good thing with Jeter. Same with Rivera. Same with Bernie Williams, his whole career. It was why it was so shocking the other night to see Bernie flip that batting helmet at home plate umpire Charlie Reliford. He apologized the next day. Not one of those apologies from modern athletes, the kind where they say they're sorry if they offended anybody.

"My actions are unacceptable," Bernie Williams said.

There is a reason why he is cheered the way he is at Yankee Stadium, and it isn't always because he has been around the place forever. Williams acts the way old Yankees used to act. So does Jeter. And Mo Rivera. And Matsui, who gets hurt laying out in the first inning of a game against the Red Sox in the middle of May.

The Yankees say they will try to replace Matsui from within. For now. We'll see what happens if they start to lose some games. But nobody they bring in will fit the team and the place and the uniform better than the left fielder who got hurt the other night, then issued a statement that for him was like the longest speech of his Yankee career so far:

"I would like to thank Joe Torre from the bottom of my heart for having been considerate of my consecutive games played streak (1,769 games, starting in Japan) these past several years and for placing me in the lineup every day. I feel very sorry and, at the same time, very disappointed to have let my teammates down."

In a world where we want more and more from our sports stars, where every play and every quote and every call is analyzed and over-analyzed, where the world of sports is louder than New York City, Matsui reminds us of something:

Sometimes less is more.

In a sports culture that becomes less civil by the day, Matsui, from another country, brings dignity from another time. In that way, our left fielder is the opposite of the one in San Francisco.

~(NY DAILY NEWS)~


Heartbreak in the Bronx

May 12, 2006

The Yankee/Red Sox contest in the Bronx Thursday was finally played to a conclusion in three hours and 59 minutes. It was a tough loss for the team and its diehard Yankee fans, but the heartbreaking moment came much, much sooner.

Yankee starter Shawn Chacon, who would struggle with his control the whole time he was on the mound, delivered a first-pitch ball to Kevin Youkilis at 7:08, and five throws later the Red Sox first baseman reached safely when Yankee Captain Derek couldn't control his hot shot into the shortstop hole. A look at the line score will tell you that the Sox failed to score that frame. But I can't help but wonder if Hideki Matsui would have made such a dangerous attempt to corral second batter Mark Loretta's soft liner into short left field if the Sox hadn't gotten something started so soon.

Matsui charged the sinking quail with abandon, and with a stretch and a reach he got to the ball just off the grass, but his momentum sent him rolling over his gloved left wrist. That the ball rolled free was disappointing, but immaterial. But that the gritty, gutsy Matsui came up grasping his wrist in pain was anything but. He gamely recovered the ball and held Youkilis at second, and then collapsed in agony. It is two weeks into May and the Yankees have lost two thirds of their vaunted starting outfield to injury, and who knows when we'll see Hideki patrolling left field in the Stadium again?

Bernie Williams entered the game to play right field after Matsui's loss, with Bubba Crosby switching to left. Speculation has been rampant how well Williams would handle corner positions after 15 years in center. He did well in helping the Yanks to escape the first unscored upon, making a long run to catch a tricky pop along the side wall with one down, but a tragic Bernie mistake later on would cost the Yanks the game.

The Yanks tried to put the loss of their teammate aside and take the game, for themselves, their fans, and Matsui.

even if the most stoic among us can takle this loss with a grain of salt, it's hard to find soothing words for the beloved Mr. Matsui and his pain, and how the club will replace the relentless play he brings each night to this game. Late rock icon Elvis Presley's monster hit Heartbreak Hotel hit the charts in the United Kingdom back on May 11, 1959. Fans will continue to flock to Yankee Stadium in record numbers this season, I'm sure. They'll enjoy their time spent in the home office for baseball rooting on the Yanks, just three short years from its scheduled replacement.

It's a place of mystique, of aura, of unequaled excellence afield and unprecedented success. Many, myself included, call this place where Ruth, Gehrig, DiMaggio, and Mantle played the Baseball Cathedral. But until Hideki Matsui can play left field again, it will be a bit of Heartbreak Hotel as well.

~(NYYFans.com)~


Matsui speaks perfect English with apology

Published May 15, 2006

Hideki Matsui didn't just break his wrist last week. He broke the first rule about discussing the incident.

He actually sounded sincere.

"Due to this injury, I feel very sorry and, at the same time, very disappointed to have let my teammates down," the Yankees outfielder said.

It was a bit stilted, but so is Matsui's English. The funny thing was he didn't have anything to apologize for.

Even New York fans don't usually hold players responsible if they break bones in the line of duty. But Matsui is from Japan, where they emphasize taking personal responsibility.

