ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4打数・0安打・0打点・1四球  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 131 510 152 20 98 .298 .362 .492 .854
松井:2番・レフト先発出場
先発:チャコーン【L,4勝9敗】(IP:6.0 H:8 R:8 ER:8 BB:4 SO:3 ERA:3.72)

『対戦ピッチャー』
・vs ハリス(R)【Career:0-0 avg .000】:第1・2・3・4打席
・vs プッツ(R):第5打席

第1打席3-0-1 ランナー:なし 外角への逃げていく変化球を中心に見送って四球を選ぶ。

その後、ロドリゲスの四球、ジアンビのヒットと1死満塁とするが、先制点を奪えず。

第2打席1-2-2 ランナー:一塁・二塁 初球、インコース低めへ沈む変化球(126km/h)を打ってファール。2球目、外角高めへの速球(142km/h)を打ってファール。3球目、外角低めに逃げていく変化球(134km/h)をカットしてファール。4球目、速球(140km/h)が高めに外れてボール。5球目、外角やや高めへのスライダー?(124km/h)を打って平凡なセンターフライ。これまで外角へ逃げていく変化球を見せられていたが、最後の球は、初めて内に入ってくる球だった。松井はイメージしたのと違う変化を見せる球に意表を突かれ、踏み込んで打ちにいくも不安定なスイングになったのでは。また、緩い変化球に対して我慢し切れず、体の開きが早くバットが遅れて出てきたように見えた。

第3打席1-2-2 ランナー:なし 初球、外角高めへの変化球(124km/h)を見送ってボール。2球目、外角低めへ逃げていく変化球(134km/h)を打ってファール。3球目、高さは真ん中、外角への逃げていく変化球(134km/h)を見送ってストライク。4球目、外角低めへの緩いカーブ(121km/h)にかろうじてバットに当ててファール。5球目、高さは真ん中、外角への速球(143km/h)をカット。6球目、外角低めに沈みながら微妙に逃げていく速球(142km/h)を打ちにいくも、バットに当てるだけのバッティングになってピッチャーゴロ。見逃せばボールだったかもしれない。難しい球だった。

第4打席0-0-2 ランナー:一塁・二塁 初球、外角高めへの変化球(132km/h)を打ってピッチャーゴロ。タイミングが合わず、上体だけのスイングに見えた。

第5打席1-1-1 ランナー:なし 初球、外角やや高めへの速球(155km/h)を見送ってストライク。2球目、真ん中低めへの変化球(142km/h)を見送ってボール。3球目、外角やや低めへ沈んでいくチェンジアップ(140km/h)を打ち損じてファーストゴロに倒れる。タイミングを外され、バットの振りに力強さが感じられなかった。タイミングを外されているため、どうしても右腰が我慢しきれずバットのヘッドが利かないスイングに見えてしまった。

今日の試合は、2回・3回のマリナーズの攻撃がすべてだった。2回裏、ヤンキース先発・チャコーンはヒット、死球で満塁とし、ワイルドピッチの間に1点をマリナーズに献上。その後も、四球を与え満塁。内野ゴロの間に1点。そして、イチローに3ランホームランを浴びる。このイチローのホームランによるダメージは大きかった。この回、なんと5失点。四死球でピンチを広げ、長打を打たれるという、最もチームの士気が下がる点の取られ方だった。3回表にヤンキースが2点返すも、3回裏も悪い流れは続き、四死球で1死一塁・二塁。そして、二塁打とロートンの送球エラーなどもあり2点を失う。更に二塁打タイムリーが飛び出しこの回、3失点。
その後はヤンキース打線に元気がなく、5回表のロドリゲスのソロホームランで1点返すのが精一杯だった。
チャコーンは結局、6回を投げ被安打:8、四死球:6、8失点とう投球内容だった。その後、F.ロドリゲスが引き継ぎ、2回を無失点に抑える。

今日も松井は、気持ちとは裏腹に中々思い通りの打球が飛ばず、悔しい打席が続いた。多彩な変化球に翻弄され、松井自身のスイングをさせてもらえなかったように感じた。実際はどうか分からないが、ややバッティングに迷いがあるのかなぁという印象を受けてしまう。
2番という打順は3・4番に繋げるというのが大きな役割。松井が後ろに繋げなかった時、必要以上に責任を感じバッティングが小さくなったり、悪い方向へ向かうのを危惧する。スタンドに届きそうで届かない打球が何度かあった辺りから、打撃に関し重苦しいイメージがある。どうか、これからその雰囲気を吹き飛ばし、好転していって欲しいです。頑張れ~、松井!!

松井のコメント:「状態は変わっていない。相手の投手がいいんじゃないかな。」

あるニュースサイトに「昨年は9月下旬に6試合5発と大暴れした。量産態勢に入れば昨年の記録越えも可能。先週から打撃のマイナーチェンジにも取り組んでおり、とにかく、このまま終わる松井ではない。」という気になる記事があった。この時期にバッティングを変化させるのには、かなり勇気がいることだと思う。それでも何か改良に取り組んでいるのだとしたら、これからどんな効果が表れてくるのか楽しみ。
スポンサーサイト

5打数・1安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 130 506 152 20 98 .300 .363 .496 .859
松井:2番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ(IP:3.0 H:6 R:4 ER:4 BB:4 ERA:4.34)

『対戦ピッチャー』
・vs フランクリン(R)【Career:3-2 avg .667】:第1・2・3打席
・vs マテオ(R):第4打席
・vs 長谷川(R):第5打席

第1打席2-2-1 ランナー:なし 初球、高さは真ん中、外角への速球(143km/h)を見送ってストライク。2球目、高さは真ん中、インコースへの沈む速球(143km/h)を打ってファール。3球目、高めに大きく速球(147km/h)が外れてボール。4球目、低めへのスプリット(135km/h)を見送ってボール。5球目、真ん中やや高めへの速球(148km/h)を打ちにいくも空振り三振。テイクバックの取り方も、その後のスイングもかなり"力み"があるようなバッティングに見えた。
解説・大島氏:「変化球を見せられ少しポイントを近くし、受けたようなバッティングだった。下からバットが出ていた。」

第2打席1-1-0 ランナー:なし 初球、外角低めに速球(145km/h)が外れてボール。2球目、インコース高めへの変化球(126km/h)を打ってファール。3球目、インコース高めへの速球(142km/h)を打ち上げてしまいセカンドフライ。やや差し込まれて、窮屈なバッティングになったのかなぁと思った。

第3打席0-0-0 ランナー:なし 6回表、4-2と2点を追うヤンキース。先頭バッターは松井。どうしても出塁したい場面。
初球、高さは真ん中、外角への変化球(119km/h)を打ちにいくも、打たされた格好になり力の無いファーストゴロ。緩い変化球に対して待ちきれず、腰が開き、当てるだけのバッティングになったのでは。解説によると強引さが出たということだった。
打った後、ベンチに戻った松井に悔しさがにじみ出ていた。

第4打席1-1-2 ランナー:なし 初球、外角へのカーブを見送ってストライク。2球目、チェンジアップが外角へ外れてボール。3球目、インコース寄りやや低めへのチェンジアップ(134km/h)にうまくタイミングを合わせ、ライト線を破る2ベースヒット

松井のコメント:「ストレートを待っていたので。いいバッティングだったと思います。」

第5打席2-1-2 ランナー:なし 初球、外角への変化球(119km/h)が大きく外れてボール。2球目、外角寄りやや低めへの変化球(132km/h)を打ってファール。3球目、外角低めへ速球(142km/h)がわずかに外れてボール。4球目、インコース寄り低めへの変化球(119km/h)を打つも、ボールを呼び込め切れず、バットの先に当たりボテボテのピッチャーゴロ。調子がいい時は、緩い変化球に対して右足を踏み込んだ際、一瞬のタメが見られる。この打席はそれがなく体が前に流れていたように感じた。

matsui_050829_stats 今日の松井は、タイミングを外される場面が多かったように感じた。先日、ニューヨークに戻って調子を上げていった時、松井は「ボールを長く見られている」と話していた。この試合は、ボールを見る間合い、また見極める一瞬のタメが、十分作り切れていないのではないかと思ったりした。頑張れ~、松井!!

試合の方は、序盤マリナーズがバント、セイフティーバント、盗塁など細かい野球を仕掛け、それに四球が絡み確実に得点を重ねる。4回までに4得点とヤンキースを大きくリードする。一方のヤンキースは、2回表、無死一塁・二塁のチャンスにウィリアムズが三振、三盗を狙ったロドリゲスがタッチアウトで三振ゲッツー。5回裏にも無死一塁でロートンがバッターの時、三振ゲッツー。など勢いに乗ることが出来なかった。その悪い流れを変えたのは、今日もジアンビだった。5回表にもソロホームランを打っているジアンビが、6回表に特大の3ランホームランを放ち4-5と逆転に成功する。ジアンビは今日も2本の本塁打を放ち、球団史上初となるシーズン2度目の2試合連続複数ホームランという偉業を達成した。ジアンビの今日の成績は3打数・2安打・4打点・1四球。
その後、ロドリゲス、ロートンのソロホームランで2点を追加。

ジアンビのコメント:「いい場面で打てたね。我々は毎試合きっちり勝たなくてはいけないんだ。そうすればほかのチームにプレッシャーを与えることができる。他球団の勝敗に左右されてはだめだ。それに気をつけている限りは(プレーオフ進出に向けて)なんの問題もない。」

トーリ監督のコメント:「ホームランバッターっていうのは本当に楽しませてくれるね。実にいいスイングをしているよ。まさにボールが止まって見えるんだろうな。ホームランバッターは何かつかむとこれほど打つものなのか。静止画のように球が止まって見えるのかな。」

投げては、初回にイチローにホームランを打たれてから、ピリッとしないムッシーナが4回をもたず。4四球など制球力が定まらず、ボールのキレもなかったように感じた。今後が少し心配になる内容だった。その後を引き継いだスモール【IP:4.0 H:1 R:0 ER:0 BB:3 ERA:3.03】が期待に応える好投を見せ逆転をアシストした。8・9回はゴードン、リベラの必勝パターンで試合を締めた。

<トーリ監督のコメント>
・「移動日なしで試合に臨むのは選手にとっても非常に厳しい。ワイルドカードの行方もあるし、今回の遠征は極めて重要だ。」
・「貯金が20になれば、プレーオフが現実味を帯びてくる。誰を相手にするのではなく、自分たちが勝ち続けるレースだ。」

<追記・ニュース記事>
ニューヨーク・ヤンキースが、ア・リーグ東地区の優勝を争う宿敵ボストン・レッドソックスからマーク・ベルホーン二塁手を獲得することが確実になった。
 ベルホーンは昨季からレッドソックスの正二塁手としてプレー。ヤンキースとのア・リーグ優勝決定シリーズでは第6戦、第7戦で連続ホームランを放つ活躍を見せ、チームの86年ぶりワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。しかし今季は打率2割1分6厘、7本塁打、28打点と不振で、7月には左足の親指を痛めて故障者リスト入り。8月19日に戦力外通告を受けていた。
 この日の午後、電話取材に応じたベルホーンはヤンキース入団を認め、「ヤンキースはあらゆるスポーツの中で最も有名なチームのひとつ。そこでプレーする機会を逃すやつなんていないさ」とコメント。レッドソックスの宿敵であるヤンキースへ移籍することについても「選手はファンほど気にしてはいないと思う。ライバル関係を反対の方向から見られるのは興味深いね」と語っていた。
~(MLB.com)~

4打数・1安打・0打点・1四球  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 129 501 151 20 98 .301 .365 .497 .862
松井:2番・センター先発出場
先発:ライター【W,7勝10敗】(IP:6.0 H:2 R:1 ER:1 BB:4 SO:6 ERA:5.75)

『対戦ピッチャー』
・vs グリンキー(R)【Career:5-1 avg .200】:第1・2・3打席
・vs アフェルト(L):第4打席
・vs ベイリス(R):第5打席

第1打席3-2-1 ランナー:なし カウント2-2から4球ファールの後、四球を選ぶ。厳しい球をカットして粘り、外角の球をきっちり見極め、ひたすら甘い球を待ち続けた結果、四球を選ぶ。価値ある四球だったと思う。

その後、シェフのヒットで1死一塁・二塁。ロドリゲスが倒れてジアンビが四球で歩き満塁。初回、いきなりのビックチャンスで調子を上げてきたウィリアムズに打席が回ってくる。ここでライト前への2点タイムリーライト前ヒット。ジアンビは出塁率が.435(試合前)ときわめて高く、今後ウィリアムズにチャンスで回ってくることが多くなりそう。

第2打席0-0-0 ランナー:なし 外角低めへの変化球を引っ掛けセカンドゴロ

シェフィールド、ロドリゲスのヒットで1死一塁・二塁。ここでジアンビが第22号3ランホームランを放ち、5-1とロイヤルズを大きく引き離す。

第3打席2-1-2 ランナー:一塁 外角の球を打つもファーストゴロ

第4打席0-2-0 ランナー:一塁 外角高めへの速球(154km/h)を逆らわず打ってレフト線へ2ベースヒット。しっかり引き付け、腰が入ってバットをボールにぶつけるようなバッティングだった。レフトへのホームランになった時のバッティングと比べると、やや右肩の開きが早かったのではないかと思った。無死二塁・三塁とチャンスを広げる。

ロドリゲスが歩き、1死満塁。ジアンビがライト前タイムリーヒットを放ち2点追加。更にウィリアムズのライト前タイムリーヒットで1点追加。これで10-1。

第5打席3-2-1 ランナー:一塁 外角への速球を打って浅いレフトフライ

松井は、8回表の守備からクロスビーと交代しベンチへ退く。

毎日、日替わりでヒーローが出てくればいいなぁと思っていたら、先日はウィリアムズで、今日はジアンビが大活躍だった。3回裏の3ランホームランに続き、5回裏に第23号2ランホームラン。更に6回裏には2点タイムリーヒット。この日、ジアンビは3打数・3安打・7打点・1四球と大当たり。まさにジアンビ祭りだった。松井が抜けた後、5番・6番が活躍するのはちょっと皮肉なことだ。そろそろ松井にも活躍する順番が回ってきてもよさそうだけど、2番でヒーローになるのはイメージしにくい。残念。
今日は、ウィリアムズの2安打・3打点、ジーターの3安打など全体的に打線が好調で、チーム全体でヒット15本、10得点とヤンキースが3連戦最後の試合を快勝した。

投げては、先発・ライターが制球力に苦しみ4四球を与えるも、6回を2安打・1失点に抑える好投を見せる。その後、スターツ【IP:1.1 H:1 R:2 ER:2 BB:2 ERA:4.30】、エンブリーと継投し9回はF.ロドリゲスが締めた。

ジアンビのコメント:(この試合で、通算1000打点と1500安打の両方をクリアしたことについて)「興奮している。ヤンキー・スタジアムが満員のファンで埋め尽くされていたこともあったし。(記録達成に)これ以上良い条件はないよ。」

昨日の劇的な逆転勝利の後、松井は「この後が大切でしょうね。こういう劇的な勝利の後がね。しっかりした試合をやっていかないと。」と気を引き締めていた。その言葉通り、今日、しっかり勝って過去スイープされていたロイヤルズに、逆にスイープし返した。

松井のコメント:「昨日の勢いが最初から出ていましたね。」

ジーターのコメント:「ファンは、ワイルドカードなんて求めていない。地区優勝を望んでいる。」

先日のトーリ監督のコメント:「毎試合勝つことで、ポストシーズンを目指す。言うまでもなく地区優勝を狙うよ。しかしワイルドカードでのプレーオフ進出が最後の手段となれば、ほかのことを考えるかも知れないが、オレがやることは(地区優勝とワイルドカードの)どちらの場合でも一緒だよ。」

一番いいのは、ヤンキースがレッドソックスを倒して地区優勝する。そして、ポストシーズンで戦うには手ごわいレッドソックスがワイルドカードを逃すというシナリオだけど、現実になるかは今後のレッドソックスとの直接対決・6試合の結果が大きく左右する。頑張れ~、ヤンキース!!

今のヤンキースは打線が非常に機能していると印象を受ける。だからこそ、この打線に走れる2番打者がいたら完璧だろうなぁと感じることがある。対戦するピッチャーがいい時、僅差の試合の時、足を絡めた攻撃が出来ないと厳しいと思われる。今の打線の中ではロートンが今季盗塁17個と比較的多いので、ロートンの足に今後期待したい。

<追記>
松井はロートンの加入で、今日からセンターで固定となりそうだ。
トーリ監督のコメント:「松井にとってセンターは最もあっているポジションだ。あまり目立たないが、素早い返球は見事だ。松井は守備というものをよく知っている。」

5打数・2安打・1打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 128 497 150 20 98 .302 .364 .497 .861
松井:2番・レフト先発出場
先発:ライト(IP:5.0 H:7 R:5 ER:5 BB:2 ERA:6.39)

『対戦ピッチャー』
・vs ハウエル(L)【Career:0-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs バーゴス(R):第4打席
・vs キャンプ(R):第5打席

第1打席0-2-0 ランナー:一塁 初回、四球のジーターを一塁に置いて松井の打席。
初球、高さは真ん中、インコース寄りへの変化球(132km/h)を見送ってボール。2球目、真ん中高めへの変化球(138km/h)を打つも当たり損ねでファール。3球目、キャッチャーは外角低めに構えるが、真ん中へ甘い変化球(135km/h)が入ってくる。しっかりと取ったテイクバックの後、踏み込んで綺麗な軸回転で捉えた打球がいい角度で飛んでいく。ホームランになるかは微妙な当たりだったので、なるべく遠くに飛んで欲しくて「いけー!!」と叫んだ。打球は思ったより飛距離がなかったものの右中間を抜けるタイムリー2ベースヒット。ジーターは、三塁止まりかと思いきや、一気にホームに還ってくる。ナイスベースランニング。
追い込まれてからも、落ち着いて甘い球を待った結果だったと思う。左投手ということもあり、体の開きが全くなかった。自然な形でボールを呼び込み、右側に壁を作ってバットのヘッドの走ったスイングだった。タイミングがバッチリ合っていて、きっちり振り切っていた。

シェフが倒れて、ロドリゲスが四球を選ぶ。松井はワイルドピッチの間に三塁に進む。そして、ジアンビの犠牲フライの間に松井が生還。初回にヤンキースが2点の先制。

第2打席1-0-0 ランナー:一塁 3回裏、またも四球でジーターを一塁に置いて松井の打席。
初球、インコース高めへの変化球(138km/h)が大きく外れてボール。2球目、インコース寄り低めへ沈んでいく変化球(138km/h)を捉えセカンドのグラブをかすめるライト前ヒット。ヒットにするには難しい球だったので、松井にとってはラッキーな当たりだったのでは。体重を後ろに残しつつ、ボールをバットに乗せるようにして上手く打っていた。いい形でボールを呼び込めているんだろうなぁという印象。

一塁・三塁となってシェフィールドの内野ゴロ併殺打の間に1点追加。

第3打席2-1-0 ランナー:なし 初球、インコース低めへの変化球(126km/h)を見送ってボール。2球目、外角高めへの変化球(137km/h)を見送ってストライク。3球目、外角低めへの変化球(126km/h)を見送ってボール。4球目、真ん中やや高めへの変化球(138km/h)を完璧に捉えたように見えた。しかし、打球にあとひと伸びがなくフェンス際へのセンターへの大きなフライに倒れる。ボールを引き付けて軸足に体重の乗って打った打球で、バットの芯にも当たっているように見えた。後は何が足りなかったのか。
解説・辻氏:「ポイントですかね。伸び切ってミートしたところでうまく力が伝わっているか、いないか。ポイントのズレでヘッドの利きが強いか弱いか。」
若干バットをセンター方向へ放り出すような左腕による押し込みが足りなかったのかなと感じた。また、若干の始動の遅れからか、ゆったりとしたスムーズなテイクバックとは違いグリップの引きがほんの少しぎこちないのではないかと思った。そのため十分な間合いが取れなかったように感じた。

第4打席2-1-0 ランナー:一塁 8回裏、3-7と4点のリードを追いかけるヤンキース。
初球、高さは真ん中、外角へのシュート回転の速球(155km/h)を見送ってストライク。その後、2球外角への速球が外れてカウント2-1。4球目、高さは真ん中、外角への速球(155km/h)を打って平凡なレフトフライに倒れる。やや下半身の粘りがなくダウンスイングだったように感じた。

第5打席1-0-1 ランナー:一塁・二塁 初球、外角高めへの速球(142km/h)を見送ってボール。2球目、真ん中やや低めへ沈む速球(143km/h)を打って大きなセンターフライ。この間に二塁ランナーは三塁へ。過去の同じようなコースを打ったホームランを見ると、低い球に対して腰を落としボールを呼び込み、重心が残ってのすくい上げるバッティングをしていた。今回は、上体が下を向き、上から下にバットを振り下ろすような形になっていたように見えた。

トーリ監督のコメント:「マツイは普段ならホームランという当たりが二つあったな。」

<松井のコメント>
・(第1・2打席目について)「非常に内容が良かった。」
・(第3・5打席目について)「1本目は感触はよかったけど、力がないということ。(9回一打同点の場面での)2本目もよかったけど多少上がり過ぎた。当たりはよかったけど、風を押し戻すほどのパワーが僕にはなかったということでしょう。」
・「今日はすべての打席で内容がよかった。」
・「僕の中では常に一戦、一戦。これからしっかりしていけばいい形になると思う。いつになったら『行ける』とは言えないけど…。」

050827_8gatu_pitcher ライトは初回、制球力に苦しみ四球、ヒットでランナーを一塁・二塁に置く苦しい立ち上がりだったが、何とか無得点にしのぐ。わざとピンチを作り、それをしのぐことによってチームに勢いを与えようとしているのかな。ヤンキースは序盤に3点のリードをつける。しかし、先発・ライトが5回に崩れ、四球、ワイルドピッチなども絡み一挙に5失点。その後を引き継いだスモール【IP:2.2 H:5 R:2 ER:2 BB:1 SO:3 ERA:3.41】もピリッとせず、じりじりと追加点を許してしまう。

050827_a_rod_sayonara そして3-7とヤンキースが4点リードされて迎えた9回裏。打線がいいとはいえ4点リードはヤンキースに重くのしかかり、今日の試合は諦めかけていた。しかし、ヤンキースというチームはまだ生きていた。 四球で先頭バッターのジアンビが出塁。ポサダはピッチャーゴロながら二塁への送球エラーで1死一塁・二塁。続くロートンがヒットで満塁となる。これでも逆転は難しいのではと思っていた。しかし、カノーの代打で打席に入ったマルティネスがライトへのタイムリーヒット。なおも1死満塁。頼りになるジーターがレフトへ2点タイムリーヒット。1死一塁・二塁となり長打が出れば逆転の場面で松井。ダブルプレーになれば試合終了となる危険性もあった。それでも、こういう場面で数々記憶に残るプレーをしてきた松井だけに期待は高まる。その期待とは裏腹にフェンス手前で失速してしまう打球がこのところ多いという嫌なイメージもあった。そんな中、打った打球は大きなセンターフライ。二塁ランナーがタッチアップして2死一塁・三塁。この2死になってからのヤンキースの攻撃はしぶとかった。シェフィールドが2ベースヒットで同点。2死二塁・三塁。そして最後は、チャンスに若干弱さの見られるロドリゲスがサヨナラヒットを放つ。この回一挙に5得点を挙げ、劇的な逆転勝利で試合は幕を下ろした。