Then there is our culture. Almost any time a star messes up, their first responsibility is to stiff-arm the issue and insult our intelligence.

That's done through the famed statement release. It is written by a spinmeister whose job it is to make Larry The Cable Guy sound like Sir John Gielgud.

There have been some fine orations lately, like the statement the Dolphins put out after Jason Taylor was accosted by two skinheads.

"My wife and I were the victims of an unfortunate incident late last night, but we are both fine. I truly appreciate everyone's concern and am looking forward to enjoying a great day of golf at Derrick Brooks' charity event here in Tampa."

Other than that, Mrs. Lincoln, how did you enjoy the charity golf tournament?

Taylor hadn't done anything wrong, yet his PR people still made him sound like the Stepford Defensive End. The real classics come when a jock has to apologize. Elton John summed it up nicely in Sorry Seems to be the Hardest Word.

It's sad, so sad. It's a sad, sad situation. And it's getting more and more absurd.

Elton must have known Delmon Young was going to throw a bat at an umpire.

"I sincerely regret my actions in the game yesterday. Regrettably, in the heat of competition my emotions got the better of me."

The agent-produced "statement" by the Devil Rays' prospect went on to say that it's never right to throw a bat at an umpire. Remember that, kids.

If Young had been truly sorry, he would have issued an apology the old-fashioned way: by standing up in front of the world, taking out a piece of paper and reading a prepared statement with his loving agent by his side.

No wait, that didn't exactly work for Terrell Owens.

Genuine contrition doesn't require a prepared text. If anything, we'd at least respect players a lot more if they would be honest and say they're not sorry.

He's a major-league blowhard, but David Wells was authentic in spring training when he decreed that Bud Selig should resign as baseball commissioner.

"There's so much hatred against Bud right now. It's a joke. Nobody likes him."

That sounds like Wells. After being sent to the principal's office, these are his words in a statement released by his agent.

"Mr. Selig's job subjects him regularly to close scrutiny by all who work in and follow the game. That job should not be made even more difficult by unwarranted personal attacks."

Thank you, Sir David.

It's undoubtedly hoping for too much, but maybe they will learn from Matsui. If you want people to believe you, start by being yourself.

Course, I could be wrong about all this. If so, I sincerely apologize and nevertheless look forward to enjoying a great day of golf at Derrick Brooks' charity event.

~(Orland Sentinel)~


The answer is patience

The slugging outfielder, a major run producer in the middle of the Yankees' lineup, lay crumpled on the outfield grass, writhing in agony. It was apparent he had been seriously hurt, his season in jeopardy; a major blow to a team that began the day a game and a half out of first place.

One last observation about Matsui. In a little more than three years, he has proved to be a man of dignity and class, a selfless, team-oriented player thoroughly schooled in fundamentals, possessed with great instincts and a work ethic that makes him a throwback to the likes to Lou Gehrig and Cal Ripken, Jr.

It's a tribute to Matsui that he had not missed a game in more than a decade on two continents, and an even greater tribute to Gehrig and Ripken that Matsui's consecutive game streak was only slightly more than halfway toward those Iron Man streaks. Gehrig and Ripken are not only are to be commended for their dedication, they were both extremely fortunate to have avoided the kind of streak-breaking injury that Matsui sustained.

~(YES NETWORK.COM)~


Matsui's injury: Hideki Matsui broke his wrist during a Thursday night loss to the Red Sox. He's set to miss about 3 months. This is clearly a very tough break for Hideki. Hislong consecutive games played streak came to an end. Much ado has been made about this streak. Some have argued that it's hurt the team. Why some people believe that is tough to figure. Playing every day hasn't stopped Matsui from being a productive player with the Yankees. It has only gotten a potent bat into the lineup as often as possible. It's not like people complain about Alex Rodriguez or Derek Jeter being in the lineup constantly. If anything, it can be argued that too much rest is what really hurts Matsui as evidenced by his poor ALDS last season, a stretch that had the Yankees idle on 3 of 8 days. Now those who wanted the streak to end get their wish at a major cost to the Yankees. Matsui's injury is quite frightening. It's the kind of thing that could take a long time to completely heal (if it ever does). Hideki will be missed. He brings a professional demeanor everytime he takes the field. He plays the right way. Baseball is just as big of a loser as the Yankees because of Hideki's ailment.

~(George's Yankees Blog)~

左手の使い方の重要性を再認識

一年目が終わり、外角球を左方向へ遠く運ぶには「左手を意識して振ればいい」と判断し、練習を重ねた。これが、2年目の飛躍につながった。しかし、3年目、左方向への強い打球が影を潜めた。それに対し松井は、「無意識で左手を使えるようになり、『オーケー』って勘違いしちゃったんだろうね。もっと徹底しなきゃダメだった。」と語った。

060405_fuji_takeback
それを受けて、今年、キャンプで左手の使い方について取り組んだ。

松井は、マスコットバットを左手一本で持ち、下半身との連動を丁寧に確認しながら右手を添えず素振りを行う。

「僕の場合、右投げ左打ちのバッターだから、どうしても利き手の右手が強い。右利きですから。左手をもっと上手く使えたらもっといいバッティングが出来ると思います。」

メジャーの一流打者には左投げ左打ちの怪物が多く存在する。ボンズやオルティスは、打者から見て逆方向・レフトへいとも簡単に強い打球を繰り出していく。この左手一本の素振りが、松井の中で足りない力と力のバランスを補い、打撃スタイルを確立する手段となる。

この左手の使い方の延長線上に、外角球に対して「体の回転を止めて腕を振り抜く感じ」という左方向への打撃があるのかもしれない。体の回転を止めて、開きを抑え、左手主導の振り抜きでボールを押し出すということか。

トップの位置を深く取る

昨シーズン終盤、「全体のバランスが崩れない範囲で、やや大げさにテークバックをとってみた。」
その結果次のような答えを得た。

「外寄りの球は引き付けて振らないと、バットが届かないし、強く打てない。引き付けて、なおかつ(スイングの加速に必要な)ボールとの距離を確保するには、体の回転軸が投手側へズレちゃいけない。軸を固定したければ、結構、思い切って腕を後ろへ動かした方がいいみたいだね。」

ボールを体のほうに呼び込むために、重要になってくるのが左手だという。もともと松井選手は左手が不器用で得意じゃない。その左手を上手く利用するために、トップの位置を去年より深く後ろに入れてボールを引き寄せようとしているらしい。トップの位置をより深く取ることによって、ボールを体の近くまで呼び込んでも、バッティングに重要なボールとバットとの距離が、確保しやすくなるということか。

テイクバックを従来より深くとり、その姿勢でどこまでバランスを崩さずに球を引きつけられるかがキャンプのテーマだったという。

「その分いろんな対応ができるようになる。それだけ対応できる時間をつくることになる」


始動を早くする

松井は常々、「打つ前が問題」と話している。今シーズンは、まず、速い球に対応するために始動を早くした。そうすると、始動が早い分、遅い球に対してもきっちり引き付けて打つため、その姿勢を少しでも長く維持できることが必要となった。流動的な打撃フォームの中で長く球を見るため、完ぺきなバランスを求め続ける。

スタンス・ステップを小さくする

「要は体の軸ですよね。軸をなるべく動かさないようにして打ちたい。スタンスが広くなると軸もそれだけピッチャー寄りにズレてしまうことになる。だから、軸をなるべく動かさないために、ステップもそんなに大きく取らないということです。今の自分のやっていることが、ちゃんと出来ていればインコースに対しては対応できると思います。」

(参照:フジテレビ・すぽると、各種ニュース記事)

今年の松井のバッティングは、「早く始動を開始し、テイクバックを深くとり、ギリギリまで絶妙のバランスを保ちつつボールを引きつける。そして、ステップはやや小さく体重を軸足に残したまま、左手主導でボールを強く捕らえ、体が開かないように振りぬく」ということになるのかもしれない。

松井が重視しているのが、ボールをなるべく長く見るということ。そのバッティグを実現するために、絶対に軸が、ピッチャー方向にズレてはならない。そこから、トップの位置の変更、スタンスの幅の変更、左手重視の軸足回転のバッティングが生まれたということか。

060402_nhk_matsui
「やはり去年、地区シリーズで負けてしまって、しかも自分が最後チャンスに打席に立って、試合を終わらせてしまったというあの悔しい事実というのは、ずっと心の中に残ってますね。これまで子供の時から野球の試合をたくさんやってきましたけど、やっぱり、心の中に残る敗戦というのはそんなにたくさんはない。」

この地区シリーズ、松井選手はエンジェルス投手陣に20打数4安打、打率.200に抑えられた。内角を徹底的に攻められ、本来のスイングが出来なかったことが原因だった。完全にフォームを崩されてしまった松井。「体の軸」がブレてしまっていた。
去年の悔しさを晴らすために軸をブラさずにスイングすることがテーマとなり、バッティングフォームの試行錯誤が続いた。その結果、スタンスに微妙な変化が現れた。
060402_nhk_stance
僅かだが、去年よりスタンスの幅が狭くなった。その結果、軸をブラさずにスムーズに体重移動をすることが出来るようになり、内角への球に対応しやすくなった。