チームは奇跡的な逆転勝利を収めた。しかし、松井のスタンドまで届きそうで届かない打球のことが頭から離れなかった。また、最後の打席もヒットが打てず、ランナーを三塁に進めたものの奇跡の最終回の貢献度がもう一歩だったこともあり、この大逆転勝利にもっと熱くなっていいはずなのに、気持ち的に歓喜の輪の中に素直に入っていけない部分があった。バッティングは、思い通りに行かないと分かっていても、最後の打席は松井だからこそ長打、あわよくばホームランを期待していた。打球は、大きなあたりもフェンス手前で失速。もどかしさと悔しさで心がいっぱいになった。勝利よりヒーローになるチャンスを目前で逸したショックの方が大きかった。
その後、試合が終わって暫くしてから、今日の勝利の感動がじわじわと沸きあがってきた。最後9回の3アウトを取られるまで諦めなかった選手達。この1勝はチームが優勝を目指して心が一つになっていることの表れのようだった。チーム全員で掴み取った勝利。これで、更に首位争いは面白くなってきた。チーム全体の士気も上がったのでは。
今日の試合、特に光っていたのはジーターだった。2打数・1安打・3四球・3得点・2打点と1番という打順で期待される働きを全うした。

松井のコメント:「まさか、まさか…。いや、まさかってことはないけど、あそこでみんながつないで、つないで、逆転した。非常に大きな勝利だと思う。お客さんも、けっこう帰っていたし、みんな損をしたと思っているかもしれない。もちろん勝負強いアレックス(・ロドリゲス三塁手)の最後のヒットも素晴らしかった。こういう劇的な勝利のあとが大事。これからのゲーム次第だろう。」

トーリ監督のコメント:「最後まであきらめずに攻め続けた。今季最高のゲーム。このまま自信を持って、攻撃的な野球を続けていくだけ。」

ジーターのコメント:「最後の1アウトまで何が起こるか分からないのが野球。」

050827_lawton この試合、前日トレードの成立したロートンがいきなりライトで先発出場。ロートンはシカゴ・カブスからの移籍でメジャー11年目のベテラン。今季はここまで120試合に出場し、打率2割6分8厘、11本塁打、49打点、17盗塁という成績。今日のロートンのバックホームした返球を見るとそれほど肩は強くないのかなという印象。バッティングでどれだけ貢献できるか注目だけれど、少なくともウォーマックよりは期待できるという事なのだろうか。ロートンの加入でもウィリアムズの出場機会は減らさないという事らしい。ウィリアムズはDHで使うことになるようだ。そして、もしかしたら、松井がセンターを守る可能性が出てきた。トーリ監督はそのことについて「松井はスピードはないかもしれないが、センターの守備を熟知している。」と話している。

ロートンのコメント:「最初に代理人から知らされた時はジョークだと思った。ヤンキースでプレーできるなんて。昨日の夜はクリスマスを前にした子供になった気分だったよ。」

今日も、フェンス手前で失速する松井の打球を見た。一頃ホームランが出なかった時期もこんな打球が多かったという印象がある。ちょっとしたズレが原因なのかなと感じる。ポイントのズレ、スイング軌道の頭で考えたイメージとのズレ。そして、バットにボールが当たる部分の芯からのほんの少しのズレ。"近いうち"にそれらがピタッとハマッてくる時期が訪れると信じたい。頑張れ~、松井!!
2番に松井が座るようになって確実に一塁にランナーを置いての打席が増えた。どうしても右中間、左中間への長打、そしてあわよくば打点を期待してしまう。やはり得点圏にランナーを置いての打席はこれまでより減ってきそう。

<追記・ニュース記事>
ヤ軍の逆転勝ちは32度目で、今季の勝ち星の4割を超えている。4点差以上のビハインドを7度も跳ね返しているチームは、大リーグ30球団の中でヤ軍しかいない。(日刊スポーツ)

4打数・0安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 127 492 148 20 97 .301 .364 .496 .860
松井:2番・レフト先発出場
先発:R.ジョンソン【W,12勝8敗】(IP:8.0 H:4 R:1 ER:1 BB:0 SO:6 HR:0 ERA:4.20)

『対戦ピッチャー』
・vs ウッド(R)【Career:2-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs ベイリス(R):第4打席

第1打席0-0-0 ランナー:二塁 先頭バッター・ジーターが2ベースヒットで出塁。いきなりチャンスで松井の打席。 初球、外角低めへの外に逃げていくツーシーム(142km/h)を積極的に打ちにいくもバットが折れ、力の無い打球でサードゴロに倒れる。松井にとっては思ったより曲がりが大きく芯を外された格好になったのでは。あまりにも厳しいコースで当てるだけのバッティングになってしまった。それでも、強引さはなく素直にレフト方向へ打ち返していた。

その後、2死満塁のチャンスを作るがウィリアムズがファーストゴロに倒れ、この回無得点。

第2打席0-1-0 ランナー:一塁 3回裏、先頭バッター・ジーターが出塁しチャンスを広げたい場面で松井の打席。 初球、外角低めへの沈むツーシーム?(142km/h)を見送ってストライク。2球目、高さは真ん中、外角への変化球(138km/h)を打つもバットの先に当たりショートゴロ併殺打。体が正面を向いてしまい外角の球に対してボールが遠く感じ、更にバットとボールの距離が取れなかったという印象。そのためにバットにボールをぶつけるという感じではなかった。バッテリーは松井に対して執拗に外角の厳しいコースを攻めてくる。他のバッターにはもっと甘いコースへ球がいっているような気がするんだけどなぁ。

その後、シェフィールドが2ベースヒットを放つも、ロドリゲスがセカンドフライで無得点。

4回裏、ヤンキースは無死一塁・二塁というチャンスを作るも無得点。

第3打席1-2-2 ランナー:なし 初球、外角低めへ逃げていく速球?(142km/h)を見送ってボール。2球目、インコース寄りやや低めへの変化球(140km/h)を打ってファール。外角に意識があり、インコースに対応し切れなかったという印象。3球目、外角低めへ沈む速球?を見送ってストライク。4球目、真ん中やや低めへの沈む速球(142km/h)。今日初めての甘い球を捉えるも、もうひと伸びがなくフェンス際でキャッチされるセンターフライ。ホームランまであと1mくらいだった。スタジアムの歓声がため息に変わる。バットのほんの少し根元寄りに当たっていた。軸足に体重を残しての左腕の押し込みがあり、理想的なスイングだっただけに残念。これは、松井の打ち損じだったのでは。

松井のコメント:「感触は悪くなかったですけどね。ちょっと打球が上がり過ぎた感じです。詰まってたからね。A・ロッドなら越えるけど、オレの力じゃ無理。」

第4打席1-0-2 ランナー:なし 初球、外角高めへ速球(148km/h)が外れてボール。2球目、真ん中低めへの速球(148km/h)を捉えるもやや上がり過ぎてフェンス手前への大きなライトフライ。わずかにボールの下を叩いてしまったという感じ。しっかりボールを引き付け、やや重心を落として上手くすくい上げていた。しかし、その場での綺麗な軸回転ではなく、やや右腰が引け気味で回転していき、若干後ろ体重でボールとの距離が遠くなったのでは。そのため、打球に体重を乗せることが出来なかったのではないかという印象を受けた。

松井のコメント:(第1・2打席について)「思ったより(球の)動きが大きかった。その分、先っぽに当たった。」

試合の方は、5回まで何度となく得点圏にランナーを進めチャンスを作るが得点出来ないでいたヤンキース。試合はこう着状態で進んでいった。その嫌な雰囲気を吹き飛ばしたのは、ロドリゲスとバーニーだった。6回裏にロドリゲスの第38号ソロ、ウィリアムズの2ランと3点を先制。ロイヤルズに1点返されるも8回裏にはウィリアムズの今日2本目となる2ランが飛び出しダメ押し。今日のバーニーは完全にハマッていた。特に2本目のホームランはインコース高めへの極めて難しい球を完璧に捉えライトスタンドに運んでいた。間合いの取り方に全く隙がなく、当たればホームランという神がかり的な状態にさえ感じた。5番のジアンビはヒットがなかったものの3四球を選んだ。そして6番のバーニーは4打数・3安打・4打点。今日は4・5・6番が非常によく機能していた。これで松井の5番復帰が少し遠のいたような気がして少し落ち込む。

投げては、前回突然崩れたR.ジョンソンが期待通りのピッチングで8回を1失点と好投。9回に登板したリベラは、リズムが悪いということで2人のランナーを出し、若干不安も残ったが無得点に抑えヤンキースの勝利。

今日の松井は第1打席・第2打席ともランナーを置きながらチャンスを広げることが出来なかった。ある記事に、好調さゆえに早いカウントからでも難しいコースにも体が反応してしまい、思いがけない落とし穴にはまったのではないかとあった。裏を返せば今は、松井の中で外角の球に対してレフト方向への打球のイメージがしっかり出来ているのかなぁと思った。明日からも外角への厳しい攻めをされると予想されるが、松井はしっかり対応してくれると信じたい。頑張れ~、松井!!

ヤンキースの試合終了時点で、レッドソックス・タイガース戦は5回表を終わって3-5とタイガースが2点リードしているという情報が入ってきていた。その後、試合結果をチェックすると、なんと9-8でレッドソックスが逆転勝ち。今日は、レッドソックスは負けているだろうという淡い期待を持っていたのと、1点差で辛勝していたことで、何とも言えない悔しさが込み上げてきた。なかなか思い通りにはいかないものだ。
ヤンキースは勝ち続けるしかない。頑張れ、ヤンキース!!

<追記>
R.ジョンソン ※前日終了時
本塁打での失点  総失点
    45         91  

4打数・2安打・1打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 126 488 148 20 97 .303 .367 .500 .867
松井:2番・レフト先発出場
先発:チャコーン【W,4勝8敗】(IP:7.0 H:6 R:2 ER:2 BB:4 SO:6 ERA:3.28)

『対戦ピッチャー』
・vs チャシン(R)【Career:8-1 avg .125】:第1・2・3・4打席

matsui_050825_smile 第1打席0-0-0 ランナー:一塁 初球、外角低めへのやや外に逃げていく速球(142km/h)を打って二遊間を抜けるセンター前へのクリーンヒット。このヒットで大リーグ通算500安打に到達した。2番としての仕事をきっちりと果たす。左投手の外角の球に対しても腰が引けることなく腰の入ったバッティングだった。腰の開きを途中で止めて体の正面でボールを捉えている感じで、長打を狙わず短打でランナーを進めようとする意図があったのでは。体の開きを抑えているために、ボールを引き付けても、バットとボールの距離が十分取れているように見えた。ともすると体が前に流れていき、引っ掛けてしまいそうだが、必死で重心を残そうとしていた。
一塁上で松井はいい笑顔を見せた。納得のいくバッティングが出来ているのがうかがえた。松井に笑顔が戻ってきて嬉しい。やっぱり松井には笑顔が良く似合う。

その後、シェフィールドの3ランホームランが飛び出して、初回にいきなり先制。次の打者・A.ロドリゲスもソロホームランで続く。ヤンキースは初回に4得点。

第2打席1-1-1 ランナー:一塁 初球、インコース低めへの速球が外れてボール。2球目、外角低めへの逃げていくスライダー(129km/h)を見送ってストライク。3球目、高さは真ん中、インコース寄りへの緩いカーブ?を打つも捉え切れずセカンド正面へのゴロ。バットの根元寄りへ当たって芯を外れていた。一瞬タメを作ってボールを呼び込んでいたが、ライト方向へ打つにはポイントが近く、タイミングが合っていないように見えた。しかし、崩されたバッティングではなかった。

第3打席2-2-2 ランナー:二塁・三塁 ヒット、四球で無死一塁・二塁。ここでエスカローナが送りバント。ジーターが倒れてランナー二塁・三塁で松井の打席。
初球、速球が低めに大きく外れてボール。2球目、外角への変化球(134km/h)を見送ってストライク。3球目、真ん中低めへの速球(148km/h)に完全に振り遅れてファール。投球に入る際、チャシーンが一瞬、"間"を作ってタイミングをズラすような動作が見られた。紛らわしい。4球目、外角低めへの変化球(124km/h)を見送ってボール。5球目、真ん中へのスライダー?に対して待ちきれず、タイミングを完全に外されて空振り三振。3球目の振り遅れたストレートが、かなり残像として残っていたのでは。

結局この回、無得点に終わる。

第4打席0-0-2 ランナー:三塁 6回裏、4-2と2点リードでヤンキースの攻撃。ポサダが2ベースヒットを放ち無死二塁。2人の打者が倒れて2死。ここでジーターの3ベースヒットで1点追加。なおもランナー・三塁で松井の打席。
初球、外角低めへのスライダー?(135km/h)を打ってセカンドの横を抜けるセンター前ヒット。球種は違うが、第1打席と同じようなコースを同じようなバッティングでクリーンヒットしていた。開きを押さえ右側に壁を作り、体の正面でボールを捉えていた。松井は長打を狙わずに、外角の球をコンパクトなスイングでセンター方向へ打ち返そうという意図が感じられた。これまで外角の球を打って数多くファーストやセカンドの正面へ打球が飛んでいた。打ち方が良くきっちり捉えると、ちゃんとヒットゾーンに打球は飛んでいくんだなぁと実感した。更に、センター方向へ打ち返せるのは、軸足に重心がしっかり残っているところによる部分が大きいのでは。体が前にいかないように若干、腰を落として下半身の柔軟性を使っていた。

<松井のコメント>
・「難しい球だったけど、2球ともセンターに打ち返せて、得点にもつながったので、よかった。本当は早いカウントから打たなくていい球かもしれないけど、いい対応ができているということだと思う。」
・(通算500安打達成について)「特別な感情とかはない。積み重ねてきたもので、それは素直にうれしいけど。知らなかったんだよ、打った後もね。ベンチでカノに言われてはじめて知った。場内のボードに出ていたんでしょう? 最初は何のことを言っているのかサッパリ分からなかったよ。」

トーリ監督のコメント:(通算500安打について)「気に掛ける必要はないだろう。1000になったら、お祝いすればいい。」

今日も松井が2番という事が分かった時点で気分がブルーになった。ジョー・トーリ監督は松井を当分の間、2番で起用する可能性が高いと明言したらしい。
解説・小早川氏は松井が2番に入ることで繋ごうという意識が出て、バッティングが小さくなることを危惧していた。松井が2番というのを受け入れるには暫く時間がかかりそう。考え方を変えれば、強引さが取れてコンパクトなスイングになり、打率を残すにはいい方向に作用する打順なのかもしれないけど・・・。2番というと、どうしてもホワイトソックスの井口のような結果には表れてこない働きをする影の立役者というイメージをしてしまう。トーリ監督は松井にどのような2番像を期待しているのだろうか。
そこでトーリ監督は、松井を2番に置いた理由について「2番は、ずっと我々の課題だった。あいつはこのチームの中でも優れた打者の1人。だから松井にできるだけ多く打席を回したい。当たっているマツイを多く打順の回ってくる場所に置けば、相手にダメージを与えやすい。攻撃の幅も広がる。ヒデキはホームランも打てるが、ヒットエンドランも決められるからな。」と話すと共に、「2番の松井には、3番のゲーリー・シェフィールドからのサポートが期待できる。相手投手は松井に対して勝負しなければならなくなるだろう。同様に4番アレックス・ロドリゲスには、5番のジェイソン・ジアンビーがサポートするだろう」と話している。この話からは、松井には2番でも依然として得点源の働きを期待しているようにも聞こえるが本当のところは。ある記事には「松井が長打力だけでなく、ボールをとらえる技術にも長けているため、ヒットエンドランを仕掛けるにはうってつけの人材だと見ている。」とあった。
当の本人・松井は、前日の試合後「たまに(2番だと)忘れましたけど。」と笑って振り返っていたという。あっけらかんとした答えだった。意外に2番について抵抗は無いのか。これまでとリズムが変わるが、「やはり慣れでしょう。」と話す。試合前に知らされても、平常心で打席に立てるようになったという。
今日は、松井の前を打つポサダ、ジーターが3安打と好調で、松井にチャンスで回って来る場面が多かったが、今後どうなるかは分からない。これから、2番という打順が松井のバッティングにどのような変化や影響を与えるか注視したい。頑張れ~、松井!!

試合の方は、ヤンキース先発・チャコーンが、3回表に満塁から押し出し四球を与えるなどコントロールが定まらず、毎回のようにランナーを出す苦しい展開だった。しかし、何とか7回を2失点で乗り切る。その後、ゴードン、リベラと完璧な継投でヤンキースが逃げ切った。今日、体調を崩して試合を離れていたゴードンが戻ってきて本来のピッチングを見せてくれたのは今後に向けて明るい材料だった。
攻撃陣は初回にシェフィールドの3ランホームランなどで先制し、6回に2点のダメ押しと理想的な試合展開だったのでは。このような試合がこれから増えてくればいいな。

チャコーンのコメント:「調子が悪くて、苦労した。勝てるチームで投げられる、最高の舞台を今経験してるんだ。」

トーリ監督のコメント:「チャコーンはよく粘ってくれた。初回のシェフとAロッドの本塁打で4点リードできたのが、彼を楽にしてくれた。」

松井のコメント:「楽な試合ではなく、終盤には危ない場面もありました。それだけに(六回の)2点は大きかったですね。」

050825_nittei 今日、レッドソックスはロイヤルズに4-7で負けていた。終わってみればロイヤルズとの3連戦を1勝2敗でまさかの負け越し。嬉しい誤算だった。ロイヤルズは8月の成績が4勝15敗で中部地区ダントツ最下位とはいうものの、ここ最近のアスレチックス、レッドソックスとの2カード連続で勝ち越している。明日からはヤンキースにロイヤルズとの3連戦が待っている。ロイヤルズは、もしかしたら調子が上向きなのかもしれない。ちょっと怖い部分もあるが、ヤンキースがどのような戦いを見せてくれるか楽しみ。過去の3連戦でヤンキースはスイープされているので是非ともリベンジを。

<ニュース記事>
大リーグ公式ホームページ(HP)は25日(現地時間)、ブルージェイズ戦(25日)で2安打1打点と活躍したヤンキースの松井秀喜外野手について、派手さはないが確実に仕事をこなす「メールマン(郵便集配人)」のようだとたたえた。
 同HPは、ブルージェイズ戦の初回に先制点の起点となるヒット、6回にはダメ押しのタイムリーを放った松井秀に言及。日米通算1701試合連続出場(25日現在)を続けながら、試合でもコンスタントに活躍を見せる松井を称賛した。
 さらに同HPは、「彼は野球に対するアプローチの仕方を知っているし、常にそれを貫いている。彼はすべてうまくやっている」というキャプテン、デレック・ジーターのコメントを掲載。松井の野球に対する姿勢に同僚も尊敬している様子を伝えた。
~(スポーツナビ)~

松井は確かに自分がチームの一員として何をすべきかを常に考え、確実に仕事をこなしているが、派手さがないとは言って欲しくない。松井選手には、大観衆を惹きつけて魅了する花がある。その選手が2番に座ることで埋もれてしまうのが怖い。カノー、頼むから頑張れ~。

4打数・3安打・2打点・1四球  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 125 484 146 20 96 .302 .366 .500 .866
松井:2番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ【L,12勝8敗】(IP:4.1 H:6 R:8 ER:8 BB:2 HR:1 ERA:4.21)

『対戦ピッチャー』
・vs ブッシュ(R)【Career:7-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs フレーザー(R):第4打席
・vs チョーク(R):第5打席

第1打席1-2-1 ランナー:なし 初球、インコースのチャンジアップを見送りストライク。2球目、外角低めのストレートがボール。3球目、外角のストレートを空振り。カウント1-2。4球目、外角低めに沈むカーブ(113km/h)を打ってセンター前ヒット。追い込まれていたためにストレートのタイミングで待ちながらも、変化球が頭にあったと思う。抜いたカーブに対して足をステップした後も暫くタメを作ることが出来ていた。しかもその間、全く体が開くことなくボールを呼び込み、下半身の柔軟性を使ってきっちり捉えていた。緩い変化球でも体が前に流れず自然と反応していて、調子の良さを感じた。コースも非常に厳く、この打席の内容は凄いものがあると感じた。

第2打席2-0-2 ランナー:一塁 2球、外角へ速球が外れる。3球目、真ん中やや高めに甘く入ってきた速球(143km/h)を捉え痛烈なライト前ヒット。多少強引さも感じたが、これまでのバッティングとは違い体の開きが見られず、引き付けて鋭い体の回転によるスイングだった。頭の上下動がほとんどなくバランスよくボールを呼び込んでいた。そのため、今は球筋が非常に良く見えているのでは。

第3打席3-2-2 ランナー:一塁 フルカウントから四球を選ぶ。

matsui_050824_2basehit 第4打席2-0-1 ランナー:一塁・二塁 3球目、外角低めへの速球(151km/h)を逆らわずに捉え左中間を破る走者一掃の2点タイムリー2ベースヒット!!開きを抑えてボールを呼び込み、左腰をボール方向にぶつけるようなバッティングで、体重の乗った打球がレフト方向へ飛んでいった。引き付けてレフト方向へ打っているため、しっかり軸足に重心の残ったスイングが出来たのだと思った。

更に畳み掛けたい場面だったが、主要選手はすでに大量失点で交代していて、打順3・4番で出てきたのはクロスビー、エスカローナだった。クロスビーがチャンスを広げるも得点には至らず。

第5打席0-0-1 ランナー:一塁 初球、真ん中低めへの速球を打ってセンターフライ

松井のコメント:「投球に対していいスイングができました。いいバッティングでしたね。多少、ボールを長く見ることができている。そのへんがいい内容につながっているのかも。」

トーリ監督:「すべてのヒットが彼の素晴らしい才能を表現していた。とくに左中間への適時打がよかったね。」

松井はホームに戻ってから急激に調子を上げてきた。ホームに戻っての1試合目は、甘い球を確実にヒットにしていたが、今日は外角の難しい変化球、速球をきっちり捉え非常に内容の濃いバッティングだったのでは。今日の試合で、松井が求めるバッティングを確実のものにした気がした。
ニューヨークに戻ってきた日の試合前、松井はマッティングリー打撃コーチから体の開きを指摘されていた。松井自信も右肩の開きを自覚し、練習での修正を試みていた。それが、ここ3試合、結果となって表れている。"体の開き"がこれほどまでバッティングに大きな影響を与えるなんて少し驚いた部分もあった。体の開きを抑えボールを呼び込むことによって、その後の体の鋭い回転を生みバットのヘッドスピードが上がる。また、外角の球に対しては、バットとボールの距離を取ることが出来、強い打球を生み出す。さらに、バランスよくボールを呼び込むことが可能となり、変化球にも崩され難く軸足に残ったスイングが出来るのではないかと考えた。今の理想的なボールの呼び込み方をなるべく長く維持して欲しいなぁ。頑張れ~、松井!!