「要は体の軸ですよね。軸をなるべく動かさないようにして打ちたい。スタンスが広くなると軸もそれだけピッチャー寄りにズレてしまうことになる。だから、軸をなるべく動かさないために、ステップもそんなに大きく取らないということです。今の自分のやっていることが、ちゃんと出来ていればインコースに対しては対応できると思います。」

日を追うごとに松井は改良した打撃を自分のものにしていき、その成果が、3月23日のアストロズ戦でのホームランに現れた。緩い変化球をギリギリまで呼び込んでのスイング。軸もぶれることなく強くボールを叩いた。

「相手はタイミングを外そうとして緩いカーブを投げてきたんですけど、軸もぶらされることなく非常にいい形で待てたし、緩いボールに対してもあれだけ強く振れてたし、内容も結果も最高のものとなりました。」

年々対戦する投手の攻めが厳しくなる中、少ないチャンスをいかにものにするかが問われている。

「一球を逃さない集中力でしょうね。あとは、それと相反するように感じるかもしれないですけど、いかに我慢できるか。打ちたいボールを我慢できるか。打ちたくなるような場面でも、打たなくていいボールを我慢できるとか、その辺の自分のしっかりボールを見極める力が大事になってくる。」

【梨田氏・解説】
「軸がブレない」とは、おへそと頭を結ぶ体の中心軸が、傾いたり前に突っ込んだりせずに、おへそを中心に回転できること。松井選手は、去年に比べスタンスを小さくして前に突っ込むのを防ごうとしている。以前の形だとオーバーステップしてバランスが崩れやすかったのでは。

また、昨年は、構えた時の左肘をかなり張っていた。そうするとバットの出が悪くなる。今年は、あまり肘を張っていないように見える。更に、構えた時のグリップの位置も去年より上がっている。

元々松井選手はインコースを苦手としていて、その分、肩で振ろう、肩で回ろうという意識が非常に強かった。ここを軸回転で打つことで克服できればアウトコースに対しても対処できるようになるのでは。

~NHK・BS1「ここが注目!2006MLB・開幕直前・日本人大リーガー」(4/2)より~




去年の松井選手を見ていて、ややステップの幅が大き過ぎるのではないかという印象が少しあった。ステップの幅が大きいとボールへと伝わる力が分散してしまうのではないか、また、下半身に遊びがなくなり様々な球種への対応能力が落ちてしまうのではないかという勝手なイメージが頭に浮かんでいた。
今年、スタンス、ステップの幅を狭めることによって、松井の一番大切にしている「打ちにいくまでのバランス」が崩され難くなる以外にも、下半身の力、軸回転の力をスムーズにボールにぶつけることが出来たり、スイングに余裕が生まれたり、色々な利点が出てくるような気がする。そのようなバッティグをしている選手としてA.ロッドの名前が思い浮かぶ。A.ロッドのステップ幅は小さく、バネのような下半身の力を打球へ十分生かせているような気がする。

軸がブレないことで、インコースに対応しやすくなったというのは、どういうことか。これまでよりステップの幅を小さくすることによって、バットがボールを捉えるまでの時間が短縮され、また、ピッチャー寄りへの体重移動が少なくなることで、その場回転でよりコンパクトなスイングが出来るためにインコースへの対応能力が上がるということなのかなと感じた。

去年までに松井が獲得してきたバッティング理論を基本軸に、今年新たに加わったマイナーチェンジで、いよいよ松井選手の4年目のシーズンが始る。

甘い一球を逃さない確実性、初球から打ちにいく積極性があれば、バッター有利なカウントになりやすいという古田監督の信念がある。それらの姿勢を見せながら、松井選手が語っていたようにきちんとストライク・ボールを見極めるという自分をきちんと律することの出来る力を身につけ、四球が増え出塁率が上がることを期待したい。
バッター有利なカウントが増えれば、それだけ甘い所に球が来る確率が高くなり、ホームランも増加するという好循環を生めばいいな。

060401_ntv_title
山下監督について

松井:厳しさ、優しさ、野球に対する情熱、色んなものを教わりました。だから高校三年間と言うのは、多感な時期ではありますが、そういう時期にまた先生に出会って、その後の色んな野球生活の中で非常に土台になっているものを学んだんじゃないかと思います。

高校時代の松井選手

山下監督(星稜高校):中学の時は、ピッチャー、キャッチャー。だけど、それ以上に松井君の潜在能力の高いものは何かないかと探した時に、やはりバッティングだということで打者に転向させた。最初はやはり、王さんを目指せということでファースト。一年の秋に今度は、長島さんを目指せということでサードへもっていきました。三塁というのは声を出し、闘志を出さないといけない。どちらかと言うと松井君は優しいですからね、三塁手で、僕がガンガンノックしていた。最初のノックが三塁なのでそこで勢いを大事にしないとチームに迷惑がかかる。ということでサードにもっていって、それが松井君の野球の集中力を生んで、バッティングも良くなった一つの要因だと思います。

松井:王さん、長島さんという話までは、当時は理解してなかったですけど。でも僕も最終的にはサードをやりたいと思っていたので。まず最初の日、ブルペンに入ってピッチャーをやって、バッティングもやったんですね。バッティングで、公式ボールを初めて打ったんですが、凄い飛んだんですよ。自分でもびっくりして、公式ってこんなに飛ぶんだと思ったんです。そのあとに監督さんに「ピッチャー意外でどこやりたい?」って言われたんですよ。てことはピッチャークビだな、これでピッチャーをやることはないなと思った。僕はその時サードって言ったんですよ。サードは2つ上のキャプテンがいたので最初はファーストをやらしてもらって。で、それからはサード。

高校の厳しい練習について

松井:僕はやっぱり野球が好きでしたから、今ももちろん好きですけど、厳しくやるのが当たり前だし、うまくなるためにやるのは当たり前だし、勝つために練習するのは当たり前だし。僕はキャプテンをやってましたから、周り他の選手への影響も常に思っていたし、なるべく自分自分と思うよりもキャプテンをやっている時は特に周りを見るようには常にしていました。

トーリ監督との関係

広岡広報:やっぱり一年目、二年目というのはお互いが凄く気を使っているのを感じた。松井選手からするとトーリ監督は上司で、トーリ監督からすると松井選手は部下なんですけど、異国の国から来た異文化を体験している部下。お互い気を使っていて、トーリ監督から、こういうときはどうしたらいいんだろうと相談されたこともある。ただ三年目、四年目に関しては、もうお互いが通訳がいなくても打ち解けているし、阿吽の呼吸でやっているのが分かりますよ。

松井:ファイティングスピリットを見せなかった時は怒るよね。それ以外、一生懸命やって何かした時があっても怒る事はないし。

日米の練習方法の違いについて

松井:なんでもシンプルにシンプルに考えようとするんですよね、アメリカの人達って。日本っていうのは、野球というスポーツが難しいスポーツだと捉えているとは思うんですけど、それを本当に細かく追求していっていますよね。その辺の違いは練習方法にも出てきますよね。日本の方が細かいし時間も長いし、厳しく管理している気はしますけど。アメリカは選手を大人の扱いしますよね。チーム全体の練習時間は短くて、頭の中で理解すれば、いざというときは、出来るだろうという感じですよね。合理的といえば合理的なのかもしれないですけど、日本の方が見れば軽い練習に映るかもしれないですね。自主性を重んじるという感じで、足りないんだったら自分でやれという感じですよ。早く来て打っている選手もいるし、遅くまでやっている選手もいるし、ウエイトトレーニングしている人もいるし。

山下監督:こっちの練習は日本の半分ぐらいだから楽じゃないですか。しかし、反対に松井君にはプレッシャーがかかるんじゃないかな。それだけ大人扱されますから、そういう点では大変だなぁと。午後の練習の自主トレは大事だなと思いますね。

060401_ntv_phot
060401_ntv_phot2
個人よりチーム

松井:野球というのはチームスポーツですよね。チームスポーツなんだけど個人の要素が多いスポーツなんですよ、野球というのは。そこで個人に走る選手と走らない選手というのがいるわけであって、常にそういう環境で野球をやっていたからこそ僕は、自然と常にまずチームありきで何でも考えられるし、チームの言うことには何でも従うつもりだし、そこで自分のわがままを言うことによってチームの頭痛の種を増やそうとは思わない。

ニューヨーク記者の今季の予想

ニューヨーク・ポスト紙・記者:打率.295 本塁打29本 打点109 私の予想は、松井選手のこれまでの成績の平均。今年も松井選手は同じような成績を残せるんじゃないかな。3、4年選手を見ていると、その選手が活躍するか分かります。今年もいつも通りの松井でいい。特に何かを狙う必要はないと思う。

ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙・記者:打率.315 本塁打27本 打点115 松井は三年間安定感を示したし、多くのメジャーの投手とも対戦した。去年より成績が上がってもおかしくないよね。松井にとって大事なのは、安定したプレーを今年も見せることです。監督は、チャンスに強く、ダブルプレーを取られない松井を評価している。今年も活躍すれば、ラインナップの中心になるだろう。