今日も松井は2点タイムリーを放っているが、松井は得点圏にランナーを置いて勝負強いバッティングをしていることについて「得点圏での打席を特別意識することはない。常に同じ意識で打席に入っている。」と答えている。勝負強い松井選手が戻ってきた!!

試合の方は好投を見せていた先発・ムッシーナが5回表に突然捕まる。四球、連続ヒットで1死満塁とし、そこから死球、四球で2連続押し出し。その後、2点タイムリーを打たれ4失点。ここまでは、まだヤンキースの攻撃陣を考えれば許容範囲だったはず。しかし、ブルージェイズの攻撃は止まらず、タイムリー、3ランホームランと更に4失点。結局ムッシーナはこの回、5長短打、3四死球で8失点。
8月3日にはムッシーナが5回に突然崩れ一挙に6失点を喫し、負け投手になったという試合があった。今日はまるでそれを再現しているかのようだったのでは。この時、トーリ監督は「私たちに理解できないことが起こった。君たちにも分からないだろ?」と言っている。前回のR.ジョンソンの登板では4回に突然乱れ、一気に4本塁打・6失点というのがあった。その試合後、原因を的確に指摘できないとジョンソンは話している。いい投手が好投していて突然、理由も分からず打線が追撃不能になるくらい崩れてしまう。そこには何があるのだろうか。呪われているのか。
先発の柱であるR.ジェイソンとムッシーナが打ち込まれては、ヤンキースはもちろん波に乗れない。今は、他の先発投手が踏ん張っているので何とかなっているものの、そうでなかったら恐ろしいことになっていたのでは。

"I got there," Mussina said, with a hint of embarrassment. "I don't know how much farther it looks like I'm going, but I got there." (NYTimes.com)

5回表ムッシーナに代わって登板したF.ロドリゲス【IP:1.2 H:3 R:1 ER:1 BB:1 ERA:4.56】もタイムリーを打たれ1失点。その後、プロクター【IP:2.0 H:1 R:0 ER:0 BB:1 ERA:4.50】、エンブリー【IP:1.0 H:2 R:0 ER:0 BB:0 ERA:7.35】と継投し、終わってみればヤンキースが失点したのは5回表だけだった。9回裏にはウィリアムズが3ランホームランを放つが、焼け石に水。5-9で試合終了。

昨日、2番はウィリアムズ。今日はウィリアムズの休みで松井が入った。このところのカノーの伸び悩みが原因で2番が固定できない。カノーの8月の成績は【打率.200、出塁率.255】。2番に置くには打率出塁率とも、もう少し頼りない。カノーには期待しているんだけどなぁ。絶対的な2番が不在となっているのはヤンキース打線の安定性を欠く事態ではないかと思う。小技が上手く、確実にチャンスメイクできる2番がいないのはヤンキースにとって痛い。それでも、松井が2番に入りシェフィールドのお膳立てをするというのはなんか違う気がする。トーリ監督は、「松井はホームランも打てるが、ランナーを進めてチャンスを広げる能力も持っている。」という気になるコメントをしている。今日の結果を受けて松井が2番固定となったら嫌だなぁ。今の状態ならなおさら5番で打って欲しい。

ヤンキースが負けボストンとのゲーム差が開いただろうなぁと諦め気味で結果を見たらなんとボストンが4-3で負けていた。思わずガッツポーズ。ヨシッ!明日の試合は絶対負けられない!!頑張れ、ヤンキース!!

<追記>
・この試合で松井選手は、日米通算1700試合連続出場を記録した。大リーグではヤンキース入りした2003年以来450試合連続で出場。大リーグデビューからの450試合連続出場は歴代最多記録。
・2番での出場は、6月16日以来今季5試合目。【過去の2番での成績:15打数・4安打・打率.267】

<ニュース記事>
「長くボールを見られているように、打席で感じます」。ギリギリまでボールを引き付けて見極めることは、打者としてもっとも大切な感覚。口にはせずとも、松井自身が「好調」を自覚している表れだった。
 今季11回目の3安打。打ち返したのは、外角低めのカーブ、外角低めの速球と、どれもが難しい球だった。「今日はいいスイング、いい打撃ができたと思います。最後までしっかりと付いていけたと思います」。
 2日前の22日、試合前の打撃練習で、重心のバランスを再チェックした。両足のかかとを少し浮かし気味にすることで、右肩の開きを修正した。打球がどこへ飛んでも、サク越えが少なくても関係ない。やや窮屈なような打撃でも、極端なぐらいに繰り返すことで意識を植え付けた。「いろんなことを意識してやってますが、それがいい方向に出てるんでしょう。自分の状態を把握して、対応できてるんだと思います」。3試合で7安打6打点の数字は、出るべくして出た結果だった。
~(日刊スポーツ)~

4打数・2安打・1打点・1本塁打  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 124 480 143 20 94 .298 .362 .496 .858
松井:5番・レフト先発出場
先発:ライター(IP:7.0 H:6 R:3 ER:3 BB:1 ERA:5.96)

『対戦ピッチャー』
・vs タワーズ(R)【Career:9-2 avg .222】:第1・2・3打席
・vs バティースタ(R)【Career:10-6 avg .600】:第4打席
(持ち球:150km/h前後の速球、カットファストボール、シンキングファストボール)

第1打席1-0-0 ランナー:なし 初球、真ん中低めへの変化球(130km/h)を見送ってストライク。2球目、インコース低めへの変化球(127km/h)を見送ってボール。カウント1-1。3球目、高さは真ん中、外角への少し外に逃げるような速球(135km/h)を打って力の無いショートゴロ。レフト方向へ打つには体が開いてしまい上体だけのバッティングになったように見えた。そのためバットとボールの距離が取れていなく強く叩けなかったという印象。
解説・本西氏「右足をステップした瞬間にもう右腰が開いている。その分バットが外から出るので引っ掛けた打球になってしまう。」

第2打席0-1-0 ランナー:なし ここまでタワーズの完璧な制球力でヒット1本に抑えられていたヤンキース。0-2と2点リードされ先頭バッターの松井はどうしても出塁してチームに流れを呼び込みたい5回裏。 初球、高さは真ん中、外角への変化球(124km/h)を打ってファール。2球目、高さは真ん中、インコースの速球(135km/h)を打つも詰まらされてライト正面へのフライ。ボールの呼び込み方は良かったように感じた。しかし、かなりバットの根元寄りにボールが当たっていた。外角の球が頭にあって差し込まれたように感じた。
解説・本西氏:「右肩が下がり気味でバットが遠回りしているので詰まったのでは。また、右腰がもう少しピッチャー寄りに入っていけば何とかさばけたかも。」
過去、マルティネスが同じようなコースへの球をホームランにしたバッティングと比べると、若干バットが下から出ているようだった。インコースの球はギリギリまで開かずに引き付けてからの鋭い腰の回転と上からバットをコンパクトに出すことが重要なのかなと感じた。

第3打席2-1-1 ランナー:なし 2球目、外角低めへの変化球(126km/h)を見送ってボール。3球目、インコース低めへの変化球(130km/h)を見送ってボール。4球目、高さは真ん中、外角への速球(140km/h)を素直に打ち返して二遊間を抜けるセンター前へのクリーンヒット。昨日からのゆったりと安定してボールを呼び込むいい感覚が続いているようだった。そのために最短距離でコンパクトなスイング。バットが素直にそして綺麗に出ていた。

matsui_050823_homerun 第4打席2-2-0 ランナー:なし 9回表、勝ち越しを許し3-4と1点リードされての9回裏。かなり追い込まれた状態で先頭バッターは松井秀喜。何とか出塁したいところ。
初球、高さは真ん中、外角への変化球?(140km/h)を見送ってストライク。2球目、インコース低めへのシンカーのような軌道の変化球(130km/h)を思わず足を引きながら見送ってストライク。2球で追い込まれる。3球目、外角低めへの速球?(143km/h)を見送ってボール。ストライクと判定されてもおかしくないような際どいコースだった。ボールで本当に良かった。何度見ても胸をホッと撫でおろす感じ。今の状態の良さが見極めさせたのか。
松井のコメント:「1球目がぎりぎり。それより少し外だった。あれは打てない。(ストライクを)取られたら仕方ない。」
050823_sony 4球目、インコース低めへの速球(147km/h)を綺麗に捉える。ライトフェンス直撃の二塁打かと思ったが、打球はなかなか落ちてこない。そして、スーッとライトスタンドのファンの中に吸い込まれていった。第20号同点ソロホームラン!! この状況で最高の結果が出て大歓声が沸きあがる。スタジアムの雰囲気は最高潮に。そこで、早速、最近設置された「SONY」の看板広告がバッチリ画面に。
まるで松井選手が好きだと言っている左投手のインコースへのカーブを打つかのようなバッティングだった。速球にもかかわらずステップした後、一瞬のタメがあったあと腰を落とし気味でうまくバットにボールを乗せて運んだ完璧なホームラン。これもやはり、いい形でボールを呼び込めているから出来た技だったんだろうなぁと思った。腰が入り体重の乗った打球だった。
解説・本西氏:「右足をステップした後、一瞬我慢できている。だから、バットが綺麗にヘッドスピードが効いて出てくる。」

<松井のコメント>
・「I wasn't thinking home run against Batista. All I was thinking was just try to get a good pitch to hit and put a good swing on it.」
・「先頭打者だったしとにかく塁に出ることしか考えていなかった。いいところでポンポンと追い込まれたんですが、最後打った球はインコースから真ん中低めのストレートで完璧に打てました。」
・(これまでの対戦で10打数6安打と打ち込んでいるクローザー・バティースタについて)「クローザーになってから相性は良くない。9回だけくれば手ごわいに決まってる。」
・「(土壇場で強いのは)意識していないアドレナリンが出ているからかもしれない。どんな打席でも気持ちは変わりませんけどね。素晴らしいホームランでした。」
・「低めだったから、切れなかったんでしょう。手とバットの距離が取れる低めだから打てたんだと思う。高めだと窮屈になりますから。」

<トーリ監督のコメント>
・「重圧のかかる場面でどこまでも冷静だな。ホームランを期待していたわけじゃないけど、打っても驚きはしないよ。ここ(ヤンキース)でプレーすれば、そのプレッシャーに負けるヤツもいる。でも、マツイはその中で冷静さがある。生まれ持った才能なのだろう。」
・「プレッシャーのかかるヤンキースタジアムで打つのは難しい。その中でも結果を出せるのは、自信によって培われたものか、持って生まれたものなのだろう。」

今日は、9回裏にほぼ奇跡に近い逆転劇を目撃した。松井ファンにとってはこれほど嬉しいことはないドラマだった。それまでには厳しい試合展開があった。

序盤、ブルージェイズの先発・タワーズが制球力の良さを武器にヤンキースは無得点に抑えられていた。4回表に2点を先制されヤンキースが2点を追う6回裏。徐々にコントロールが乱れ始めたタワーズを攻め、無死満塁からウィリアムズが犠牲フライを放ち1点を返すもシェフィールドが併殺打に倒れこの回は1点止まり。7回裏、1死から松井のヒットをきっかけに1死一塁・三塁。ここでポサダの犠牲フライの間に松井がタッチアップし生還。2-2とヤンキースが同点に追いつく。同点には追いついたものの、同点に追いつくのがやっとといった感じで一気に逆転とはいかない重苦しい雰囲気がヤンキースに流れていた。

7回まで2失点で抑え好投を見せたライター。8回表、先頭打者を出したところでスターツに交代。流れはやはりまだブルージェイズにあった。スターツ【IP:1.0 H:2 R:0 ER:0 BB:1 ERA:4.12】がピリッとせず連続ヒットで勝ち越しを許し、更に1死満塁のピンチを迎える。しかし、ここを何とか無失点で乗り切る。後から考えると勝ち越しを許し満塁のピンチでも諦めずに得点を与えなかったスターツの踏ん張りは大きかった。

またも苦しい立場に置かれたヤンキース。8回裏の攻撃。先頭打者のマルティネスが四球で出塁。2死二塁からウィリアムズがセンターへタイムリーヒットを放ち3-3の同点に追いつく。チームが苦しい時、そこにはウィリアムズがいる。6回裏の犠牲フライといい、チャンスで何とかしてくれるのが頼もしいベテラン・ウィリアムズ。いぶし銀の活躍。それでも流れはまだブルージェイズにあった。

9回表、リベラが登板するもヒット2本を打たれ1失点を喫し勝ち越しを許してしまう。そしてやってきた9回裏。これまでずっと流れがブルージェイズにあったのをヤンキースに引き戻したのは松井秀喜だった。ヤンキースナインがベンチから身を乗り出して見守る中、同点に追いつく値千金のソロホームラン!!入った瞬間、ベンチの選手の喜びようは凄かった。みんな両手を挙げ、ハイタッチ。思わずスタンドに打球が入った後、喉が痛くなるほど叫んでいた。まだまだ同点に追いついただけで手放しでは喜べないけど、松井のホームランが無駄にならないことだけを祈っていた。 その後もチャンスは続く。2つの四球で2死一・二塁。ここでブルージェイズはジーターとの対戦を避け敬遠四球で満塁とする。続く打者は、エスカローナ。10年間のキャリアの内、ほとんどをマイナーリーグで過ごし今月8日、AAAから召集されたばかり。今シーズンヒットは前の試合で打った1本だけ。そのエスカローナがこの試合の幕を下ろしてくれた。センター前ヒットを放ち、ヤンキースの劇的な逆転サヨナラ勝ち。

エスカローナのコメント:「I can't explain it, it's amazing. I didn't have too much time to think. The only thing I told myself was relax and get a good pitch and hit it anywhere. I can't explain it. It's just great, especially doing it for the first time with the Yankees. 」

9回裏にこんな奇跡が起こるとは。野球ってこれだから面白い。こんな心震える素晴らしい展開をもたらしてくれた松井選手とエスカローナ選手に感謝。ありがとう!!
『Matsui, Escalona lift Yanks past Jays』(MLB.comの記事タイトル)

<松井のコメント>
・(今日の試合について)「苦しい展開でしたし、マリアーノも打たれてねちょっと嫌な感じだったんですけど非常に大きな勝利だと思うし嬉しいですね。」
・(昨日、今日とホームに戻ってきて調子も上がってきたのでは?)「非常に感じは良くなってきています。」
・(日米通算400本塁打に王手となったことについて)「別のところ(日本)でやっていたから、一緒に数えようとは思わない。」

<追記>
シーズンも残り38試合の終盤。グラウンドでは元気な姿を見せる松井だが、疲れは隠せない。いつもは試合後も遅くまで残っているが、22日からは、そそくさと球場を後にしている。日本から呼び寄せた専属トレーナーに、たっぷりとマッサージを受けるためだ。(スポーツ報知)

4打数・2安打・3打点・1犠飛  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 123 476 141 19 93 .296 .361 .489 .850
松井:5番・レフト先発出場
先発:ライト【W,4勝2敗】(IP:7.0 H:4 R:0 ER:0 BB:3 SO:5 ERA:6.00)

『対戦ピッチャー』
・vs ダウンズ(L)【Career:2-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs ウォーカー(R):第4打席
・vs チャーク(R):第5打席

第1打席1-1-0 ランナー:二塁 2回裏、ロドリゲスが2ベースヒットを打って無死二塁。いきなりチームを勢いづけるチャンスが松井にめぐってきた。
初球、高さは真ん中、外角への変化球(119km/h)を見送ってストライク。2球目、外角低めへ大きく外れる変化球(121km/h)を見送ってボール。この2球、全く体が開く素振りを見せずいい形でボールを見送っていた。3球目、真ん中低めへ甘く入ってきた速球?(140km/h)を逆らわず打ってショートの頭上を越えるレフト前ヒット。ライト方向への打球を狙うのかと思いきや、十分引き付けて最短距離でバットを出しコンパクトなスイングをしていた。これまで引き付け切れずレフト方向へのヒットは出ていなかったが、この打席は右肩、右腰が開かず安定してボールを呼び込んでいて自由度のあるタメの作り方だったのでは。
解説・本西氏:「右肩が開かずにきっちり残ることによってバットのヘッドが生きて、強い打球が打てる。腰の入ったバッティングだった。」
左投手との対戦が復調のきっかけとなるか。

第2打席1-1-2 ランナー:一塁 初球、外角低めへの変化球(122km/h)を見送ってストライク。2球目、外角低めへの速球(138km/h)を見送ってボール。カウント1-1。3球目、インコース寄りやや高めへの変化球(119km/h)を打ってボテボテのファーストゴロ。タイミングが合わず、打たされたような形になった。ボールがピッチャーから離れた瞬間、一瞬長打を期待したが、タメを作り切れず若干、開きが早くバットが遅れて出てきた印象。

第3打席3-2-1 ランナー:一塁・三塁 1-0とヤンキースが1点リードの5回裏。どうしても追加点の欲しい場面で松井の打席。
初球、外角低めへの変化球(126km/h)を見送ってボール。2球目、外角低めへの速球(122km/h)を見送ってボール。3球目、速球(137km/h)が外角寄り低めへ決まってストライク。4球目、インコース低めへ速球(137km/h)を見送ってストライク。5球目、外角低めへ変化球(122km/h)を見送ってボール。これでフルカウント。ここまで一度もバットを振らず。松井は、外野フライを打てる球だけを待っていたと思う。6球目、インコース低めへの速球?をファール。7球目、最後の最後で外野フライを打つにはもってこいの真ん中高めへの変化球(121km/h)が来る。これを難なく左中間方向へ大きな犠牲フライを放ち貴重な追加点を挙げる。犠牲フライは、6月2日以来69試合ぶりとなった。松井とっては本当にラッキーな球が来た。しかし、そのラッキーボールに力むことなくしっかり結果を出せるのは、松井の地力。犠牲フライという規制があったからかもしれないが、引き付けて左中間方向へ打球が打てたのは今後のバッティングにいい影響を与えるのでは。開かずにいい形でボールを呼び込めていた。

第4打席2-0-1 ランナー:満塁 初球、外角へ大きく変化球(140km/h)が外れてボール。2球目、外角低めへの変化球(137km/h)を見送ってボール。3球目、真ん中への変化球(135km/h)を捉え一・二塁間を抜ける2点タイムリーヒット!!アナウンサーは思わず「来た!!」と叫んでいた。甘いボールを逃すことなくしっかり捉えた。ゆったりとしたテイクバック。そして、一瞬の動きの止まったようなタメがあってからのしっかり軸足に残した鋭いスイング。理想的なボールの呼び込み方だったと感じた。変化球にも崩されない安定した間合いの取り方が戻ってきたのかなと思った。それでもほんの少し開きが早く、真ん中のボールに対し若干遠く感じるようなバッティングに見えた。もうワンテンポ待てていたら打球が上がって長打が出たかもしれないということだった。

松井のコメント:「ストレートを待ってたけど、強引にいかなかったから。」

第5打席1-2-2 ランナー:二塁 初球、インコース寄り低めへの速球を見送ってストライク。2球目、真ん中低めへの変化球を見送ってストライク。2球で追い込まれる。3球目、インコース寄り低めへの変化球(126km/h)を見送ってボール。4球目、外角低めへ逃げていくような速球(150km/h)を追いかけていって当てるだけのバッティングだった。打たされた格好になりショートゴロ。松井の形でボールを呼び込みレフト方向への強い打球を見たかった。残念。

松井のコメント:(前回の対戦でスライダーに対して2三振していたダウンズについて)「前回はタイミングの狂ったピッチャーでしたが、前回と基本的に変わっていない。打つべき球を打てたということ。」

今日は8月7日以来、13試合ぶりのレフトへのヒットが出た。ここ20試合でレフトへのヒットがわずか2本。そして、その間のライト方向へのゴロが80打数中21個。去年、松井が課題としていたのは外角の球を引き付けてレフト方向へ強い打球だった。しかし、今年調子を落とした時は、決まって強い打球を打ちたいという意図から外角の球を巻き込もうとしての強引さがつきまとっていた。レフト方向へ打つにもライト方向へ打つにも松井が何度も語っているようにボールを呼び込みミートするまでの間合いの取り方が重要になってくると思われる。ポイントまでいかに自然体で待てるか。そういう点で今日の第1・3・4打席は理想的な間合いの取り方だったように感じた。
先日、テレビのインタビューで松井が「やっぱり、打ちにいくまでのバランス的なものですよね。僕はそれが一番大切だと思っているんです。それが出来れば、絶対いいスイングが出来るし、いいボールの捉え方が出来ると思っているんですけどね。」と語っていた。今日、その意味が改めてよく分かった。安定してどこか余裕が感じられるボールの呼び込みは、鋭いスイング、ブレないスイング、軸足に残したスイングを生む。今日のバッティングが復活ののろしとなればいいな。頑張れ~、松井!!!

今日は、ジーターが右手親指の捻挫で欠場、ゴードンが体調不良と肩の違和感で登板を回避。チームキャプテン・ジーターの不在でどのような影響が出てくるのか不安の中始まった試合。

試合の方は、ヤンキースが2回裏、1点先制した後、満塁のチャンスを生かせなかったり、4回裏、ポサダ、ジアンビと連続ヒットだったが続く打者・エスカローナが送りバント失敗するなどあって無得点に終わったりなかなか波に乗れずにいた。そんな中、飛び出した5回裏の松井の犠牲フライ、7回裏の痛烈な2点タイムリーヒット。ここまでの4得点すべてに絡む松井の活躍がチームに勢いを与えた。その後もヤンキースは得点を重ね快勝。

050822_reliever 投げては、ライトが好投を見せ7回を無失点で乗り切る。その後を引き継いだエンブリーは、いきなり2ベースヒットを1本打たれた時点で交代。何しに出てきたのか?というスタジアムの雰囲気だった。やはり、左のリリーフがエンブリーだけというのは今後の戦いを考えると不安があると思う。何とかして欲しい。その後、スターツ、プロクターが一回ずつきっちり抑えた。

<トーリ監督のコメント>
・「ヒットの打ち方も、流れを引き戻す方法も知っている。A・ロッドの後を打つには、うってつけの選手なんだ。」
・「松井はプロフェッショナルだ。タイムリーの打ち方を知っている。」
・「今年はみんな本来の力を出せずにいる。確かにマツイにも同様に不調はあるが、選手がみんなマツイくらいに頑張ってくれていれば、今のチーム状況にはならなかったと思うんだ。彼は真のプロなんだ。」

松井のコメント:「ゲーム展開の中でいいところで打って点が取れました。明日以降もこういう試合ができるといいですね。いまは自分のことより、とにかくチームが勝ち続けることが大事。」

久しぶりに松井が存在感を見せつけた。待ちに待った本来の松井の姿を見ることが出来て本当に嬉しい。やったねっ!!ニューヨークに帰ることがきっかけになればと思っていたら、ホームに戻ってきていきなり結果を出した。過去の成績もホームのほうが大きくロードでの成績を上回っている。ヤンキースファンの前で活躍しているという事でもあり、精神的にファンの声援や球場の雰囲気が松井に味方しているのかなと思ったりした。

<松井秀喜 ホーム/ロード別成績> ※前日終了時
     打率  本塁打  打点
ホーム  .322   13   55
ロード   .269   6    35

050822_nittei 気がつけば今シーズンもあと1ヶ月とちょっとというところまできた。もう、ここまで来たら最終戦まであっという間に過ぎていくのだろうなぁ。今、毎試合、毎試合落とせない試合を続けているヤンキース。これ程厳しいシーズンは近年なかったんじゃないかと思われるが、最後の最後にドラマが待っている気がしてならない。熱く燃えた最高のシーズンになってくれると信じている。目の前にある一試合を大切に見つめていきたい。この17連戦、どういう戦いを見せてくれるかが終盤を占う大きな鍵になる。頑張れ、ヤンキース!!

ヤンキースは今日の勝利でワイルドカード争いではアスレチックスと並んで首位に立った。

トーリ監督のコメント:「状態が悪くてもプレーオフが狙えるのは幸運なこと。未来はわれわれの手の中にある。」

1週間ぶりに戻ってきたヤンキースタジアムでは、右翼フェンスにあったオレンジ色を基調とした「読売新聞」の広告がなくなり、黒をベースにした「SONY」の広告に替わったばかりだったらしい。あの唯々目立つだけの気になってしょうがない看板広告が無くなって嬉しい限り。
読売新聞の広告がヤンキースタジアムに登場したのは昨年6月。当初は漢字だけで、地元テレビ局などの評判もイマイチだったようだ。
(参考:夕刊フジ)

<追記>
・今季の満塁の成績は13打数6安打の打率4割6分2厘・16打点。

・【1週間ぶりの本拠地ニューヨーク。その間、タンパ、シカゴでの6試合は、チームともども苦戦続きだった。21打数3安打(打率1割4分3厘)で3打点。】

そんな中、試合前のロッカーで急きょ開かれたドン・マッティングリー打撃コーチ(44)との打撃教室。約10分間の熱血打撃指導
「悪い時の癖が出てる。体が開いちゃってる。もう少し我慢しないと。軸となる左足を今一度、しっかり意識しながら打ってみろ。」
第1打席で左前打を放つと五回一死一、三塁では中犠飛と、忠告通り軸足体重を残したまま体の開きを抑え、中堅から左方向へ鮮やかな打撃を披露してみせた。

松井は自分なりに原因分析は終えていた。「結果が出ないということは、どこかが悪いということ。ボクの場合、大抵は右肩の開きが早くなってるんです。それは練習で修正するしかないんです」。試合前の打撃練習では、両足の親指裏部分にあたる「母子丘(ぼしきゅう)」に重心をかけ、右肩の開き、強振しないスイングを再確認。微調整は完了していた。
(ニュース記事参照)

4打数・1安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 122 472 139 19 90 .294 .360 .489 .850
松井:5番・レフト先発出場
先発:R.ジョンソン【L,11勝8敗】(IP:8.0 H:10 R:6 ER:6 BB:0 SO:8 HR:4 ERA:4.34)

『対戦ピッチャー』
・vs コントレラス(R)【Career:3-0 avg .000】:第1・2・3・4打席

第1打席2-2-0 ランナー:一塁 初球、外角低めへの速球を見送ってストライク。2球目、外角寄りやや高めへの変化球を打ってファール。2球で追い込まれる。3球目、インコース低めの膝元への速球を打ってファール。4球目、インコース低めにカーブが大きく外れてボール。5球目、外角高めへ抜けたような変化球でボール。カウント2-2。6球目、外角低めへ逃げながら鋭く沈む変化球に空振り三振。完全にタイミングを外され前に突っ込むようなバッティングだった。右方向へ引っ張ろうというようなスイングのために全く対応できなかったのかなと感じた。

第2打席0-1-0 ランナー:二塁 初球、高さは真ん中、外角へのシュート気味の速球を打ってファール。2球目、高さは真ん中、外角寄りへのシュート回転の速球を打つも打ち損じてファーストゴロ。その間に二塁ランナーは三塁へ進塁。ボールは手元で微妙に変化しているように見えた。松井は、なにがなんでもライト方向へ引っ張ろうというバッティングだった。

第3打席0-0-0 ランナー:一塁・二塁 ヤンキースが6-1と大量リードされた6回表。シェフィールド、ロドリゲスと連続ヒット。チームに勢いをつけたい場面で松井の打席。
初球、外角高めへのシュート気味の速球(146km/h)を打ってファースト方向へのゴロ。しかし、打球が一塁ランナーのロドリゲスに当たってロドリゲスの守備妨害。結果、松井には内野安打の記録がついた。
バットが下から出ていてかなり遠回りしているような印象を受けた。そのため体重の乗らない上体だけのバッティングになったのでは。また、ボールを引き付け切れなく、どうもポイントが前になっている感じだった。タメがない。

松井のコメント:「ファーストに獲られていたかもしれないですね。獲られてダブルプレーになるよりはよかったです。」

第4打席2-0-1 ランナー:なし 初球、インコース低めへの速球を見送ってボール。2球目、外角高めへ変化球(130km/h)が外れてボール。3球目、外角寄り低めへのシュート気味の速球(145km/h)を打って大きな当たりだったが伸びがなくセンターフライ。この3連戦で初めての外野に飛んだ打球ということだった。重心がやや軸足に残り、いい感じで打っていたのに思ったより伸びがなかったのは、シュート回転で若干、芯を先のほうに外されたからだろう。あと、センターから右方向にホームランにするには少しポイントが近かったのではないかと感じた。しかし、ゆったりとボールを呼び込んでいて明日へと繋がる打席になったのでは。

松井のコメント:(3連戦で一番の打球に見えたことについて)「寂しいねえ。一番よかったのがセンターフライか…。」

今日の松井のバッティングを見て、狙い球と違う球が来たときに崩されやすい状態にある(特に変化球に対して)のかなぁという印象を受けた。タイミングを外されても、狙ったコースと違う球が来ても柔軟に対応できる頼もしい松井選手が見たい。
今回の遠征6連戦では、21打数3安打で打率.143。今月上旬も、松井が調子を落とした時期があった。その原因は疲れから思うように体が動かないというものだった。今、外角中心の攻めに対しタメを作れずゴロが増えているのも疲れからくるものなのかもしれない。
ニュース記事によると【松井は試合前の打撃練習でも、バットからまるで快音が響かない。汗を振りまく松井をあざ笑うかのように、打球はフェンス際で力なく失速していく。202打席連続ノーアーチのころと、全く同じ傾向だ。(夕刊フジ)】という事らしい。
8月上旬の不調は、遠征からホームのニューヨークに戻りゆっくり休養を取ったことがいい方向へ向かった。明日からヤンキースはホームでの試合。復調のきっかけとなればいいな。
やはり、松井の塁上をを走り回るような活躍がなければチームに活気が出てこない気がする。(個人的意見)。チームに勢いをつける1打を期待。頑張れ~、松井!!応援してます。

松井のコメント:「甘い球が少なかったけど、少ないなら少ないなりの対応が必要だった。それができてない。」

試合の方は、R.ジョンソンが4回裏に突然崩れた。井口の同点ソロホームランを皮切りに6連打、4本塁打、6失点と怒涛の攻撃を受ける。その後、8回まで投げ切るも味方の援護がなく負け投手に。結局、失点は4回裏の6点のみ。あの回のR.ジョンソンの乱れは一体なんだったのか。井口に打たれたホームランが悔やまれる。

<トーリ監督のコメント>
・「ランディはあの回だけおかしかった。あの(井口とロワンドの)2発で感情的になってしまったのかね。他はよかったのになあ。」
・「イグチはマツイの1年目と同じ16本を打つかもしれないが、タイプが違う。イグチは数字には表れにくい仕事をしている。マツイは打点を叩き出す役回りだ。」

<ジョンソンのコメント>
・「3回まではいい感じだったし、自分の投球ができていた。打たれたのには理由があるのだろうが、説明できない。」
・(かつてシアトル・マリナーズ時代にバッテリーを組んでいたクリス・ウィジャー捕手に打たれた3ランについて)「あれが一番こたえた。完全に肩よりも高いボール球だった。しかもストライクゾーンを外そうとした球だったのに…。彼があれを打てたのは以前に自分の球を受けたことがあるからかな。」
・「スライダーはよく曲がったし、速球に力もあって、状態はすごく良かった。あの回だけ。原因を的確に指摘できない。イライラする。1イニング4発? それを誰が説明できると言うのか…。ただ自分はこの試合から逃げ出したいとは思わなかった。」

3打数・0安打・0打点・1四球  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 121 468 138 19 90 .295 .361 .491 .853
松井:5番・レフト先発出場
先発:チャコーン【W,3勝8敗】(IP:8.0 H:4 R:0 ER:0 BB:3 SO:5 ERA:3.32)

『対戦ピッチャー』
・vs ヘルナンデス(R)【Career:2-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs ジェンスク(R):第4打席

第1打席3-2-1 ランナー:なし 初球、インコース低めへ変化球(134km/h)が外れてボール。2球目、外角やや高めへの速球(142km/h)を見送ってボール。3球目、高さは真ん中、インコースへのカーブ?(113km/h)を待ちきれずファール。4球目、高さは真ん中、インコース寄りへの切れ込んでくるスライダー(126km/h)を打ってファール。5球目、外角やや高めへの速球(145km/h)を見送って際どい判定だったがボール。6球目、真ん中低めへのスライダー(126km/h)を打ち上げてしまいショートフライ。タイミングを外され待ちきれず、前に突込み気味で打っているように見えた。

第2打席1-2-0 ランナー:二塁 初球、真ん中高めへスライダー(130km/h)が外れてボール。2球目、真ん中やや高めへ甘くシュート(130km/h)が来るが手が出ずストライク。解説:「今の見逃し方は、1打席目のインコースへのスライダーが頭に残っている。」3球目、インコースやや高めへのスライダー(130km/h)を打ってファール。4球目、高さは真ん中、インコースへ鋭く切れ込んでくるスライダー(127km/h)を打ってファール。5球目、外角高めへの速球(143km/h)に対して振り遅れで空振り三振。インコースへのスライダーをかなり意識させられているようだった。重心が、かかとにかかり上体だけ当てにいくようなスイングだった。

第3打席1-0-1 ランナー:なし 初球、外角へのシュートしていく変化球が外れてボール。2球目、外から真ん中低めに入ってくるスライダーを打ってファーストゴロ。ベースカバーに入ったヘルナンデスがベースを踏んでいないという判定で松井は一塁に残る。呼び込みきれず、かなりポイントが前で打っていたように見えた。

第4打席3-0-1 ランナー:二塁 四球で歩いたロドリゲスが盗塁を決めると、松井を敬遠四球で歩かせる。次のバッターが調子を落としているとなかなかチャンスで打たせてもらえない。頼みます、シアンビ。

松井のコメント:(先発・ヘルナンデスについて)「コントロールがいいとなかなか打てない。スライダーとカーブは思ったより曲がりが大きかった。」

松井が調子がいい時は、速球でも変化球でも柔軟に対応できる"タメ"がある。松井自身が語っているように、打ちにいくまでのバランスが非常に安定しているように見える。現在は打つポイントが前にいっていてバランスよくボールを呼び込む間合いが取れず、崩されることが多くなっているのでは。そういう意味で今の調子はイマイチなのかなぁと感じた。昨日、今日とバッテリーにうまく攻められているというのもある。速球を待っていても変化球にうまく合わせるバッティングが出来る勝負強い松井が見たい。頑張れ~、松井!!

試合の方は、ロドリゲスの走者一掃の2点タイムリー、ウィリアムズの犠牲フライ、マルティネスのタイムリーなどチャンスを確実に得点に結びつけたヤンキースが0-5と大きくリード。
投げては、チャコーンが8回を被安打:4で無失点と完璧な投球をし、9回はF.ロドリゲスが締め試合終了。

今日は、レッドソックスは2得点しか取れていなかった。更に2つのエラーが失点に絡みレッドソックスらしくない形での負けだったようだ。珍しいこともあるもんだ。こんな日にヤンキースが確実に勝ちを収めたのは大きい。ヤンキースとのゲーム差は3に縮まった。ゲーム差3からが正念場。明日も頑張れ~、ヤンキース!!

3打数・0安打・0打点・1四球  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 120 465 138 19 90 .297 .362 .495 .857
松井:5番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ【W,12勝7敗】(IP:7.0 H:5 R:1 ER:1 BB:1 SO:7 ERA:3.88)

『対戦ピッチャー』
・vs ガーランド(R)【Career:5-1 avg .200】:第1・2・3打席
・vs ポリート(R):第4打席

第1打席3-1-0 ランナー:なし 初球、外角やや高めへ変化球が外れてボール。2球目、外角やや高めへ変化球が外れてボール。3球目、外角寄り低めへ沈む変化球(145km/h)を見送ってストライク。4球目、外角への変化球が外れてボール。カウント3-1。5球目、高さは真ん中、外角へ沈みながら逃げていく変化球(146km/h)を打ってセカンドゴロ。外角の球に対してやや開きが早く強引に引っ張ったという印象。また、ポイントが前で打っていて力の無い打球だった。引き付けて逆方向への打球を見たかった。

第2打席0-2-0 ランナー:一塁 初球、高さは真ん中、インコースへの変化球(127km/h)を見送ってストライク。2球目、真ん中への速球にやや振り遅れてファール。3球目、インコース寄りやや高めへの速球に差し込まれてファール。4球目、外角高めへの速球(148km/h)をカット気味のファール。5球目、真ん中やや高めへの速球(148km/h)を打ってファール。どうしても甘い速球を芯で捉えることが出来ない。しかし、速球に対する対応を見ると引き付けてセンターから左方向への打球を打とうという意図が感じられ、強引さはなかった。ただ、右肩が上がってややアッパー気味のスイングだったかも。ここまで速球で押してきて6球目、一転して高さは真ん中、外角へのやや逃げるようなチェンジアップ(130km/h)。松井はタイミングを外されて完全に泳がされセカンドゴロ。バッテリーにうまく打ち取られた。

第3打席0-2-0 ランナー:一塁 初球、外角やや高めへの変化球?(145km/h)を打ってレフトポール際への痛烈なファール。十分引き付けて腰が入り体重の乗った打球だった。外角の狙った球に対してレフト方向という思い通りのバッティングだったのでは。2球目、外角低めへのチェンジアップ(129km/h)に何とかバットを当ててファール。3球目、外角低めへの速球(148km/h)を見送るも見逃し三振。かなり厳しいコースだった。

第4打席3-0-2 ランナー:三塁 1-3とヤンキースが2点リードで迎えた8回表。ランナーを三塁に置いた場面で松井の打席。松井、ジアンビに対して左投手を投入するにあたって、ホワイトソックスはジアンビとの勝負を選択。松井は敬遠四球で歩く。今シーズン、松井は左投手に強いというのが浸透してきた様子。

その後、ジアンビは凡退し追加点ならず。

試合の方は、ホワイトソックスが初回に先制する。ホワイトソックス先発・ガーランドは防御率3.43の好投手。そんな中、ヤンキースは少ないチャンスにシェフィールド、ウィリアムズのタイムリーなどで効率よく3得点。その3回表と5回表の得点機会で、いずれも9番に打順を下げられていたカノーがヒットを放ちチャンスを広げ上位打線に繋ぎ、ホームに還って来た。前回の試合、軽率なプレーでチームに負担をかけたカノーが、その借りを返すような活躍だったのでは。先日のプレーで萎縮してしまうのかなと思っていたが、さすが将来を期待される選手だけのことはある。

ムッシーナはきっちり7回を1失点で投げ切った。そして8回裏はゴードンに継投。
先発が6回までで降板するのと、7回まで投げ切るのではこれほどまでに気持ち的に違うのかというくらい、いい流れで試合が進んでいった。
それでも9回裏に守護神リベラがマウンドへ上がると、ここのところの結果が頭をよぎり観戦しながら異常に緊張していた。最近、勝利を目前にしながら何度もつまずいて、勝ちを逃したのがトラウマのようになっているのかも。9回の3アウトを取るまで何が起こるか分からないのが野球だというのを嫌というほど思い知らされている。かたずを呑んでリベラの投球を見守ったが、難なく3人で抑えて試合終了!!今日は、1勝の重みを改めて感じ、喜びを噛み締めた。

今日の松井は、解説によると2打席目以降、意識的に強引さを取り払おうとしていたという事だった。これは明日のバッティングにつながるような気がした。強引さがなくなれば力みが取れ、開かずいい形でボールを呼び込めるので、自然と長打が出ると信じたい。明日への期待が高まる。頑張れ~、松井!!

<松井のコメント>
・(試合前、対戦する先発・ガーランドに対して)「ガーランド? 去年1試合対戦したけど、あまり印象がないんですよね。まっすぐは速かったと思いますが…。当日、ビデオを見て研究します。」
・「チェンジアップがかなり沈んでいた。思ったよりボールも動いていた。タイミング(が合わなかった)というより、コントロールがよかった。甘いコースには来てなかった。」

4打数・1安打・1打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 119 462 138 19 90 .299 .363 .498 .861
松井:5番・レフト先発出場
先発:ライター(IP:5.1 H:2 R:3 ER:3 BB:5 ERA:6.09)

『対戦ピッチャー』
・vs ヘンドリクソン(L)【Career:18-5 avg .278】:第1・2・3打席
・vs ミラー(L):第4打席

デーゲームでボストンが負けたという情報が試合前に入ってきていた。今日は絶対に負けられない試合。

第1打席0-0-2 ランナー:一塁・三塁 初球、真ん中インコース寄りやや高めへ浮いた変化球?(138km/h)を積極的に打ちにいってライト前タイムリーヒット。解説によるとバットが自然に出たというよりはライト方向へ強い打球を打とうという強引さが出た打席となったのではということだった。
解説・本西氏:「気持ち開きが早い。逆方向ではなくライト方向へ打球が集まるというのはそのためでは。」

第2打席1-0-0 ランナー:なし 初球、インコース寄り低めへの変化球が外れてボール。2球目、インコース高めへの速球(150km/h)に差し込まれた感じになりセカンドゴロに倒れる。
解説・本西氏:「今のは呼び込み過ぎて逆に詰まってしまった。上体の力で打っている。上体に力が入りすぎていたのでは。欲を言えば逆方向に強い打球が出てくれば調子はもっと上がるのでは。最近の松井はちょっと強引さが出ている。」

第3打席0-2-0 ランナー:なし 初球、山なりのカーブが真ん中に決まってストライク。2球目、インコース低めへの変化球を見送ってストライク。3球目、外角低めへのカーブに完全に泳がされファーストゴロ
本西氏:「ちょっと修正する部分がある。外の変化球に対し胸が早くピッチャーの方向を向いてしまっている。そうするとバットは外から出てしまう。だから今みたいに引っ掛けた打球が出てくる。しかし、意識してショートの頭の方向へ強い打球を打つという練習をやるとすぐ戻ると思う。」

第4打席2-1-0 ランナー:なし 5-5と同点に追いつかれ流れがデビルレイズに傾きかけている8回表。松井が出塁して流れを変えたい場面。
初球、高さは真ん中、インコースへの速球が外れてボール。2球目、初球と同じようなコースに来た速球が止めたバットに当たりファール。3球目、外角への変化球が外れてボール。4球目、真ん中高めへの速球を打つも、芯を外れた鈍い音がして伸びがなくライトフライ。若干、腰の開きが早くバットが遅れて出てきている印象を受けた。バットが遠回りしているようだった。

その後、ジアンビが四球で出塁し代走ウォーマック。この監督の起用が的中し、盗塁とキャッチャーの送球エラーの間に一気に三塁を陥れる。ポサダがタイムリーを放ち、5-6と勝ち越しに成功。

松井は昨日の強引さが出てしまうバッティングが今日も続いていたという印象だった。引っ張らずにセンター方向へ打ち返せば長打になると思われる球に対してもライト方向への意識が出ていたのでは。そのため開きが早くバットが外から出てくる悪循環に陥っているという事だった。開きを抑え、最短距離にバットが素直に出るバッティングを見たい。頑張れ~、松井!!

試合の方は、6回表までヤンキースが松井のタイムリーや、シェフィールドの3ランホームランなどで2-5と大きくリードしていた。ヤンキース先発・ライターも四球が5つとランナーを背負い苦しいピッチングながら何とか6回途中、1人ランナーを出して交代するまで2失点に抑えていた。ここからヤンキースの悲劇は始まる。
ライターから交代したスモールが2ランホームランを浴び4-5と1点差。更に7回裏、デビルレイズは3ベースヒットなどで同点に追いつく。スモールは今日の試合を終わって防御率3.10。安定していて信頼していたのに。残念。なおも1死一塁・三塁のチャンスで、なんと4番のペレスに代えて代打ルーゴ。ここでピッチャーはエンブリーに継投。ルーゴはセイフティースクイズを試みるも失敗。飛び出していた三塁ランナーをポサダが刺した。この回は同点止まり。
8回表にヤンキースが5-6と勝ち越しに成功するもその裏、悪夢のデビルレイズの攻撃。先頭打者をエンブリーが打ち取ったかに見えたが、カノーの軽率な送球ミスにより二塁まで進塁させてしまう。これで流れは完全にデビルレイズ。ピッチャーはスターツへ交代。シングルヒット、2ベースヒットで同点。なおも無死二塁・三塁からワイルドピッチで逆転されてしまう。9回表、抑えのバエスを前にヤンキースは3者凡退で試合終了。ヤンキースが自滅した・・・。試合前、普段は明るいロッカールームも、背水の陣で臨むこの日ばかりはさすがに空気が張り詰めていたということだった。レッドソックスに中々追いつけない中で自然とチームにプレッシャーがかかっているのかも知れない。必死に闘っているヤンキースナインの頑張りが空回りして、まるで独り相撲をしているようだった。こんなひどい試合、悔しいけどこの怒りをどこにぶつけていいか分からない。

松井のコメント:「負けたというより、相手に勝ちを与えてしまったって感じですね。僕も含めて相手をなめたと言ったら言葉が悪いけど、そういうスキがあった。相撲で言えば、横綱相撲(を取ろうとしている)というか…。どこかで勝って当たり前というか、そういう気があったような…。」

トーリ監督からしてみればスモールが打ち込まれたのが一番の誤算だったのでは。先日まで、ゴードン・リベラ2人の合わせた防御率が2.09。そのほかのリリーフ陣の防御率が5.33というデータがあった。このデータ通り、リリーフ陣の不安定さが露呈した試合だったが、それにも増してデビルレイズのここぞという場面での打線の勝負強さは凄いものがある。なぜこのチームがダントツの地区最下位にいるのかヤンキース戦を見る限り理解できない。

ヤンキースは、対デビルレイズ戦に今季4勝9敗となった。

ヤンキースは、一番やってはいけない下位チームとの試合での取りこぼし、しかも連敗。もう涙が出てくる。はぁ~。今後ヤンキースはチームとしてどのように立て直してくるのか。。この連敗は後々重くヤンキースにのしかかってくると思われる。それでも、戦いは続く。緊張の糸を切らさないで最後まで全力を尽くす姿を見せてください。頑張れ、ヤンキース!!