調子の悪い時の松井選手について

広岡広報:どうも元気ないなぁという時は直ぐに顔に出ます。口数が少なくなってきたりすると、どうしたんだろうとか、冗談言っててもノリが悪いなと思うとアレッと思いますからね。そこは日々、朝会ってポンッと分かります。それは非常に便利と言えば便利だし、いいことだとは思っています。もともとベラベラしゃべるタイプではないから、やっぱり胸に秘めたものを活動源にするタイプじゃないですか。だから痛くても痛いとあんまり言わないし、こっちから言わないと分からないですからね。今いる立場はサポーターだから、早く彼の考えていることを理解しなくちゃいけないし、分かってなくてはいけない。そういう意味ではいろいろ考えてます。

昨年の契約について

ヤンキース副社長:契約の決断は簡単だった。それは、3年間の活躍、存在感、そして人間性を考えてのことです。初めから契約を望んでいましたが、契約の内容で少し時間がかかりました。
ヤンキースでは尊敬される選手がどんな存在なのかを知る必要があります。松井は、野球の才能に加えて、日本にいる時から尊敬される存在だった。松井は時間と労力を惜しまずにファンが何を求めているかを考えて、交流する。ニューヨークという厳しい場所で松井はそういうことをしてきた。松井は、いつも誠実にファンやメディアと接してきました。私達にとって松井は、ヤンキースの「誇り」です。

長島元監督の言葉

広岡広報:『普通のプロ野球選手のピークは、おそらく28、29だろうと。ただ、松井に限っては、心技体が一緒になるというのは、たぶん32、33だと俺は思う。』で、その32が今年なんですよね。だから僕は数字的には本当に・・・、もちろんワールドシリーズで勝つことが最終的に最高の目標なんですけど、やっぱり、ホームランも打率も打点もかなりの数字が出ると思うんです。

060401_ntv_word
今年の目標

松井:これは毎年変わりませんが、チームスポーツである以上、チームとして勝つことが一番の目標だし、プロの選手ですから、一個人としてももちろんいい成績を残したいですし、健康で全試合出てチームの大きな力となってチームが勝ってくれればそれが一番嬉しい。

~日本テレビ「ヤンキース松井秀喜 ワールドチャンピオンへの道 」(4/1)より~




松井選手は、高校ではキャプテン(小・中学校でもキャプテンを経験)を務めた。松井選手は、「キャプテンは、常にチーム全体を見渡せて、尚且つ自分のプレーもしっかり出来る人でなければならない。自分以外のことも見渡せる余裕のある人じゃないと駄目です。」と語っている。そういった環境での経験が、今の松井選手の「個人よりチーム」という考え、そして「今チームが何を自分に求めているかを冷静に判断する力」を作る土台となっているのだと思う。
こう考えると、松井選手は、星陵高校野球部に掲げられている訓示

『心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる』

という言葉を大切にし、それを忠実に実践してきた人なんだなぁという印象を受けた。

長島元監督の言葉には重みがある。僕も、松井選手は今一番選手として一番脂が乗っていると感じる。ということで、少し今年の予想を上方修正しました。(^^)

Better have a thick skin to go along with the strong arm and sweet swing

上記のリンク記事に、ニューヨークという街のチームがどれだけ注目されているか、そして、そこに所属する選手たちが、どんな環境でプレーしているかが書かれていた。

松井選手が「決断した以上、命をかけて頑張りたい。」と言ってニューヨークに渡ってから、4年目になる。松井選手は、1年目から、しっかりとヤンキースの一員として機能し、競争の激しいチームの中で今のポジションを確立した。これがどれほど凄いことだったのか、この記事を読んで改めて実感した。元々アメリカにいた選手でさえも、ヤンキースというチームに入ったことで、自分の力を十分に発揮することが出来ず去っていったプレーヤーもいる。
松井選手は、日本で一番注目度の高い巨人にいて、最も責任の重い4番を務めてたとはいえ、全く環境も言葉も違うアメリカ・ニューヨークで、そこの野球に適応していくまでには、相当の精神的重圧や葛藤を経験してきたことだろう。

3年が経過し、色々なメディアを見ても今や松井選手は、確実な戦力としてて認識されており、今年は、正式ではないが、副キャプテンを指名され、精神的にもヤンキースを引っ張っていく存在へと成長した。