5打数・1安打・2打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 118 458 137 19 89 .299 .364 .500 .864
松井:5番・レフト先発出場
先発:R.ジョンソン(IP:7.0 H:5 R:2 ER:2 BB:2 SO:7 ERA:4.22)

『対戦ピッチャー』
・vs ウェクター(R)【Career:11-3 avg .273】:第1・2・3・4打席
・vs オルベラ(R):第5打席

matsui_050816_c_hit 第1打席1-2-2 ランナー:二塁・三塁 初球、インコース低めへの変化球(132km/h)が外れてボール。2球目、真ん中への甘く入ってきた速球(146km/h)に空振り。かなり上体に力が入ってバットが遅れて出てきたように見えた。
解説・本西氏「今のは振りすぎ。しかし、タイミングが合っているからあそこまで振れる。悪くはない。」
3球目、高さは真ん中、インコースへの速球(148km/h)を差し込まれファール。 4球目、インコース寄り低めへの速球(146km/h)を捉えセンター前2点タイムリーヒット。右肩が開かず体の正面でしっかり捉えていた。捉えた後も頭の位置を最後まで残し、安定した軸を基にしたフォロースルーだったのでは。
解説・本西氏「2ストライクまでのスイングとは違っている。追い込まれてからは思い切って振りにはいっていない。バットが力みもなく自然に出るようになった。スイングに無駄がなく最短にバットが出ている。引っ張りたくなるような球だったが引っ張らないでセンター方向へバットを放り出している。技ありのバッティング。」

松井のコメント:「ポイントが近かったけど、素直に打ち返せた。」

第2打席0-1-0 ランナー:なし 初球、高さは真ん中、インコースへの緩い変化球を見送ってストライク。2球目、高さは真ん中、インコース寄りへの変化球?を打つも打ち上げてしまい浅いライトフライ。タイミングを外され前に突っ込みかけるが、腰を落とし重心を残そうとしたようなバッティングだった。体の反応としては悪くないと感じた。

第3打席0-0-0 ランナー:一塁 初球、外角高めへの見逃せばボールと思われる厳しいコースの変化球?に手を出して力の無いピッチャーゴロに倒れる。体が完全に開き、タイミングも外され当てるだけのバッティングだった。外角の球には慎重だった松井。しかし、この打席は強引に引っ張りにいき、バットのヘッドが返ってしまい思わず悪い時の松井の癖が出た感じだった。初球からあの球にいくのはもったいない気がした。

第4打席1-0-2 ランナー:なし 初球、低めへ変化球(134km/h)が外れてボール。2球目、外角低めへ逃げながら沈んでいくような速球(150km/h)にかろうじてバットに当てるもボテボテのショートゴロ。バッテリーにうまく打たされた格好になった。始めからレフト方向への意識があればヒットに出来たかもしれない。

第5打席0-2-1 ランナー:なし 初球、インコースやや低めへの速球(151km/h)を見送ってストライク。2球目、今度は一転して外角低めへの変化球(135km/h)がぎりぎりに決まってストライク。2球で追い込まれる。3球目、外角低めへ逃げていく変化球(137km/h)を引っ掛けてピッチャーゴロ。この打席も強引に引っ張って手首を返すという松井の悪い癖が出てしまったような感じだった。ボールを呼び込むというよりは、追いかけしまい後ろ体重になっていたように見えた。

試合の方は、ヤンキースが2回表に1点追加し、更に無死満塁という場面があったが上位打線カノー、シェフィールド、ロドリゲスが連続して凡退し、絶好のチャンスをふいにする。3回裏には1死二塁からウィリアムズのセンターへのヒットに間に2塁ランナーがホームを狙うも好返球にあい追加点ならず。この序盤の好機を生かせなかったことが後々響いてくるんじゃないかという嫌な予感はあった。

先発・R.ジョンソンは立ち上がり満塁のピンチを作るなど不安定さもあったが、その後立ち直り7回を2失点と好投を見せる。8回はゴードン。9回は3-2とヤンキースが1点差のリードでリベラがマウンドへ。今日のリベラは昨日までとは違っていいんじゃないかと感じた矢先、6回裏にも2ランホームランを打っているペレスからソロホームランを浴びてしまい、土壇場で同点に追いつかれてしまう。なんだか悪い夢でも見ているようだった。

延長に入って完全に流れはデビルレイズに傾いていた。11回裏、エンブリーーーーーーーーーが1死から2ベースヒットを許し、プロクターへ交代。そのプロクターは完全に雰囲気に呑まれていた。いきなりボークでランナーを三塁に進塁させてしまう。その後、満塁策をとり2死満塁という場面。対するゴメスになんと1球もストライクが入らずストレートの四球を与え、押し出しのサヨナラ。

今でも今日の負けは、どうしても受け入れられないでいる。全身の力が抜けてしまった。四球押し出しによって安易に相手に勝利を与えてしまった悔しさやリベラが打たれてしまったショック、序盤にダメ押しを出来なかった打線への歯がゆさ・・・。これもすべて地区ダントツ最下位のデビルレイズに大きく負け越しているという相性の悪さによるものということになるのだろうか。悔やんでも悔やみ切れない1敗となってしまった。ここは気分を変えて、ヤンキースにはこの負けを引きずらず明日の試合を快勝して、是非ともこのカード勝ち越して休養日に入ってもらいたいです。ガンバレ、ヤンキース!!連敗は絶対に避けなければならない。

今日の松井は外角の球に苦労していたように感じた。1打席目は自然にバットが出ている印象だったのにその後突然、強引さが出てしまったのでは。3打席目、初球からボール気味の外角の難しい球を打ちにいった辺りからバッティングが崩れた。やはりボール球に手を出すという事はバッティングを崩す原因となるのか。体が開かずにボールを呼び込んで、素直にバットが出る状態になればいいな。頑張れ~、松井!!

この日、同じ時間に試合をしていたレッドソックスは、ヤンキースとは全く逆で9回の土壇場に3-3の同点に追いつき延長戦をものにした。ガックシ。なんて粘り強いんだ・・・。

今日はカージナルスの田口選手が5打数4安打1盗塁3打点、そのうち3本の2塁打。打率も.303に上げる大々活躍をした。凄い。

<追記>
デビルレイズのホームは、ドーム球場なので見ていて閉塞感があり、息が詰まりそうになる。やっぱり野球は屋外、そして天然芝がいい。

matsui_050814_getsports
6月14日、捻挫をした直後の試合。試合に出る決意をしたのは復調に対する強い確信があってのこと。その背景には調子を把握するためのある絶対的なバロメーターがあった。

「頭でこういう風に動きたいというのがあるわけでしょ。その通りに動いてくれないという事。だから、頭でこういう風に思っているのにその通りに動いてくれないから微妙なズレがあるわけでしょ。そこに違和感を覚えるんですよ。ちょっと。これは練習中に分かる。というより構えただけで分かるんだけどね。」

・具体的に微妙なズレとは何ですか?

「やっぱり、打ちにいくまでのバランス的なものですよね。僕はそれが一番大切だと思っているんです。それが出来れば、絶対いいスイングが出来るし、いいボールの捉え方が出来ると思っているんですけどね。」

バットを構えただけで、その日の調子を的確に計るという。匠の技。バットマンとして誰よりも客観的に見据え、誰よりも己を熟知している。ケガを境に強烈に火を噴き始めたそのバット。打率は2割3分から3割2分まで一気に上昇した。ところがある時期を境に再び下降線をたどることとなる。それはプロ13年目にして初体験。

「感じはよかったんですけど、やっぱりシーズン中に休みは良くないね。シーズン中に僕はね、休んじゃダメだということがよく分かったね。」

原因はなんとオールスターにあったという。

「オールスターに出なかったのは1年目くらいかな。1年目もジュニアオールスターみたいなのは出たけど。そういう意味で、シーズン中に3日間休みを貰ったのはたぶん初めて。微妙にその、感覚がズレているんだよね。ちょっとした事で変わっていくしね。バッティングっていうのは。これも経験の話になっちゃいますけど、やっぱりどれだけいいものを掴んでも必ず結果が出るとは限らないし、悪くなることも十分ありえるし。だから全然驚かないですよね。特にバッティングはそんなものですよね。逆にいいと思ったときがやばい。」

・"いいと思ったときに、崩れる可能性があるよ"って念頭に置いておかないといけないという事?

「常にそういうことを考えながら。色んなことを考えながら。要は今の自分の状態の中でゲームでどういう風にベストを尽くすかという事ですよ。ゲームになったらそれしか考えていない。」

バッティングにおいて、たとえいい手ごたえを掴んでも、決して安心することなくその時の状況を冷静に受け止める。だからこそ、不振に見舞われる中でもここぞの場面では結果を出し続けてきた。
プロ入り初のオールスター休みを経験した松井は、実は今年もう一つの初体験をしている。それはあのケガの直後から続いた好調の中で、2週間もの長い期間を指名打者として出場し続けたこと。そこにはプロ13年目にして開眼したバットマンとしての新たな境地があった。

「はじめてDHあんなにたくさんやったけど、いいもんだなと思いましたね。守備をやらないから普段のリズムじゃないんだけど、後ろで常に準備できているんですよ。自分の打席に対して。ロッカーで自分の打席が回ってくるのが分かるじゃないですか。自分の打席に対して常にずっと準備できてる。テレビ見ながらバットを振ったり体操したり。やっぱりテレビだからよく分かるんですよ。相手チームのピッチャーのことも、自分のチームのピッチャーのこともよく分かる。だから普段守っていて分からないことが結構分かったりする。テレビで見てるからね。ライブでヤンキースのテレビ中継を見たのは初めてかもしれないね。あれだけゆっくり。あの2週間。自分が打席に立っている以外ね。」

・それは去年までとの違いですね。去年までは、DHがあったときは、リズムが取れないから嫌だって言ってましたよね?

「DHにはDHのリズムの取り方があるという事が分かった。これはオヤジになっても大丈夫かもしれませんね。(笑)」

【義田貴士氏の話】
>今松井選手は3、4キロやせてますね。しかし、毎年夏は必ずやせますからこれは全然気にしなくてもいい。

>構えたときに調子がいいか悪いか分かるのは、ジャイアンツの後半くらいから。ピッチャーに向かう顔の方向、トップの位置、テイクバックをした時のトップの位置とか、足のバランスとか、そういうことが構えてすぐ分かるというんですよ。試合で打席に入って、構えた時に打てそうか打てそうじゃないか、どこが悪いのか、松井選手は分かると言っている。しっくりくる、こないという事だけ。そこが原点になって、あとはテイクバックを取ったトップの位置とステップの時の足のバランスですね。

>松井選手は打席に入る前のルーティーンを大事にしている。まずベンチの一番奥のところでスポーツドリンクを水で割ったようなものを飲んで、早めにヘルメットをかぶってなどルーティーンは絶対同じ。

>オールスター明けから調子が下降したことについて自分のバッティングを分析すると、外のボールは綺麗にバットが出るんですって。その代わり、インコースのボールが全部詰まると。一体何なんだこれは、と松井選手が自分自身で分析するとテイクバックをした後のトップの位置がやや低くなっている。それによってバットが、ちょっと遠回りをしている。だからインコースのボールが詰まる。だから今は練習の時は、トップの位置ばっかり意識してやっている。

>松井選手は細かいところまでこだわりを持ってやっている。例えばテイクバックをした時に体のどの筋肉がどのように動くかとかをきちんと勉強したり(ジャイアンツの後半くらいから)、自分はこういうタイプだとか分析したり。食事でも体重が増えないように意識して野菜を多めに取るようにしている。栄養面でもいろんな知識があり、気を使っている。

~テレビ朝日「GetSports」(8/14)より~

今回の松井選手のインタビューを聞いて、バッティングはかなりの不安定要素を元に成り立っていているんだなぁと感じた。掴んだと思ったらふいに手からすり抜けて、儚く消えてしまいそうなかすかな感覚に似たものなのかもしれない。「逆にいいと思ったときがやばい。」という松井選手の言葉が印象的だった。そんな思い通りに行かない不確定な要素を含んだバッティングに対し、納得のいくものを掴み、少しでも長く維持するために日頃からベストを尽くし、努力を惜しまない松井選手の姿が垣間見えた気がする。ガンバレ~、松井!!

2打数・0安打・0打点・2四球  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 117 453 136 19 87 .300 .365 .503 .869
松井:5番・レフト先発出場
先発:ライト【W,3勝2敗】(IP:6.1 H:4 R:2 ER:2 BB:1 ERA:7.62)

『対戦ピッチャー』
・vs フォッサム(L)【Career:8-3 avg .375】:第1・2・3打席
・vs ハーパー(R):第4打席

第1打席0-1-0 ランナー:一塁 初球、サイドスロー気味で投げられた外角低めへの外に逃げていく変化球(134km/h)に対し完全に腰が引けて空振り。2球目、外角やや低めへの変化球(135km/h)を打ってセンターフライ。後ろ体重(かかとに体重がかかって)で、しかも腰の開きが早く当てるのが精一杯といった感じのバッティングだった。やはり左投手のサイドスローで投げられる外角への変化球にはどうしてもバッティングを崩されてしまう。昨日のホームランにした打席は、決め球がインコース寄りに来て本当に良かった。

第2打席3-1-2 ランナー:なし カウント3-1から四球を選ぶ。

第3打席3-2-0 ランナー:なし カウント1-2からフルカウントになる。そこから2球厳しいコースをカットして、結局四球を選ぶ。粘り強い松井が戻ってきた。

第4打席3-2-2 ランナー:二塁 初球、真ん中高めへのチェンジアップ?を見送ってストライク。2球目、インコースへの速球(143km/h)が外れてボール。3球目、インコースへの変化球(134km/h)を見送ってボール。4球目、真ん中高めへの変化球(130km/h)を打つもボールの上を叩きファール。解説によると打ちごろの球に力みが出たのではということだった。5球目、インコース低めへ速球(145km/h)が外れてフルカウント。6球目、外角寄り低めへやや沈むような変化球(132km/h)をしっかり捉え、いい当たりでセンター後方まで飛ぶ。しかし、センターの好守に阻まれセンターフライ。低めのコースへの球に対し体重の乗った打球だった。安定した下半身があった。いい感じ。

今日の先発は4月23日に登板して以来、ケガで戦線離脱していたライト。6回・1/3を2点で抑える好投を見せ、監督の期待に応えた。4月に投げた過去4試合は、1試合平均、9安打・5.5失点と決して安定したものではなかった。3ヵ月半ぶりに復活したライトが、どのように進化を遂げているか今後の登板が楽しみ。
ライトの後をスターツ、ゴードン、リベラと継投した。9回裏にマウンドに上がったリベラは、2ベースヒット、死球などで1死二塁・三塁とピンチを招く。最近のリベラは球が高く、カットボールにキレがないということだった。その後、何とか抑えて試合終了となったが、前回も2失点しセーブを失敗してるし、リベラの調子が若干心配。シーズンが開幕した直後の4月のはじめ、2試合連続セーブに失敗している。今の状態は、その時の状態と似ているような気がしないでもない。4月の時は周囲の不安を吹き飛ばし復活した。またキレは戻ってくると信じている。

トーリ監督のコメント:「数週間前には先発のコマが足りず、どの投手を投げさせればよいのか全く分からなかった。ライトが戻ってくれれば、先発のスモールをリリーフに回せる。投手陣の厚みは増した。」

攻撃面では、ロドリゲスの屋根のどこかに当たる2ランホームランやシェフィールドのソロホームラン、タイムリーなど効果的に得点を挙げ、デビルレイズとの大事な初戦を制した。

なんとレッドソックスが6連勝の後、今日やっと負けてくれた。ホッ。これでゲーム差は3.5。ヤンキースが勝って、レッドソックスが負け、ゲーム差が1縮まるというのは8月5日以来なんと10日ぶり。ここまで来ると奇跡的のことのようにさえ思えた。その間、ヤンキースは2連敗もあったがこのところ5連勝し、本当によく粘っいる。最近、先発陣が安定してきてゲームを作ってくれる試合が増えてきたのが、この粘りの要因だと感じる。いい流れを維持して欲しいなぁ。頑張れ、ヤンキース!!

トーリ監督のコメント:「打線は水もの。試合を支配するのは投手力と守備力。投打がかみ合ってきた。」

松井のコメント:「本当にチームのバランスがよくなってきている感じがする。」

(右肩故障のためフロリダで調整中の)パバーノのコメント:「とにかくドクターの判断に従うだけ。一時期は落ち込んでいたけど、今は前向きにトレーニングに取り組めている。チームも上を目指している時期だし、早く合流したい。」

4打数・1安打・3打点・1四球・1本塁打  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 116 451 136 19 87 .302 .364 .506 .870
松井:5番・レフト先発出場
先発:チャコーン【W,2勝8敗】(IP:5.0 H:7 R:3 ER:3 BB:0 ERA:3.59)

『対戦ピッチャー』
・vs ベノイト(R)【Career:5-1 avg .200】:第1・2打席
・vs シャウス(L):第3打席
・vs グリボスキ(R):第4打席
・vs カーセイ(R):第5打席

第1打席1-2-2 ランナー:一塁 初球、外角高めへの変化球(129km/h)を見送ってストライク。2球目、高さは真ん中、外角への抜いた変化球(134km/h)を見送ってボール。3球目、インコース寄りやや低めへ入ってくる変化球(132km/h)を打つもレフト方向へファール。
解説・大島氏:「膝元にスライダー系のボールがいいコースに来ただけで、いいスイングをしている。」
4球目、外角への速球(150km/h)に対してやや振り遅れ、ファール。
解説・大島氏:「2ストライクと追い込まれた後のバッティングで、ある程度、ポイントを近くに置いて変化球も頭に入れて対応している。いいスイングで、追い込まれてからこれだけのスイングはなかなか出来ない。無理に引っ張ろうとしていなく良い。悪い時は、上体が前に出てきてどうしてもバットのヘッドが返ってしまう。」
5球目、高さは真ん中、外角への変化球(134km/h)を打ってサードファールフライ。緩い変化球に対しタイミングを外され、バットにボールを当てにいったような感じで、軸がボール方向へブレていた。そのためか、バットが遠回りしたように見えスイングの鋭さが感じられなかった。
大島氏:「ファール2球の内どちらか1球で仕留めたかった。」

第2打席3-0-2 ランナー:なし 外角へ2球、内角低めへ1球、変化球が外れてカウント3-0。4球目、真ん中低めへの速球(147km/h)を打ってセンター正面へのライナー。しっかり後ろに体重が残って、自分のポイントまで引き付けて打っているように見えた。理想的なバッティングのように感じた。
<大島氏>
・「カウント3-0だからといって"低めのボールを下から上に振り上げて打ってホームランを"と思われるかもしれないが、カウントによってバッティングを変えると狂いが生じてくる原因となる。2ストライク後に今のバッティングが出来るともっと理想的。」
・「一旦ホームランが30本を越えると、体がその感覚を覚えていて今年も必ずその近くまでいける。」

matsui_050814_homerun 第3打席0-2-2 ランナー:一塁・二塁 5回表に2-3と逆転されて1点を追うヤンキース。5回裏、シェフィールド、ロドリゲスと連続して四球を選び、ランナーを一塁・二塁に置いて松井の打席。レンジャーズは松井が大の不得意しているシャウスを投入してくる。
初球、外角寄り低めへの緩い変化球(119km/h)を見送ってストライク。昨日は見送るときに体の開きが見られたが、この球に対してはいい形で見送っていた。2球目、真ん中高めへ浮き上がってくるような変化球(118km/h)を打ちにいくもタイミングが合わず、バットに当てるだけのファール。
大島氏:「なかなか対戦する機会のないタイプのピッチャー。そのために早くボールから目を離してしまうことがある。」
3球目、高さは真ん中、インコース寄りへ若干浮き上がってくるような変化球(114km/h)を捉えた。はじめからシャウスは打てないというのが頭にあるから、大きなファールだろうと決め付けていた。松井は打ったその場でボールの行方を見つめていた。テレビで見る限りボールの行方を追うのは不可能で、観客の反応を待った。観衆の動きが一瞬止まった後、一斉に両手を挙げて更に大きい歓声が沸き起こっる。ホームランを打つなんて頭の片隅にもない考えだったので、にわかにはホームランだとは信じられなかったが、間違いなくライト3階席・アッパーデッキに届く特大の19号逆転3ランホームラン!! ベンチに戻った松井はヘルメットを取ってカーテンコールに応える。ファンにまた新たな素晴らしい記憶を残してくれた。ありがとう。
あの全く歯が立たなかったシャウスから、ここしかないという場面で逆転ホームラン。凄い・・・。鳥肌が立った。
完璧のタイミングだったのでは。これまでように翻弄されるバッティングではなく、完全に松井の間合いの中にボールを呼び込んでボールをバットに乗せていた。インコース寄りだったので肩の開きが押さえられ、一番体重の乗るポイントで捉えていたように感じた。何度見ても惚れ惚れするようなバッティング。
松井は、シャウスとの対戦を重ねこれまでの凡打を無駄にせず、1打席1打席をきっちり分析して力に変えているんだろうなぁという印象を持った。さすが松井。
大島氏:「レフト方向への風がポール際の打球を切れないでスタンドに運んだ。0-2と追い込まれたからこそ出来た打撃では。追い込まれていたので右の肩が少し残った。2ストライク後のホームランに価値がある。今、状態はいい。」

松井のコメント:「最初ファールになるかと思ったが、高く上がって風が吹いてくれた。風がファウルグラウンドの方から吹いていたのか、若干戻ってくるような感じ。(左投手の)タイプや慣れにもよりますが、基本的には嫌いではないです。」

第4打席3-2-2 ランナー:なし 厳しいコースをしっかり見極め四球を選ぶ。
<大島氏>
・「ボールを追いかけることをしていない。アウトサイドに来たからといってアウトサイドの方に、インサイドに来たからといって体を開きながらということも無い。何打席かヒットが続かなくても今のままを続けていけば打点も上がってくるし、いい所で打てると思う。」
・「見逃し方も非常に良い。テイクバックを取って左足に体重を乗せステップをして、しっかり振り幅が自分のポイントとの間に出来ている。」

第5打席2-1-2 ランナー:一塁 初球、インコース低めへ速球(150km/h)が外れてボール。2球目、真ん中やや高めへの抜いた変化球(124km/h)を見送ってストライク。3球目、インコース寄り低めへの変化球(137km/h)が外れてカウント2-1。4球目、真ん中やや高めへ甘く入ってきた速球(151km/h)を打つも打ち損じて平凡なレフトフライ。力の抜けたリラックスしたバッティングに見えた。しかし、上体が起きて軽く当てるだけの中途半端なバッティングにも感じた。
大島氏:「時々あるんですよね。甘いボールを捕まえられているんだけど打ち損じるという。流そうかどっちに打とうかという感じのね。2-1というカウントからどっちに打とうかという迷いがあると、甘いボールでも打ち損じてしまう。」

試合の方は、チャコーンが5回を3失点でマウンドを降りた後、エンブリー、スターツ、F.ロドリゲス、プロクターと小刻みな継投でレンジャーズの強力打線を無得点に抑える。今日は、完全に松井のホームランが試合の流れを変えた。松井のホームランの後もヤンキースは得点を重ね11安打・10得点とレンジャーズの追撃の雰囲気を粉砕した。

<松井のコメント>
・(テキサスに4連勝したことについて)「僕達としては追いかける立場ですから負けられないんで、これから先もこれが続くように頑張るだけです。」 ・(厳しい暑さについて)「暑いのは好きなんで野球をやっているときは苦にはならないです。」
・(ホームランについて)「バッティングとしては非常によかったです。いいところで打てましたし、チームも勝ててよかったです。あの場面でチームの勝利に貢献する本塁打を打てたことに満足している。選手みょうりに尽きる。」

<トーリ監督のコメント>
・(松井のホームランについて)「いい仕事、すごい仕事をしてくれた。あれでこの試合を組み立てることができた。さすがにホームランまでは期待していなかったが、彼の力ならば驚くようなことではない。」
・「松井の勝負強さは何度も見てきているし、もうだれも驚かない。状況に適した打撃をするための準備が確実にできている。」

シャウスのコメント:(過去の対戦で10打数ノーヒットと完全に抑えていた松井にホームランを打たれたことについて)「高めに変化球を投げてしまった。打球は切れていったけど、結局はフェアになった。外角低めに投げていれば、空振りさせることができたか、最悪でもボールになっていたのに…。」

<ニュース記事>
【苦手左腕攻略した松井秀】
勝負どころになれば、こうなることは分かっていた。5回2死一、二塁。3-2とリードしているレンジャーズが、先発投手に代えてマウンドに送ったのはシャウスだった。「自分の中で対策はできている」。対戦成績10打数無安打の左腕を前に、松井秀は腹を決めて打席に入った。
2球で追い込まれ、3球目だった。「スライダー、スライダーでいいところに来ていた。最後だけ甘かった」。スライダーをバットに乗せるようにして振り切った。「ファウルになるかと思ったけど、風があった。戻ってくる形になった」。逆転3点本塁打が右翼の3階席に落ちるのを見届け、一塁に向かった。
シンカーとスライダーとの球筋の見極めが左打者には難しい投手だという。「どちらかに決めていかないと」と話すが、追い込まれたこの打席は、両方を頭に入れながら、なお逃さなかった。
~(共同通信社)~

明日から、どうにも相性の悪いデビルレイズとの3連戦。今のヤンキースがどのような戦いを見せてくれるか楽しみ。

<追記>
【ニュース記事】
今月上旬なら、ポールの右側を通過していたに違いなかった。不調時は右肩の開きが大きかった。試合前練習では、これまで以上に左方向の打球を意識。ボールを手元まで呼び込む作業を繰り返した。この日のアーチは右肩が全く開かず、耐えることができた。「バッティングとしては非常に良かった」久しぶりに全開宣言も飛び出した。
 難敵も撃退した。左腕・シャウスとはこれまで10打数無安打だった。「シンカー系とスライダー系のどちらかに絞らないと打ちづらい」と話していたが、この日の打席はカウント2―0と追い込まれてから。「追い込まれたし両方意識した。甘く来たから打てたんですよ」そう控え目に振り返るが、ためて打つという自身のスタイルが戻ってきたからこそ、描けたアーチだった。トーレ監督も「これまでの対戦成績を考えて、オレが代打で出ようかと思ったよ。(シャウスとの相性の悪さは知っていたけど、代打を送ることは考えなかったよ。)それにしてもあの一発は大きかった」と上機嫌で称賛した。
~(スポーツ報知)~

4打数・1安打・1打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 115 447 135 18 84 .302 .364 .501 .865
松井:5番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ(IP:7.1 H:6 R:3 ER:3 BB:0 SO:8 ERA:4.00)

『対戦ピッチャー』
・vs ドミンゲス(R)【Career:3-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs シャウス(L):第4打席
・vs ロー(R):第5打席

第1打席0-0-1 ランナー:一塁・三塁 松井の前の打者・ロドリゲスがタイムリーを打って、更に波に乗っていきたい場面で松井の打席。
初球、真ん中低めへの速球(147km/h)を綺麗に打ち返してセンター前タイムリーヒット。来たボールを素直に打ち返していた。調子を落としていた時は、低めのボールに対して前に突っ込むような場面が見られたが、この打席は、当てに行くのではなくボールを呼び込んでいた。しっかり後ろに重心を残し下半身の力が打球に伝わっていたのでは。

松井のコメント:「思ったより沈んできたので、手が出ちゃった。でも、ゴロにならなくてよかった。うまく打ててるんでしょうね。(初対戦の相手に対しても)対策を持って打ちにいってる。ちゃんとできて打てると、いい確率が残る。」

第2打席1-1-0 ランナー:なし 前の打席、シェフィールド、ロドリゲスと連続ソロホームラン。松井も続くかと期待の高まった第2打席。
初球、外角高めへの変化球が外れてボール。2球目、インコース寄り低めへ沈むチェンジアップ(132km/h)にタイミングが合わず空振り。3球目、真ん中低めへのやや外に逃げていくようなチェンジアップ(132km/h)を打ってショートゴロに倒れる。やや呼び込み切れなかったような印象。外に微妙に変化する球に対して、若干腰が引け気味で開きが早かったのでは。

第3打席3-1-0 ランナー:なし 外角低め中心にチェンジアップが外れ四球を選ぶ。解説によると、外角の球に対してしっかり踏み込み、打ちにいって見送っているのでピッチャーとしては嫌なイメージを持つということだった。

第4打席2-2-0 ランナー:なし 8回裏、松井、ジアンビと左打者が続くところであのサイドハンダー・シャウス登場。前回、松井はかなり打ち難そうにしていた。
初球、インコース低めへの変化球(111km/h)を見送ってストライク。ピッチャーの手元をボールが離れた時に足元に来ると判断して、松井は思わず足を引いた。しかし、実際にキャッチャーが取ったところはストライクゾーンだった。相当、ボールの軌道を予測しづらそう。実際より内に来るというイメージがあるみたい。2球目、外角低めへ逃げていく変化球(116km/h)を見送ってストライク。見送りながら反射的に体が開いていた。3球目、外角へ変化球(116km/h)が大きく外れてカウント1-2。4球目、足元に変化球(109km/h)が外れてボール。5球目、内から真ん中高めへ入ってくるカーブ(114km/h)に完全にバッティングを崩され、タイミングが合わず空振り三振。解説によると高めへ浮き上がってくるようなボールに対して、体が下から上に伸び上がってバランスを崩したということだった。また、右肩が上がって上を向いてしまう松井の悪い時の状態が出たという指摘。タイミングが早かった分、開きも早いように見えた。

第5打席1-2-2 ランナー:なし 初球、外角寄りやや低めへの逃げながら沈む変化球(143km/h)を見送ってストライク。2球目、外角低めへ沈む速球(147km/h)を見送ってボール。3球目、インコースやや低めへの鋭く変化するスライダー(127km/h)を打つもファール。4球目、真ん中やや外寄り低めへ鋭く沈む速球(147km/h)を打つもボテボテのセカンドゴロに倒れる。見逃せばボールというよな厳しいコースだった。この打席は、うまく打たされたといった感じ。あの変化であのコースをヒットに出来るのはイチロー並のバットコントロールがないと無理かも。

試合の方は、8回途中までムッシーナが投げきり、2ランホームランを打たれ3点目を取られた時点でゴードンに交代。そして9回はリベラとヤンキースの必勝リレーになるはずだった。しかし、今日のリベラはボールが高く浮き、調子がいまひとつ。連続ヒット、死球で満塁のピンチを迎え2点タイムリーを打たれてしまう。これで振り出し。10回表もリベラが続投。

williams_050813_sayonara_2 11回表。今日も昨日に続き先発要因が急遽登板することに。マウンドにスモールが上がる。2死・二塁の状態でA.ロドリゲスのところにレフト線を抜けようかという痛烈な当たりが飛ぶ。抜ければ長打コースだった。それに対しA.ロッドがスーパーキャッチを見せ3アウト。その勢いのまま11回裏、ヤンキースの攻撃。マルティネスがクリーンヒットを打った後、ウィリアムズの打席。初球、打った瞬間それと分かる会心のサヨナラホームラン!!ウィリアムスは小さくガッツポーズをして悠々と塁上を回る。劇的かつ爽快感の残る試合の終わり方だった。ホームに還ってくるウィリアムズをチームメイトが待ち構えるというシーンをカメラがグラウンドに降りて至近距離から捉えた映像は新鮮だった。臨場感があって選手達の喜びが手に取るように伝わってきた。

ウィリアムズのコメント:「あそこはダブルプレーだけは避けようと思っていた。真ん中低めのボールをうまくスイングできたね。ホームランを打とうと思っていたわけじゃないんだ。なんとか試合に勝つために、自分の仕事をしたかっただけ。もちろん気分は最高だよ。」

トーリ監督のコメント:(ウィリアムズのサヨナラホームランについて)「気負った様子はまったくなかったね。彼はほかの選手たちのように生まれつきの才能にそれほど恵まれているわけではない。でも、あの厳しい状況で冷静さを保てる心の強さを持っているんだ。」

試合のポイントとなったのはA.ロドリゲスの11回表の好守もあるが、7回裏のヤンキースの攻撃にあったのでは。
7回裏、カノーの打球がセカンド・ソリアーノの横へ飛ぶ。ソリアーノは追いつきボールをグラブに当てるも取れず後ろに逸らしてしまう。その後、すぐにボールを捕球に行かず、緩慢なプレーの間にカノーは好判断でセカンドを陥れる。ソリアーノは意外に球際に弱いのかなと思った。両チーム・セカンド対決でカノーもソリアーノに負けまいと存在感を示した。その後、シェフィールドがセンター前にヒットを打ち、カノーが還って来る。ここで貴重な5点目を追加した。ソリアーノは勝敗を左右する手痛いミスを犯した。

今日は、ヤンキースに不利な判定が多かった。
3回表、レンジャーズの攻撃の時、一塁での判定で実際はアウトのタイミングだったのに判定はセーフになった。10回裏、クロスビーは一塁で微妙なタイミングだったが判定はアウト。スローで見ると完全にクロスビーの足の方が先についていた。その他にも、ソリアーノが打球を捕球して実際は一塁ランナーにタッチしてないのに判定はアウトになったというのもあった。しかしながら、その不利な判定を覆い隠すように終始、流れはヤンキース側にあったように感じた。

松井秀喜_打球方向 今日の松井は、難しい球に対してうまく打たされたという場面が多かったのでは。各ピッチャーの球が持つ独特の変化を即座に把握しなければならない厳しい世界に感じた。MLBはチーム数が多く唯でさえ個々のピッチャーに対して対策を立てるのは困難なのに、一試合の中でもコロコロ投手が変わり色んなタイプのピッチャーが出てくる。適応力の高さが求められると共に、どんなピッチャーと対戦しても崩れない自分の核となるバッティングスタイルをしっかり持っていないとやっていけないんだろうなぁと考えさせられた。頑張れ~、松井!!

レッドソックスはどれだけ打線が調子いいんだぁ~。

4打数・3安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 114 443 134 18 83 .302 .364 .503 .867
松井:5番・レフト先発出場
先発:ライター【W,6勝10敗】(IP:5.0 H:7 R:5 ER:3 BB:3 ERA:6.14)

『対戦ピッチャー』
・vs C.ヤング(R)【Career:3-1 avg .333】:第1・2打席
(持ち球:速球、カーブ、チェンジアップ) ・vs ウィルソン(L):第3・4打席

第1打席1-0-0 ランナー:なし 0-3と3点を追う2回裏。
初球、外角高めへの速球(143km/h)を見送ってボール。2球目、真ん中への速球(142km/h)を捉え、痛烈な打球がライトの右を抜け2ベースヒット。甘い球に対して、自然とバットが出てきているようだった。スイングにもキレがあって状態の良さを思わせた。また、テイクバックを取ってボールを呼び込む際、調子がいいと一瞬動きが止まったように見え、タメがあったあと鋭くバットが出てくるという印象がある。この打席も、一瞬の静止時間があったように感じた。ボールがよく見えている証拠だと思う。

その後、ポサダが四球で歩き一塁・二塁。2人倒れて、続くウォーマックのセンターへの2ベースヒットを放つ。その間に松井が生還し1点を返す。

第2打席1-2-1 ランナー:一塁 1-4と再び3点を追う3回裏。
初球、真ん中高めへの変化球(127km/h)を見送ってストライク。2球目、外角やや高めへの変化球(124km/h)にタイミングが合わず空振り。カウント0-2と追い込まれる。3球目、外角高めへの速球(150km/h)が外れてボール。4球目、インコース高めへの速球?(140km/h)を打ってライト前に運ぶシングルヒット。詰まっていたが、バットのヘッドが走っていて振り切っていたために、いい所に落ちたと思われる。インコースの球に対してコンパクトなスイングだった。

松井のコメント:「難しい球をうまく打てた。バットの出がいいからライトまで行ったと思う。」

1死一塁・二塁となり、ポサダがセンターへ2ベースヒットを放つ。ロドリゲスが生還し、一塁ランナーの松井も一気にホームを狙う。しかし、セカンド・ソリアーノの好返球にあい間一髪アウト。1アウトだったので三塁で止まっていた方がよかったのかなぁとも思ったりした。こういう時の一般的なセオリーはどうなんだろう。2死になってから意気消沈することなくヤンキースの攻撃は続いた。マルティネスのタイムリー、ウィリアムスの2ランホームラン。今日のポイントはこの2アウトからの粘り強さにあったのでは。この回、4点を取り5-4と逆転に成功。

第3打席1-0-2 ランナー:一塁 4回表に1点を返され5-5の同点にされたヤンキース。4回裏、ジーターのソロホームランで再び勝ち越しに成功し、2死一塁で松井の打席。
初球、外角低めへの速球(147km/h)を見送ってボール。2球目、真ん中やや低めへの速球(150km/h)を打って左中間方向へのシングルヒット。バッターボックスの中で自然体で構えて、リラックスしてボールを呼び込めているような印象を受けた。そのため軸のブレが少ないのではないかと感じた。

その後、2死一塁・三塁とチャンスを広げるが、ポサダが凡退し松井は還って来れず。

第4打席2-2-2 ランナー:なし 初球、真ん中高めへの変化球(135km/h)を見送ってストライク。2球目、インコースやや低めへの変化球を見てストライク。2球、変化球で簡単に追い込まれる。3球目、真ん中やや高めへのカーブ(130km/h)を打ってファール。4球目、外角高めへ速球(150km/h)が外れてボール。5球目、真ん中高めへ速球(148km/h)が外れてボール。カウント2-2。6球目を投げる前に、松井は間合いが取れず一旦タイムをかける。6球目、真ん中インコース寄りへのカーブ(129km/h)を打ってセカンド正面へのゴロ。仕切り直したが、自分の間合いを作る前に打たされてしまった感じだった。松井の好きな左投手のインコースへのカーブだったが、ややタイミングが遅れたように見えた。しかし、しっかり体の開きは抑えられていた。

序盤制球に苦しみ投球数が増えたライターが、5回・5失点で交代。その後、F.ロドリゲス、フランクリンと繋いで4番手になんと14日先発予定のチャコーンがマウンドに。先の事より、この1勝を落としたら終わりなんだというトーリ監督の執念を感じた。その後、9回は昨日3ランホームランを打たれているスターツがピシャリと3人で抑え試合終了。

2回表には先発のライターの制球が突然崩れ、3連続四死球で1点を相手に献上。また、ジーターのダブルエラーの間に2点を失う。4回表にはライトにレンジャーズのマシューズが長打を放ち三塁を狙う。それに対し中継に入ったカノーの三塁への送球が、ホーム側に逸れ三塁打を許す。タイミング的にはアウトだった。守備の乱れなどによりヤンキースはあやうく自滅しかけた。今日は、勝つことが出来て本当によかった。負ければ相当のダメージを受けていただろう。

今日の松井は、7月10日以来の猛打賞。3安打し打点がなかったのは残念だったが、しっかり勝利に貢献した。バッティングでは、ボールを呼び込みタメを作る際に一瞬動きが止まったように見え、その後ボールを真芯で鋭く捉える、あの心地よい感覚をまた味わうことが出来て嬉しかった。カウントを追い込まれてからでも、しぶとくヒットにする勝負強い松井が戻りつつある。
松井の調子はチームの勝敗に大きく影響すると思っている。最近特にそう感じる。今、松井の熱い夏が始まった。頑張れ~、松井!! このまま。このまま。

<松井のコメント>
・(先発、ヤングについて)「あれだけの身長があると、高めの力のある球にバットが出がち。ある程度低めに目付けをしていた。」
・「前に3安打したのは確かオールスター前でしたね。記憶力だけは衰えていませんね。全部しっかりとらえることができた。」
・「勝てば苦しい試合でもいい。勝てば決して苦しくない。」
・「厳しいとは思う。でも、我々が勝ち続ければ(差は)縮まるし、それを信じて毎日、戦うしかない。」

<追記:ニュース記事>
しばらく調子を落としていたが、実は、グラウンドの外で“壮絶な戦い”があった。
 体に力が入らない。「ズボンがぶかぶかだよ」。細くなったほおをなでながら漏らしたのは、トロント遠征中の7日だった。対策を問われると「食って寝るしかない」。大まじめな顔で答えた。
 暑さが本格化した球宴明けの先月14日から11連戦、さらに26日からの6連戦をこなすと、体重は3キロ落ちていた。「疲れのピークだった」と振り返る8月2日からの遠征では、分かっていても体が動かない。そこに“偽ゴジラ”がいた。
 エネルギー充電は、やはりニューヨーク。試合後のウエートトレーニングを控えた。8日に戻ってから、休養も十分にとれるようになり、入念なマッサージで、徐々に体力も戻ってきた。「体にキレも出てきました」。こけていたほおが目立たなくなったのを合図に、本来の姿を取り戻した。
~(サンケイスポーツ)~

オールスター休みを今年は取っていたので、夏バテは無いだろうと勝手に高をくくっていた。しかし、夏の暑さは予想以上に松井の体力を奪っていたようだ。体の切れを失うことが、ここまでバッティングに悪影響をもたらすとは。
それでも試合に出続けながら、体力を回復し体の調子を何とか整えていった松井は凄い。やはりこれまで連続試合出場を12年間続けてきた経験は強みだ。

5打数・2安打・2打点・1本塁打  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 113 439 131 18 83 .298 .360 .499 .859
松井:5番・レフト先発出場
先発:プロクター(IP:5.0 H:3 R:3 ER:3 BB:0 ERA:5.20)

『対戦ピッチャー』
・vs ワズディン(R)【Career:2-1 avg .500】:第1・2・3打席
・vs ボールドウィン(R):第4打席
・vs シャウス(L):第5打席

第1打席1-0-2 ランナー:一塁・三塁 初球、インコース低めへ速球が外れてボール。2球目、真ん中やや低めへ速球が甘く入ってくる。しかし打ち損じてレフトフライ。タイミング的にやや遅れて差し込まれいた。また、インパクトまでのスイングの中で左肩が下がり気味で、松井の感覚とバットの出にズレが生じているのかなと思った。

第2打席3-1-1 ランナー:一塁・二塁 3回裏、0-2と2点差を追うヤンキース。
初球、インコース低めへの変化球(134km/h)に対し腰を落とし、後ろに体重を残しながら上手く打つも大きなファール。2球目、低めに沈む変化球が外れてボール。3球目、高さは真ん中、外角へ速球(148km/h)が外れてボール。カウント2-1でバッティングカウントとなる。4球目、3球目と同じようなコースへ速球(148km/h)が外れてボール。カウント3-1。5球目、ストライクを取りにきた甘い真ん中への速球(148km/h)を素直に打ち返してセカンドの横を抜けるセンター前タイムリーヒット。セカンドのソリアーノはグラブにボールを当てている。取っていればダブルプレーも考えられたので、後ろに逸らしてくれて本当に良かった。。長打を狙わず、コンパクトに振り抜いて確実にランナーを進めようとする意図が感じられた。ついに出ました、タイムリーヒット!!大喜びというよりは小さく"ヨシ!!"とガッツポーズ。

matsui_050811_homerun 第3打席1-2-0 ランナー:なし 初球、外角への速球(148km/h)を見送ってストライク。2球目、真ん中低めへ変化球が外れてボール。3球目、真ん中へ抜いた変化球(127km/h)にタイミングが合わず見送ってストライク。カウント1-2と追い込まれる。4球目、インコースやや低めへの変化球(148km/h)を捉える。打った瞬間鈍い音がして、これは芯を外されフライアウトだろうと思いきや、打球は思いのほか伸びて右中間スタンドへの第18号ソロホームラン。7/24以来、久しぶりのホームランに嬉しくて気がつくと痛みが残るほど手を叩いていた。バットの根元寄りに当たっていたが、それを補うように軸足に体重を残したスイングで最後の押し込みがあったのでは。スーッとテイクバックを取りトップの位置まで持っていく。いい形でタメをつくり体の開きを押さえて十分引き付けてから打っていた。また、バットをインサイドアウトに出してインコースの球を上手くバットに乗せていた。

松井のコメント:「インコースからシュート回転で入ってきたボールでした。(カウント1-2と)追い込まれたけど、ほぼ完ぺきに打てましたね。」

第4打席1-0-0 ランナー:一塁・二塁 6-4と2点ヤンキースのリード。無死一塁・二塁で松井の打席。
初球、真ん中低めへ変化球(142km/h)が外れてボール。2球目、真ん中への甘く入ってきた変化球(140km/h)を引っ張ってファーストゴロ。ショートの送球エラーでダブルプレーが崩れた間にセカンドランナーがホームまで還ってくる。最悪でもランナーを進めようとするチームバッティングだった。さすが松井。どんな時でも自分を見失わない。

第5打席1-0-2 ランナー:三塁 9-8とヤンキースが1点リードした7回裏。松井の前でサイドスローのピッチャーに代わる。
初球、足元にボールが来てワイルドピッチの間にセカンドランナーが三塁へ進む。2球目、真ん中へ甘く入ってきた変化球(119km/h)を打つも伸びが無く平凡なライトフライに倒れる。開きが早く真ん中のボールに対しても遠く感じるようなバッティングだった。松井は左ピッチャーには、相性がよく開きを押さえタメを作って打てるというイメージがあるが、左のサイドハンダーには勝手が違うのだろうか。

松井のコメント:「体の切れが出てきた。体調もよくなってきた分、バットの振りもよくなってきた。これまでは、打率自体も良くなかったし、チャンスで凡退することが多かった。タイムリーが出ない苦しさはありましたね。」

体力の回復と共に上体の余分な力が抜けて軸足に重心を残した松井の理想とするバッティングが増えてくるのでは。

ホワイトソックスに悪夢の2連敗を喫して今日は絶対に負けられない試合だった。R.ジョンソンの代役としてメジャー初先発のプロクターが好投を見せ、5回まで終わって6-2とヤンキースがリードし、今日は楽な展開になるのではと思っていた。しかし、6回表にレンジャーズの先頭バッターを出し、プロクターが交代して以降、流れが一気に変わっていった。早くに先発が降りた時につきまとう不安要素が爆発。エンブリー【IP:0.2 H:2 R:1 ER:1 BB:0 ERA:7.53】、F.ロドリゲス【IP:1.0 H:2 R:3 ER:3 BB:1 ERA:5.30】、スターツ【IP:0.1 H:1 R:1 ER:1 BB:1 ERA:4.40】に6回、7回を任されるが3ランホームランを打たれるなどして同点にされてしまう。「普通、リリーフ陣が登場し回が進むほど得点を取るのが難しくなるんじゃないんですか?」と突っ込みたくなった。

同点になって嫌なムードのヤンキースを救ったのは、チームリーダーのジーターだった。同点に追いつかれた直後の7回裏。ライトスタンドへジーター独特の逆方向への打球が突き刺さった。さすがリーダー、カッコよすぎる。その後、8回表から登板したゴードンは2死まで簡単に打ち取るが、内野安打を許した後、連続四球を出し満塁と最大のピンチを迎える。ここで、我慢し切れずリベラを投入。リベラは対するこの試合4安打と打ちまくっているデルッチに中々ストライクが決まらずカウント3-1とする。そこからカウント3-2と追い込んで、キャッチャーフライに打ち取る。苦しいカウントからでも甘い球を投げず、四球も出さず厳しいコースで冷静にアウトを取れるリベラの真骨頂を見た気がした。9回表も危なげなく投げ切って試合終了。昨日もリベラは2回を投げている。ヤンキースはこんなにリベラに頼っていていいんでしょうか。僕は関係ないけど、リベラに申し訳ない気分になった。

今日は色々ポイントがあった。その中で4回裏の3-2と逆転に成功したカノーの2点タイムリーが一番大きかったと感じた。いいバッティングをしていたし、チームに大きな流れを呼び込んだ気がする。今後の戦いの中で、カノーと松井の状況に応じた働きは大きな意味を持ってくると思われる。更なる活躍に期待しています。頑張れ~、カノー&松井!!