ここまでヤンキースで、結果を残すことが出来たことと、3年連続100打点以上を記録しチャンスで強いクラッチヒッターとして認知されていることとは、なんらかの関係があるような気がする。
追い込まれても、決してマイナス思考にならない、前向きな考え方が松井の体にしみこんでいる。そして、悪いことは引きずらず、気持ちの切り替えが上手い。日本のファンを裏切ることはできないという心の底にある熱い想い。キャッシュマンGMは、松井選手のそういう人間性を含めて初めの契約を結んだのかもしれない。

今年の松井選手の色々な発言の裏に、今シーズンにかける意気込みは相当なものがあると感じる。今年こそ、松井選手とワールドチャンピオンの美酒を味わいたい。

060307_matsui_smile あるブログに松井秀喜選手の今年の展望が書かれていた。

Looking Ahead to 2006 - Left Field

YB Community Projection: Hideki Matsui

2006 Team Previews: New York Yankees, Positional Players

守備に関しては、昨年よりも伸びしろがあると考えるのは、難しいのかもしれない。しかし、バッティングに関して、松井は、アメリカの野球に対してまだまだ進化の途中だと信じています。
松井は、メジャーに渡って1年目を「学習」の年、2年目を「対策」の年と総括したそうだ。2年目の9月、ほんの遊び心から打席に入った時、右足を引きオープンスタンスに構えることを思いつく。そして、レッドソックス戦、マルティネスから微妙に変化するボールを打ったホームランがメジャーでの理想のバッティングを掴むきっかけとなった。この時、ボールを見る間が非常に長く感じられたという。「ボールを見る間をさらに長くして、ボールをバットの芯で捉える確立を上げる」というテーマを掲げ、3年目は、その「実践」の場ではなかったか。好調時、松井は、まさに理想とするバッティングを体現して見せた。4年目の今年は、何としても松井にとって「飛躍」の年になって欲しい。 4年契約の初年度。今年の結果が、今後4年間の松井の野球人生を左右するような気がしてならない。

松井は、今年更なるパワーアップを図ってきている様子。昨年の反省を踏まえてどのような改良を見せてくれるのか楽しみ。月5・6本のホームランを打てる力があるとして、シーズン通して調子を保って、34本打って欲しいなぁ。そうすれば松井に対して厳しい意見を持っている人も松井への見方がガラッと変わるはず。ホームランが34本となれば自然と長打率、四球(出塁率)も増加してくると思われる。
そして、監督にホームランより期待されている打点。どんな緊迫した場面でも100%理論によって常に平常心で打席に入れる強みを持つ松井選手のクラッチヒッターぶりで、今年もスタジアムを沸かせて欲しいです。

<過去通算打撃成績>
SEASON G AB R H 2B 3B HR RBI BB SO SB AVG OBP SLG OPS
2003 163 623 82 179 42 1 16 106 63 86 2 .287 .353 .435 .788
2004162 584 109 174 34 2 31 108 88 103 3 .298 .390 .522 .912
2005162 629 108 192 45 3 23 116 63 78 2 .305 .367 .496 .863

【今年の松井の希望的予想】
打率:.310、出塁率:.390、長打率:525、OPS:.915、打点:115、本塁打:34本

キーとなるのは、いかにに不調の時期を短くするかではないか。そこには疲労が大きくかかわってくると思われる。メジャーにも慣れてきた松井にとって、好不調を決めるのは「技術」ではなく「体調」だと語っている。「疲れていると、結局バットの振りが鈍いんですよ。技術的にどうのこうの言うよりも、今は、自分の体調によって、状態が左右されることのほうが大きい。同じ技術を持っていれば、全くそれで違ってくる。」
連続試合出場をしながら、どれだけ体調を万全に保って毎日試合に出ることが出来るか。今年も、精神的にも、身体的にも丈夫な松井選手を見たい。

松井選手は、バッティングに関して「絶対」は無いという。今年も、儚い「絶対の感覚」を求めて終わりなき闘いが始まる。昨シーズン、地区シリーズ第5戦・最終打席の悔しさを胸に…。

ある記事に以下のようなことが書かれていた。

フロリダ州タンパで始まったキャンプ初日の2月22日。練習開始の直前、本拠地球場レジェンズフィールドには観衆の拍手を受けながら選手が続々とグラウンドに姿を現した。

そこで松井のもとに真っ先に歩み寄ったのが、ジーターでもなくAロッドでもなく、新参組のデーモンだったのは少々、意外だった。何を話しているのか気になり、二人から十メートルほど離れたファールグラウンドで様子を見ていた。どちらも満面の笑みを浮かべて何やら楽しそうなのだ。