今日負ければ、ヤンキースは自力V消滅となる危機にあったようだ。なんとか崖っぷちで踏み止まった。

松井のコメント:「個々に危機感は持っていると思う。でも、チームの雰囲気は変わってませんから。」

4打数・2安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 112 434 129 17 81 .297 .360 .493 .853
松井:5番・レフト先発出場
先発:スモール(IP:7.0 H:4 R:1 ER:1 SO:7 ERA:2.67)

『対戦ピッチャー』
・vs ガルシア(R)【Career:2-1 avg .500】:第1・2・3打席
・vs コッツ(L):第4打席

第1打席2-1-0 ランナー:一塁 初球、外角低めへの速球(148km/h)を打ちにいって空振り。2球目、外角へ速球(148km/h)が外れてボール。3球目、外角やや高めに変化球(138km/h)が外れてボール。4球目、真ん中低めへのボール気味の速球(150km/h)を打ち上げてしまいレフトへの浅いフライに倒れる。昨日のセンターフライと同じようなバッティングで、ボールにバットを当てにいっているように見えた。体重が後ろに残っていなく、前のめりになっていたのでは。やや手元で沈む厳しいコースのボールだった。解説によると右方向を意識したが実際はレフトへボールは飛んだので、自分の感覚とバットの出、ボールの当たる位置にズレがあるのではということだった。

第2打席0-0-0 ランナー:一塁 初球、真ん中に甘く入ってきた速球(147km/h)を打って一・ニ塁間を抜けるライト前ヒット。一塁にランナーがいてファーストがベース寄りにいたのでラッキーだった。自然にライト方向へ飛ぶ最高のポイントで打ったというよりは、やや強引に引っ張ったという印象。

その後、ジアンビがランナーを進塁させ、1死二塁・三塁と絶好の追加点のチャンスを作るが、続く打者が凡退し、この回無得点に終わる。

第3打席1-1-2 ランナー:なし 初球、外角低めへの変化球(138km/h)が決まってストライク。2球目、インコース低めに大きく変化球(140km/h)が外れてボール。3球目、真ん中に甘く入ってきた速球(147km/h)を右中間に運ぶ。しかし、センター・ローワンドの好守に阻まれセンターフライに倒れる。ローワンドの堅実な守備、ホワイトソックスがちょっと羨ましい。そして、この3連戦で最もヤンキースファンにとっては憎らしい選手だったのでは。
松井の狙っていたであろう球種で、コース的にも甘く長打になってもおかしくない球だったはず。打った瞬間、いった!!と思った。しかし、意外に打球に勢いが無く、伸びなかった。球筋に手元での微妙な変化があり、芯を外されてしまったのか、やや差し込まれ気味だったのかなぁと思った。ホームランにしてほしかった~。残念!! 一見、軸足に体重が乗り切れていなく小さなスイングに見えた。

松井のコメント:(ローワンドについて)「それにしても守備範囲が広いですね~。知らない選手でしたが、素晴らしいセンターですね。」

matsui_050810_rhit 第4打席1-0-1 ランナー:なし 1-1と同点で迎えた9回裏。1死ランナーなしで松井の打席。 初球、外角低めに大きく速球が外れてボール。2球目、インコースやや低めへの速球(148km/h)を球威に負けず捉え一・ニ塁間を痛烈に破るライト前ヒット。やや差し込まれ気味にも見えたが、前に突っ込むことなく軸足に体重が残り、その場で綺麗な軸回転していたよう感じた。久々の会心のバッティングだったのでは。松井の中でも納得しているはず。この最後の打席がきっかけを掴む、そして明日へと繋がるものとなればいいな。最後の最後でこんな素晴らしい当たりが見れて本当に嬉しい!!この試合、9回裏があってよかった。

その後、2死二塁と1打サヨナラの場面を作るもウィリアムスがライトフライに倒れ、延長戦に突入。松井が生還していれば今日は最高の日になったのに・・・。悔しい!!

10回表、ヤンキースは1死からリベラが右中間へ3ベースヒットを打たれる。その後、セカンドゴロの間に勝ち越しの1点を許してしまう。ここで、両チームのセンターの守備力の差が出てしまった。やはり、センターを補強しなかったことが、これからもじわじわ響いてきそう。10回裏、ヤンキースは得点できず無情の試合終了。これでヤンキースは、絶対に避けなければいけない連敗を喫する。レッドソックスとの差は5.5ゲーム。今日の負けは今後、レッドソックスへ戦いを挑んでいく上で精神的に大きく響いてきそう。レッドソックスの背中が遥か遠くに見える・・・。レッドソックスは余分な力が抜けて余裕の戦いをしているのが目に浮かぶ。

この3連戦でホワイトソックスの強さの秘密が垣間見えた気がする。とにかく投手陣が凄い。特にリリーフ陣の安定度は抜群で序盤に最少得点を奪って、自慢のリリーフ陣で逃げ切る。ヤンキースは、ホワイトソックスの先発が投げている間に出来るだけリードしたかった。

<松井のコメント>
・(今日のバッティングについて)「甘いボールを強く振れました。今日は、内容はよかったと思います。体調もよくなっていますし、バットにも影響が出たのでしょうね。」
・「まだまだだけど、少しでも早く首位に追いつかなければ。」

体調が上向きというのは嬉しい情報だった。これからスイングスピードも上がってくればホームランは自然と出てくるのでは。頑張れ~、松井!!

4打数・0安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 111 430 127 17 81 .295 .359 .493 .852
松井:5番・レフト先発出場
先発:チャコーン【L,1勝8敗】(IP:7.0 H:3 R:1 ER:1 ERA:3.53)

『対戦ピッチャー』
・vs コントレラス(R)【Career:0-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs マルテ(L):第4打席

第1打席1-2-0 ランナー:一塁・二塁 初球、高さは真ん中、インコースへの速球をファール。2球目、外角低めへの変化球(127km/h)を見送ってボール。3球目、真ん中へのチェンジアップ(122km/h)を見てストライク。4球目、真ん中低めへ沈む変化球(124km/h)を打ち上げて平凡なセンターフライ。ボールを呼び込まずに松井から当てにいったといった印象を受けた。上体が前に突っ込んで、上体だけで打ったように見えた。解説によると下半身の粘りが無かったということだった。

第2打席3-1-0 ランナー:二塁 ロドリゲスが盗塁を決め得点圏にランナーが進む。
初球、外角低めへ変化球が外れてボール。2球目、外に逃げていく外角への速球(147km/h)を打ってファール。その後、2球、外角低めに速球が外れてカウント3-1。5球目、真ん中外寄りやや低めへの速球に対してボールの上を叩いてしまいファーストゴロ。手元で微妙に変化して逃げながら沈んでいた。右方向へ引っ張ろうとして、若干開きが早かったように見えた。

第3打席1-0-2 ランナー:二塁 初球、外角低めへの変化球(126km/h)を見送ってボール。その間に、一塁ランナー・シェフィールドが盗塁を成功。2球目、真ん中へ甘く入ってきた変化球?を打つもセカンドへのライナー性のゴロに倒れる。ボールを引き付け切れなく、体が前に流れて撫でるようなバッティングに見えた。軸がその場にとどまって、左足に重心を置いた調子のいい時のバッティングとは違っていた。調子のいい時なら確実に長打になっていた球だったと思う。

第4打席2-1-0 ランナー:なし 0-2とヤンキースが2点を追う9回裏。前の打席、ロドリゲスがソロホームラン【33号】を放ち1点差に追いついて松井の打席。何がなんでも出塁したい場面。松井の前で左ピッチャーに交代。松井にとっては、対左でいいキッカケを掴めるんじゃないかと予想した。スタジアムも拍手と歓声が沸き起こり、逆転を信じて応援に熱が入っていた。
外角低めへの速球(148km/h)を見送ってボール。2球目、真ん中インコース寄りへの速球(143km/h)に振り遅れ気味でファール。かなり上体に力が入っている様子だった。3球目、外角へ逃げていく変化球(130km/h)が外れてカウント2-1。4球目、真ん中高めへ甘い変化球(124km/h)が入ってくる。うまくタイミングを合わせ、いい当たりで捉えるもライト正面へのライナーに終わる。ライト方向へ強引に引っ張ろうとしてややバットが遠回りしているように見えた。そのため、最短距離にバットが出た時に見られるインパクトの瞬間に一気に力を伝える力強さが足りなかったのでは。ヘッドスピードが遅く感じた。それにしても残念。

その後、2死一塁・三塁のチャンスを作るも最後までタイムリーを打てずに試合終了。

松井のコメント:(第3打席、第4打席について)「ちょっと強引さが出た。強引にいった分、正面に飛んだかもしれない。もう少しセンター寄りに打ち返せれば、いい打撃になったと思う。」

松井は、今日も3度の得点圏にランナーを置いた場面でヒットを打つことが出来なかった。その焦りからか、やや強引さが出てきていたように思う。見ていて松井ファンには辛いゲームとなった。やはり、今の松井は前に突っ込んだり、軸がブレたりバッティングを崩しかけてきているのではないだろうか。今シーズン、調子を取り戻すきっかけとなった6月11日、カーディナルス戦。あの試合で2ベースヒットを打ったときの感覚が、今再び必要なんじゃないかと思う。軸足に体重を残して、その場でのスムーズな軸回転という理想的なバッティングを見たい。解説によると、捻挫した際トレーニングが出来ず、そのシワ寄せとして今の不調の波が来ているのではという指摘だった。確かに、疲れがバッティングに影響しているのかもしれない。何とかこの2度目の壁を乗り切れば、シーズン終わりまでいい状態を維持したまま戦っていける気がする。ここは踏ん張りどころ。頑張れ~、頑張れ~、松井秀喜!!僕は全然悲観してない。また復活してくれることを信じて諦めずに応援します。

ホワイトソックス先発・コントレラスは四球を出すも、崩れそうで崩れない嫌らしい投球が続いた。4回表に打たれた井口の先制ソロホームランが重くのしかかる。ヤンキースは何度か得点圏にランナーを進めるもどうしてもそこで一本のヒットが出ず、結局9回のロドリゲスのホームランの1点しか取れなかった。

トーリ監督のコメント:(昨シーズンまでヤンキースに在籍していたコントレラスについて)「あの時点では必要なトレードだった。いい投手になるとは思ったが、安定感はなかった。」

7回まで1失点好投を見せたチャコーンを引き継いで、8回からゴードンだとてっきり思っていた。しかしその後、F.ロドリゲス、エンブリーと継投。そのエンブリーが9回表にホームランを打たれ痛い追加点を許してしまう。難しいことは分からないけど、ここはゴードン、リベラで継投し打撃陣の逆転を待って欲しかった。チャコーンは今回も、味方の援護に恵まれず負けがついてしまった。でも好投には感謝しています。なぜ、チャコーンの時は点が取れないのか不思議でしょうがない。

3打数・0安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 110 426 127 17 81 .298 .362 .498 .860
松井:5番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ【W,11勝7敗】(IP:6.0 H:8 R:2 ER:2 BB:0 SO:7 ERA:4.01)

『対戦ピッチャー』
・vs ヘルナンデス(R)【Career:0-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs ジェンクス(R):第4打席

第1打席0-1-2 ランナー:なし インコースへのスライダーが膝に当たって死球

第2打席0-1-2 ランナー:なし 初球、外から入ってくる外角への変化球(124km/h)を見送ってストライク。2球目、外へ逃げていく変化球(135km/h)が外角高めに外れてカウント1-1。3球目、真ん中やや外寄りへの変化球(126km/h)を打ち損じてレフトへの浅いフライ。ミートした後、バットを前に投げ出すような最後の左腕の押し込みが無かったように感じた。解説にあったように引っ張ろうか、レフト方向へ流そうか迷いがあって、やや中途半端なバッティングになったのでは。

第3打席0-2-2 ランナー:二塁 初球、外角低めへのシュート気味の速球(142km/h)を見送ってストライク。その間に一塁ランナー・シェフィールドが盗塁。2球目、高さは真ん中、インコースへの緩い変化球(127km/h)を打つも、いい当たりだったが大きなファール。3球目、外角やや低めへの速球を見送るも判定はストライクで見逃し三振。外角への厳しいコースに手を出していけば、バッティングを崩していく原因にもなりかねないという事で、外角の球に対して少し慎重になり過ぎているのかもしれない。

第4打席3-2-2 ランナー:なし 初球、低めに大きくチェンジアップが外れてボール。
解説・大島氏:「離れた瞬間、ストレートに見える球を悠然と見送ることが出来るということは、松井の状態は良い。これが、上体から左肩が前に出てきながら打ちに入ってしまうと大体ボールは見えていない。」
2球目、真ん中低めへのストレート(154km/h)が外れてボール。3球目、真ん中外寄りの速球に対して振り遅れで空振り。4球目、インコース低めへの速球にかろうじてバットを当てファール。
解説・大島氏:「早いボールに負けまいとして体まで振ってしまうとバッターは差し込まれてしまう。バットが出てこない。昨日のレフト線上に打った感覚でバットを最短距離でポンと出すとバーンと飛んでいく。」
5球目、外角高めに速球(156km/h)が外れてボール。これでフルカウント。6球目、外角高めへの速球(155km/h)をカット。150km/hを超える速球に対して余裕を持ってカットしているように見えた。この打席はボールを良く見極めることが出来ていて、落ち着きを感じた。7球目、真ん中へ甘く入ってきたチェンジアップ(143km/h)を打って力の無いライトフライに倒れる。大きな軸のブレがあったように見えた。そのためかキレのあるスイングとは違い、バットも遠回りしている印象だった。チェンジアップにタイミングを外され、何とかバットに当てようとしたため仕方なかったのかもしれない。

松井のコメント:「(相手投手の)コントロールがよかったですね。ホワイトソックスはバランスがいい。投手中心に守りがしっかりしています。」

松井は今日、3割を切った。状態は悪くないが、調子はイマイチといった感じが続いている。何かが足りないと感じる。いつもピンポン球のように飛んでいく打球を期待しているが、なかなかそういう打球が出ない。今日のロドリゲスのホームランは、バランスが極めてよく余分な力を入れずにリラックスして打っているように見えた。それに対して松井は力みが感じられ、バッティングのバランスを崩しているように感じられた。今日、大島氏が言われた「昨日のレフト線上に打った感覚でバットを最短距離でポンと出すとバーンと飛んでいく。」というのが理想なのかもしれない。頑張れ~、松井!!

ヤンキース先発・ムッシーナが6回を2失点の好投を見せる。前回、突然崩れプライドも崩された経験からこの試合にかける意気込みが違ったような感じだった。その後を引き継いだスターツ、ゴードン、リベラも危なげなくそれぞれ任された1イニングを全うした。そして試合は、初回のロドリゲスの2ランホームランが最後まで効いてヤンキースが逃げ切った。得点差は1点だったが、ヤンキースはじっくり腰を据えて安定感のある戦い方だったように思う。今日の試合を見て、こういう息詰まる投手戦は、見ていて意外に楽しいんだなぁという事に改めて気付いた。今シーズン、3点以下の得点の試合でヤンキースが勝ったことは皆無に近かったので、この喜びをなかなか味わえなかったことが残念。
見終わった後、心地よい満足感があった。やっぱり、野球はまず投手がゲームを作ることから始まるのかもしれない。ヤンキースの投手陣にはこれからますますの活躍を祈っています。問題の7回をスターツがヒット1本、無四球で抑えたのは非常に大きい。

トーリ監督:(ムッシーナについて)「先発にこれだけ球数を投げさせることはめったにないんだが、あの場面は投げ切ってもらいたかったんだ。今夜のムース(ムシーナの愛称)はとても勇敢だったね。投球数は多くなったが、まったくめげなかった。」

相手チーム・ホワイトソックスは、3割を超える選手がいなく思ったより先発の打率が良くないんだなぁというのが第一印象だった。しかしその分、機動力を生かしてランナーを進め、一本のヒットで得点を稼ぎ、ピッチャーで逃げ切るという勝ちパターンが多いのかなと想像できた。ヤンキースとは対照的なチームカラーでこの2チームの対戦は面白い。今シーズン、6試合しか予定されていないのは残念でもあり、ヤンキースにとってはラッキーなのかなとも思った。

4打数無安打だった井口のコメント:「ニューヨークということで、とても興奮しました。メディアも多いですし、意識はしていなかったけど圧倒された感じです。」

井口と松井が同級生だったというのは、ちょっと意外だった。

1回裏、抜ければ長打になる打球に対してホワイトソックスのセンター・ローワンドの好守が2度あった。ヤンキースは、大量得点の可能性を逸した。外野の守備力が、どれほどチームの力になるか見せつけられたような気がした。流れを大きく変える原動力ともなり得る。ヤンキースは、センターを補強するという話があった。これから、シーズン終盤に向けてこのセンターを補強しなかったことがどう影響してくるのだろうか。

今日の試合前、いきなり大好きな「U2」の曲がヤンキースタジアムに流れ、勝手にヤンキースがいい試合をしてくれるんじゃないかということを予感した。その後も、各イニング間に気分の乗っていけるような好みの曲ばかりかかり、観客を試合と共に楽しませようという演出が嬉しかった。ますます、ヤンキースタジアムに行ってあの雰囲気を味わってみたいという気持ちになりました。

【ヤンキース投手成績】()はAL順位
      勝-敗  勝率    防御率
先発   42-40 .512(7位) 4.89(9位)
リリーフ 17-10 .630(2位) 4.29(10位)
             <前日終了時>

※2005・松井打撃成績(10試合ごとの打撃成績)を更新しました。カテゴリーの「松井打撃成績」からどうぞ。

ここ10試合、四球は0だった。それだけ今は、積極的に早いカウントから打っていると思われる。松井の調子の良さと四球の数は比例している傾向にあるように感じられる。やはり、松井はじっくり甘いボールを最後まで待つ方が合っているのかも。追い込まれてからの勝負強い松井が見たい。
10試合ごとの打点は、今回が最低値だった。

5打数・1安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 109 423 127 17 81 .300 .363 .501 .864
松井:5番・レフト先発出場
先発:ライター【W,5勝10敗】(IP:5.2 H:4 R:0 ER:0 BB:4 ERA:6.17)

『対戦ピッチャー』
・vs タワーズ(R)【Career:6-1 avg .167】:第1・2・3打席
・vs フレーザー(R):第4打席
・vs リーグ(R):第5打席

第1打席1-1-0 ランナー:なし 外角低めへのシュート(138km/h)を打ってレフト線への2ベースヒット。外角へ逃げていく球だったが、追いかけていくことなく打てるポイントに呼び込んで素直にバットをボールにぶつけていた。下半身が安定し軸が崩れなかったように見えた。

第2打席0-0-2 ランナー:一塁・二塁 外角低めへのスライダーを打ってファーストゴロ

第3打席0-0-1 ランナー:一塁・二塁 真ん中低めへのスライダーを打ってセカンドゴロ。走者はそれぞれ進塁する。

第4打席1-1-0 ランナー:二塁 真ん中低めへのカーブをセンターフライ

第5打席1-0-1 ランナー:一塁 外角低めへの速球(153km/h)を打つも鋭いショートライナー

ヤンキースは小刻みに得点し、先発・ライターは4四球を出しながらも何とか無失点で5回・1/2を抑える。チーム力の差が出た試合となった。しかし、明日からのホワイトソックス戦は、厳しい戦いになりそう。とりあえず、初戦の明日に注目したい。

松井は8月に入って打率.185。7月31日にタイムリーを打って以来、今日までランナーを得点圏に置いて10打席連続タイムリーが出ていない。7月30日・31日のエンジェルス戦での劇的な勝利に運を使い果たしてしまったのかな。今シーズン、スランプに陥ったことについて松井は、「自分がコントロールできないところまで考え過ぎたというか、そういうところでしょうね。チームがなかなか勝てない。そういう状況の中で、今まで以上の責任感とニューヨークという街の人気と伝統のあるチームという重圧も重なった。チームのことを考え過ぎて、自分のこともおかしくなった。もしかしたら初めてかもしれない。」と答えている。精神的なものとバッティングは密接に連動しているんだなぁという感想だった。今はスランプとは違うけれど、チームの勝利が松井にとっての一番の薬になると思う。頑張れ~、松井!!打順を下げられる前に、何とか上昇だ~!!GOGO・55(^^)