 練習後のデーモンに松井の印象を聞いてみた。一言「ナイスガイ」。しかし、キャンプ三日目を終えた時、今度は「インクレディブル ナイスガイ(信じられないほどいいやつ)」と評価は急上昇。「練習に臨む姿勢がすばらしい。今度はディナーでも誘いたいと思ってるんだ」とも語ってくれた。大物は大物の心を知るということだろう。

 「チームメートになることはすごく楽しみ。ヤンキースにとっても大きい」と言う松井選手。今年は松井選手が左翼、デーモン選手が中堅の守備に入る。四年総額五千二百万ドル(約六十一億三千六百万円)という同じ大型契約を結んだ二人に対する期待は大きいが、シーズン開幕までには名コンビが誕生しているに違いない。その時、またデーモンに聞いてみたい。「松井はどうだい」と。


松井にとってデーモン(32)の加入は大きなプラスになるような気がする。松井もデーモンについて非常に人柄の良い人だという印象を話している。松井より一つ年上と年齢も守備位置も近いデーモンは、松井のよきライバル・よき友となっていくのでは。この二人が切磋琢磨してヤンキースというチームを更に良いものにしてくれるイメージがある。

【参考:「マツイヒデキ」朝田武蔵著・日本経済新聞社】

5年連続ワールドチャンピオンから遠ざかっているヤンキース。

今年のヤンキースは、チーム、フロント共に例年とは違うワールシリーズ制覇への意気込みを感じる。
スタインブレナー・オーナーからは、早くも今年は勝つという優勝宣言が飛び出した。チーム内でも背水の陣で今年のペナントレースに臨むという危機感みたいなものがある。そんな中、松井秀喜も例外ではない。昨年大型契約を成立させ、今年にかける意気込みは人一倍強い。今年がもし、4年契約の最初の年でなかったら、もしかしたら出場を決意したかもしれないWBCも辞退した。

スタインブレナー・オーナーは、「(松井秀のWBC出場辞退は)彼にとっても、われわれにとっても、とてもいいことだ。何よりも、ヤンキースでプレーするということが重要なのだからな。まず第一に、彼はヤンキースの選手でなければならないんだ。我々も彼抜きにはやっていけない。彼はこの国に来た日本人の中で、一番のプレーヤーだよ。去年以上の成績?もちろんだ。」と語った。
ジョー・トーレ監督は、「打撃部門で松井に一番求めるのは打点。本塁打数にはこだわらない。犠飛やエンドランといった小さなプレーがわたしたちの助けになる。走者を置いた場面での強さを発揮してもらいたい」とチームプレーに徹する姿勢を評価し、「彼は我々に、小さくても大事なことを持ってきてくれた。チームにとって素晴らしい選手とは、そういうヤツのこと。新たな変化は求めないよ。」と語った。

このように、松井にかかる期待は大きく、松井もその見えないプレッシャーをひしひしと感じていることだろう。

松井の今年にかける決意は、オフにトレーニングをしてきた身体にも表れていた。

【身体サイズ】
今年去年との差
首周り45cm1cm up
胸囲118cm1cm up
ヒップ114cm5cm up
太もも右71cm3cm up
太もも左70cm4cm up
体重105.5cm3.5kg up
※体脂肪率変化なし

松井のコメント:「数字を見ると、太ももやお尻の周囲が発達したようですね。特に太ももが大きくなるということは瞬発力のアップにつながるということで、バッティングだけではなく守りや走塁面での効果も期待していますよ。頭で考えていることと、実際の動きの差が少ないんです。経験も、もちろんありますけど、トレーニングの質も上がっているんだと思います。」

2月20日からは日本から呼び寄せた専属トレーニングコーチの指導の下で、1日2、3時間の筋力トレーニングも続行中だという。
トレーニングでは万が一、落とした際のけがなどを避けるために必要以上の重たい器具を使わず、自分の体重を利用した方法で鍛えていく。鍛える部位は腹筋、背筋、手足の筋肉と体の全体に及び、日によって重点項目を変える。

深夜トレはキャンプインしてからも継続する予定で、3月上旬まで、昼はグラウンド、夜はコンドミニアムと昼夜2部制の練習に励むつもりだ。
(参照:サンケイスポーツ・スポーツ報知)

毎年、優勝することを宿命付けられているチーム。そのチームが、今年、崖っぷちに追い込まれている危機感という共通の感覚のもとに一致団結して、凄いことをやってのけてくれる気がする。

・ポリスの曲の替え歌。

今年、ヤンキースナインには、オーナーが文句をつけようのない戦いを期待。オーナーは、もうお年だし大人しくしていてくれることを願っています。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。