今日、松井に珍・好プレーがあったようだ。8回裏・1死満塁で松井が犠牲フライをキャッチ。2アウトだと勘違いしてスタンドを向いてボールを投げ込むそぶりをみせた後、ボールを持ったままベンチへトコトコ走り出した。異変に気付いた松井はあわてて三塁に投げ、突っ込んできた二塁走者をアウトにできた。(参考:夕刊フジ)

松井のコメント:「結果オーライでしたね、フフフ。こんなプレーは初めてでしょう。ボールをスタンドに投げ込まなくてよかった。スタンドに投げようと思ったら、いつもより子供の手の伸びが悪くてね。それで審判に渡そうと思ったらシカトされたので、その時『あれ? おかしいな』と思いました。ナイスプレーでしたね。すっかりチェンジだと思い込んでいた。皆、『素晴らしいトリックプレーだった』とほめてくれました。恥ずかしいですけど…。」

トーリ監督のコメント:「やっと春のキャンプで試したプレーが実践できたな。と、言いたいところだが、多分アウトカウントを間違えたのだろう。一瞬ヒヤッとした。気が付いた皆が英語で叫んでいたが、すぐに分からなかったのだろうな。その様子がまた面白かった。」と笑った。

5打数・0安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 108 418 126 17 81 .301 .365 .502 .867
松井:5番・レフト先発出場
先発:R.ジョンソン【L,11勝7敗】(IP:4.0 H:10 R:6 ER:5 ERA:4.29)

『対戦ピッチャー』
・vs ダウンズ(L)【Career:0-0 avg .000】:第1・2打席
・vs ウォーカー(R):第3打席
・vs ショーネワイス(L):第4打席
・vs バティスタ(R):第5打席

第1打席2-2-2 ランナー:一塁・二塁 外角低めに逃げていくスライダーを追いかけて空振り三振

第2打席2-2-0 ランナー:なし 外角低めへの抜いたスライダーにタイミングを外され、2打席連続空振り三振

第3打席2-2-2 ランナー:一塁・三塁 外角低めへの球を見送るもストライクの判定で見逃し三振。ここまでバットにボールを当てることが出来ない。ボールが見えていない状態なのかもしれない。

松井のコメント:「3打席目? 最後は自信を持って見逃したけど、ストライクといわれた。しようがない。」

第4打席1-1-2 ランナー:一塁・三塁 ボール球を無理に打ちにいって中途半端なスイングになりセカンドゴロ

第5打席1-1-1 ランナー:なし 松井のバッティングが出来ずセカンドゴロ

松井のバッティングが突然崩れた。一体、何があったのか。外角球の見極めに苦労していたという印象。球筋が見えていなく、松井の形の中にボールを呼び込めていないといった感じだった。今シーズン、調子を落とした時もボールを見失うという事は無かったと解説の方が言っていたのを聞いた気がする。それだけボールが見えなくなるというは深刻な事態だと思う。明日から、悪い方向へ向かわないことを祈りたい。明日の試合は1打席でもいいので松井らしいバッティングが見たい。頑張れ~、松井!!
ヤンキースは何度もチャンスを作った。しかし、松井に頼みの一本が出ずブレーキになってしまい、波に乗ることが出来なかった。この日は、1番・2番・3番がチャンスを作るものの、松井だけでなく4番のロドリゲス(4-0)、6番のジアンビ(3-0)もノーヒットに終わった。十分勝ちゲームにする可能性があっただけに残念。
更に今日は手痛い守備の乱れが2回あった。ジアンビのホームへの送球ミス。フラハティの盗塁を刺すための二塁への送球ミス。チーム力に差があると思われるブルージェイズとの試合で足元をすくわれたという印象を受けた。

松井のコメント:「追いかけなくていい球まで追いかけてしまった。(先発・ダウンズに対し2三振を喫したことについて)ストライクからボールになるスライダーが良かった。これからは、またよくなってくれると思います。」

投げては、ヤンキース先発・R.ジョンソンが面白いように打たれ、4回を10安打・6失点と大乱調。今日は、悪い方のジョンソンが出てしまった。ジョンソンは2人いるんじゃないかというくらい悪い時と良い時の差が激しい。ジョンソンの中で両極端の結果になる要因があるのだろうか。もしあるなら、その要因を聞いてみたい。

5打数・2安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 107 413 126 17 81 .305 .369 .508 .877
松井:5番・レフト先発出場
先発:スモール【W,3勝0敗】(IP:6.2 H:7 R:1 ER:1 BB:2 ERA:3.15)

『対戦ピッチャー』
・vs チャシン(L)【Career:5-0 avg .000】:第1・2・3打席
・vs リーグ(R):第4打席
・vs チャーク(R):第5打席

第1打席0-1-1 ランナー:一塁 インコース寄りやや低めへのカーブ?をバットに乗せてライトフェンス直撃のシングルヒット。ライトに打球を取られるか微妙だったのでロドリゲスがタッチアップを狙い一塁に戻っていた。そのために松井は二塁まで行くことが出来ず、2ベースヒットを1本損した形。ロドリゲスは仕方ない判断だったんだろうか。ニュースでよく見るとホームランまで後ほんのわずかだった。何度見ても悔しさが込み上げてくる。はぁ~。打った球は、松井の得意とする左投手の肩口から入ってくる変化球だった。松井も言っているように今回も溜めることが出来ていたのでは。また、下半身の柔軟性で腰を落としたバッティングになっていて、下半身の力が十分打球に伝わっていたように感じた。

松井のコメント:「ちょっと泳ぎ気味だったんで、ライトフライだと思いました。あそこまで飛ぶとは思わなかった。おそらく風で運ばれたのでは。僕としては非常にラッキーでした。」

第2打席0-2-0 ランナー:一塁・二塁 セカンドゴロ併殺打。ランナーを進塁させることが出来なかった。しかし、進塁打を意識してライト方向への打球だった。松井は「本塁打だけがチームに貢献する方法だとは思わない。」と話している。

第3打席2-0-1 ランナー:なし ライトライナー

第4打席3-1-0 ランナー:なし 真ん中やや低めへのシュート回転の速球を素直に打ち返してセンター前ヒット。手元で微妙に沈むような球だったために打球を上げることは出来なかったが、いい形でボールを呼び込めているように見えた。

この回、松井のヒットをきっかけに2点を追加。

第5打席2-0-0 ランナー:二塁 セカンドゴロ。結果的に進塁打となりロドリゲスは三塁へ。

続くウォーマックが犠牲フライを打って1点を追加。

松井のコメント:「九回の進塁打? そういう意識はなかったけど、結果的にはよかった。八、九回はいい攻撃ができたと思います。」

試合の方は、ヤンキース先発・スモールが、7安打を打たれランナーを背負うものの要所を締めて6回2/3を1失点に抑える。その後を引き継いだエンブリー【IP:1.1 H:0 R:0 ER:0 BB:0 ERA:7.71】は、きっちり自分の仕事を果たした。これまでエンブリーは結果を出せなかったが、こうやって試合に出させてもらえるという事は、監督の信頼は厚く、監督の目にはそんなに悪く映っていなかったのかなと思ったりした。打撃ではシェフィールドの2ランで先制し、その後も得点を重ね、久しぶりに安心して見ていられるような試合だったのでは。

松井のコメント:「きょうは(打撃は)良かったと思う。全体的にうまく打てた。途中まで接戦で、そこから細かい野球もできて、いい感じですね。」

松井はここ4試合、打点から遠ざかっている。そして今日、シェフィールドは2打点を稼いで打点:83とした。だからか、見ていて得点圏にランナーを置いて松井が凡退した時の落ち込み具合は大きいものがある。松井が調子を落としていた時は、ヒット1本出ればいいと思っていたのに、バッティングが安定してくると次は打点、その次はホームランと松井に望むものが無限大に広がっていく。今日、そんな欲深い自分が嫌になった。松井はどんな時でもその場での精一杯のプレーをしている。松井がシングルヒット1本打っただけで無心に大喜びしていた自分に戻りたい。

先日、松井に会った解説・武田氏が「松井は少しやせた。」と言っていた。とあるコメントにもそのような感想が書き込まれていた。気になって今日の試合後のインタビューを見ると確かにやせたかなという印象がないわけでもない。夏場に入って食欲がないのかなぁと心配になる。バッティング(特に飛距離)に影響が出なければいいな。夏男・松井、頑張れ~!!

4打数・0安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 106 408 124 17 81 .304 .368 .510 .878
松井:5番・レフト先発出場
先発:チャコーン(IP:6.0 H:8 R:2 ER:2 BB:2 ERA:3.72)

『対戦ピッチャー』
・vs ミルウッド(R)【Career:3-1 avg .333】:第1・2・3打席
・vs ウィックマン(R):第4打席

第1打席0-0-1 ランナー:なし 初球、外角低めに若干逃げていくような速球(148km/h)を打ってセカンド正面へのゴロ。松井の予想より外に来たのか少し腰が引けて、体重が乗らない打球になってしまったのでは。完璧な球にうまくやられた感じ。

第2打席0-2-2 ランナー:なし 初球、第1打席と同じような外角低めへの速球(148km/h)を見送ってストライク。2球目、高さは真ん中、インコースいっぱいへ決まる高速スライダー(142km/h)を見送ってストライク。3球目、外から内に入ってくる外角への抜いた変化球(121km/h)を打ちにいくも完全に振り遅れで珍しく空振り三振を喫する。一瞬、打ちにいくか見送るか迷いがあったように見えた。2球完璧にコントロールされた球と緩急をつけたピッチングに翻弄された感じ。

第3打席3-0-0 ランナー:なし 初球、真ん中低めへの速球が外れてボール。2球目、外角高めの球を見送ってボール。3球目、外角への速球(142km/h)を見てボール。カウント3-0。4球目、真ん中に甘く速球(150km/h)が入ってくる。カウント的にもストレートの甘いボールに的を絞っていたと思う。わずかにバットがボールの上に入りファーストへのゴロに倒れる。微妙に手元で変化していたのかもしれない。しかし、予測して待っていた絶好球だっただけに捉えてほしかった。残念。コースは真ん中だったがボールが遠く感じたので、やや開きが早くライト方向への強引さが出たのかなぁと思った。狙っていた球が来た分、力みがあったのかなぁ。

第4打席1-0-1 ランナー:なし ヤンキースが3-2と1点を追う9回表。1死・ランナーなしからロドリゲスがソロホームラン【30号】を放ち土壇場で同点に追いつく。ヒットで続きたい場面で松井の打席。
2球目、真ん中低めへの沈んでいくようなボール気味の速球(148km/h)を打つも、撫でるような形になりセカンドゴロ。カウント1-0から打ちにいくには難しい球だったかもしれない。

2死・ランナーなしからジアンビが、この日2本目となる値千金のソロホームラン【21号】を放ち、見事逆転に成功。

今日の松井は打てる球が少なく、厳しいコースを攻められたためにノーヒットでも仕方ない部分が大きかったのでは。イチローはここ20打席連続無安打となった。あのイチローでさえヒットが出ない時がある。こんな日もあるさ~。でもイチローに何が起こっているのだろう。ちょっと心配。
ここ最近、ホームランにするためには、松井のバッティングに何かがほんの少し足りない気がする。それが何かは、色々考えたが分からなかった。

6回までヤンキース先発・チャコーンが1失点と好投を見せ、7回裏、四球を与えたところで交代。代わったエンブリー【IP:0.1 H:0 R:1 ER:1 BB:1】は、いきなり四球を与え無死一塁・二塁とする。続く打者に送りバントを決められここで交代。またしてもエンブリーは何も仕事を出来なかった。ヤンキースの左のリリーフ陣はエンブリー【ERA:7.98】とフランクリン【ERA:7.11】。この二人では、この先あまりにも心細い・・・。変わったゴードンの時にヤンキースは2失点を喫し3-2と逆転を許してしまう。今日もリリーフ陣の弱さが出てしまった。
ここで敗戦ムードの漂うヤンキースを生き返らせたのは、9回表のロドリゲスとジアンビの本塁打だった。今日、ヤンキースの4得点のすべてはホームランだった。インディアンズの先発・ミルウッドは、球威もあり制球力も良く、ヒットで繋ぐことは難しかったように感じた。その中でホームランで勝利を引き寄せたのは、ヤンキースの強みが発揮されたのでは。

A.ロドリゲスのコメント:「ジョー(トーリ監督)がこの試合をどれほど勝ちたかったか、痛いほど分かっていた。」

ジアンビのコメント:「しっかり打てたよ。この勝利は大きい。」

松井のコメント:(今日の勝利について)「大きいですね。九回まで苦しい展開でしたから。Aロッドとジェイソン(ジアンビ)が救ってくれました。落とせない1戦? もちろん、そういう気持ちはありましたから。」

トーリ監督のコメント:(レッドソックスが8連勝して)「ゲーム差というのは自分たちがコントロールできるものではない。我々は、今できることをやっていくしかない。」

僕は心のどこかで、"まだまだシーズンの先は長い、勝負はこれからだ"と、のんきに思っていて、最近の試合の重みというものをあまり感じていない部分があった。しかし、9回表に打った執念のホームラン、ジアンビが勝ち越しホームランを打った時のベンチでのガッツポーズ、試合後のコメントなど今日のA.ロドリゲスを見ていて、勝負の時期はもう始まっていて、もう1試合も落とせないという切迫した状況の中で選手たちは必死で闘っているんだなぁと気付かせてくれた。このロドリゲスの表に出てくる闘志は賞賛に値すると思う。松井選手にも表には出さないが秘めている闘志がある。これからその熱い気持ちを見逃さず見守っていきたい。ワールドチャンピオンというただ一つの目標に向かっていく執念がにじみ出るような熱いプレーが見たい!!頑張れ~、松井!!
応援も気を引き締めていかなければ。

【リリーフ防御率】<アメリカン・リーグ>
1 インディアンズ_______2.89
2 ホワイトソックス_____3.11
3 マリナーズ___________3.18

10 ヤンキース__________4.29

4打数・2安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 105 404 124 17 81 .307 .371 .515 .886
松井:5番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ【L,10勝7敗】(IP:4.2 H:9 R:6 ER:6 BB:4 ERA:4.05)

『対戦ピッチャー』
・vs リー(L)【Career:6-2 avg .333】:第1・2・3打席
・vs ハウリー(R):第4打席

第1打席2-1-1 ランナー:なし 初球、外角寄り低めへの速球(142km/h)を見送ってストライク。2球目、縦に変化するカーブ(117km/h)が内角低めに大きく外れてボール。3球目、外角低めへの速球(143km/h)が外れてカウント2-1。左投手に対しても惑わされることなくボールが良く見えている印象。4球目、インコース高めへの速球(143km/h)を体の前でさばいて、ライトの右を破る2ベースヒット。ゆったりとテイクバックを取ってぎりぎりまでボールを呼び込んでいた。松井は肩口から入ってくる左投手の球に対して、変化球でも速球でも体が開かずタメを作れるので得意としているのかなぁと思った。今季29本目(AL:3位タイ)の2塁打となった。

この後、ジアンビも2ベースヒットを放ち松井がホームに生還。ポサダが2ランホームランを打って、この回3得点。

松井のコメント:「難しいボールをうまく打てました。いいバッティングだったと思います。」

第2打席0-1-2 ランナー:一塁 初球、外角寄り低めへの変化球を見送ってストライク。2球目、真ん中やや内寄りへの速球?を打ち上げてしまい平凡なセンターフライに倒れる。いい形でボールを呼び込んでいるように見えたが、バットの根元寄りに当たって力の無いフライになった模様。状態は良さそう。

第3打席0-0-2 ランナー:一塁・二塁 初球、内角やや低めへの速球?を打ち上げてしまいセンターフライ。バットは走っているように見えた。この打席、若干のタイミングのズレがあったもののフライとホームランは紙一重だったように感じた。それぐらいスイング自体はまとまっていたのでは。

松井_内野安打 第4打席2-1-1 ランナー:なし 初球、外角低めへの変化球が外れてボール。2球目、外角やや低めへの速球(150km/h)を見送ってボール。3球目、ど真ん中への速球(151km/h)だったが球威に押されファール。4球目、またも151km/hの速球が外角へ来る。逆らうことなく綺麗にレフト方向へ打ち返し打球は三遊間へ。ショートが飛びつきファーストへ送球するが、松井の足が間一髪早くショートへの内野安打。スタジアムは際どい判定に対しブーイングが起こる。スローで見るとどちらともいえないタイミングだったが、ここは審判に感謝。

今は、松井も言っていたように自然体で打てる球を待って、余分な力を入れずに素直に打ち返すことが出来ているように感じる。センターを中心に広角打法。このようなバッティングが続いていけばそのうちホームランモードに入ってくると信じたい。

試合の方は5回までに4点をリードしていたヤンキースだったが、ムッシーナが5回裏に突然崩れ、一挙に6失点を喫し逆転を許す。その後を引き継いだスターツ【IP:1.2 H:2 R:1 ER:1 BB:1 ERA:4.17】、フランクリン【IP:1.2 H:0 R:0 ER:0 BB:2 ERA:7.11】は結果的には1失点だったが、四球を出すなどして気持ちよく3人で押さえることが出来ず、毎回ランナーを抱え守りの時間が間延びしていた。そのため投手陣が攻撃へのリズムを作れず、再逆転しようという雰囲気はなく、そのままインディアンズに逃げ切られてしまった。

トーリ監督のコメント:(ムッシーナの突然の乱調について)「私たちに理解できないことが起こった。君たちにも分からないだろ?」

松井のコメント:「逆転された後、ちょっと粘りがなかったですね。自分たちが勝ち続けていくしかないです。離されないようにしないと。残り試合も少ないですしね。」

一時期波に乗っていたカノーがこのところ精彩を欠いている。今日も2回の守備機会で不安定さをのぞかせ、5回表、無死一塁の場面では送りバント失敗。僕の勝手なイメージでは、チームがどうしてもランナーを進めたい場面で、カノーはよくランナーを進塁させることを失敗しているように感じる。カノーが2番の役割をきっちり果たし、潤滑油のような働きをしてくれたらチームは上手く回っていくはず。カノーにかかる期待は大きい。頑張れ~、カノー!! カノーはもともと器用な選手なのだろうか?

ア・リーグ月間MVPに14本塁打を打ったジアンビが見事選出された。おめでとうございます!!松井も月間MVP 取って欲しいな。松井はここのところバッティングが安定しているし、シーズン終盤にかけて徐々にエンジンがかかってくるだろう。

4打数・0安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 104 400 122 17 81 .305 .370 .513 .883
松井:5番・レフト先発出場
先発:ライター【L,4勝10敗】(IP:2.0 H:4 R:5 ER:5 BB:5 ERA:6.52)

『対戦ピッチャー』
・vs エラートン(R)【Career:6-1 avg .167】:第1・2・3打席
・vs サワーベック(L):第4打席

第1打席3-2-0 ランナー:なし フルカウントから外角高めへの緩い変化球(121km/h)を捉えセンターに抜けるかと思われたが、ショートの好守に遭いショートゴロ。バットに乗せることが出来なかった。

第2打席2-2-1 ランナー:なし ファーストフライ

第3打席0-0-1 ランナー:なし 初球、やや外角寄り低めへの変化球(126km/h)をきっちり捉えるもピッチャーライナー

松井のコメント:「ジャストミートはジャストミートでしたが、まあ、しようがなかったです。」

第4打席3-2-1 ランナー:二塁 フルカウントから真ん中低めへの速球?(137km/h)を捉えるもセカンドゴロ。ランナーは三塁に進塁し、ワイルドピッチの間に1得点。タイミングを外されやや差し込まれていたように見えた。左ピッチャーを得意としている松井だが、サイドスローのサワーベックには苦労しそう。

松井のコメント:「うまくゴロを打たされてしまいました。」

今日も松井は、徹底的にセンター方向への打球を心がけているように見えた。今後、センター方向を意識している松井の打球が上がっていき、自然と左右どちらかにズレて左中間、右中間へ飛んでいく痛烈な打球が増えていけばいいなぁと思う。

ヤンキース先発・ライターは序盤から不安定な投球が続き、3回裏には3者連続四球を出しその後、走者一掃のタイムリー2ベースヒットを打たれてしまう。ライターは3回をもたずに交代。
ヤンキースは後半、ロドリゲスの2ランホームランなどで粘りを見せ1点差まで追いつくが、序盤の失点が響きリードを奪うことは出来なかった。ライターが、移籍後1勝3敗と安定しないという事は、もしかしたら現在マイナーで調整中の野茂投手にチャンスがめぐってくるかも。

トーリ監督のコメント:「(ライターは)これまで4回の登板の中で一番悪かった。でも、また先発で投げてもらうつもりだ。」

松井は、4打席無安打とチームの勝利には貢献できず、ほろ苦い8月スタートとなった。「インディアンズのホーム・クリーブランドは松井にとって相性が悪く、過去2年間(6試合)の通算打率は.125(24打数3安打)で、2打点しかあげられていない。」ということらしい。しかし、そんな過去の統計に負けず頑張れ~、松井!!

地区首位のレッドソックスとのゲーム差は、気がつけば3.5まで広げられてしまった。レッドソックスは投打がガッチリと噛み合っている様子で6連勝中。なんだかトレードを噂されたラミレスが大活躍中らしく、打点が今日の4打点で97と100打点にあと3に迫っているらしい。くぅ~。ひそかに移籍してくれることを望んでいたけど、残留が決まった。今はヤンキースにとって相手に不足なし、ガチンコ勝負じゃ~という気持ち。(ちょっと強がってみました。)3.5ゲームを縮めるには、ヤンキースも相当連勝を重ねていかないといけなくなりそう。8月の一ヶ月大きくヤンキースが勝ち越し、カレンダーにズラリと白星が並ぶことを期待。そして、9月の首位争いがヤンキース史上に残るくらい白熱すればいいな。頑張れ~、ヤンキース!!

<月別打撃成績>

試合数 打数 安打 本塁打 打点 四球 三振 打率 出塁率 長打率 OPS
4月 24 92 23 3 16 12 16 .250 .330 .413 .743
5月 27 107 29 1 20 8 20 .271 .314 .393 .706
6月 26 93 37 6 23 15 9 .398 .477 .688 1.165
7月 26 104 33 7 22 8 7 .317 .377 .587 .964
<10試合ごとの打撃成績>

打数 安打 本塁打 打点 四球 三振 打率 出塁率 長打率 OPS
4/3~4/15 39 14 3 11 3 8 .359 .395 .667 1.062
4/16~4/26 37 8 0 4 9 6 .216 .362 .270 .632
4/27~5/6 37 5 0 6 4 5 .135 .214 .243 .458
5/7~5/17 43 12 0 8 2 10 .279 .298 .372 .670
5/18~5/29 40 12 0 5 1 7 .300 .317 .375 .692
5/31~6/10 33 10 1 5 4 5 .303 .368 .455 .823
6/11~6/21 38 19 5 17 7 3 .500 .578 1.053 1.630
6/22~7/3 37 14 2 4 6 1 .378 .465 .568 1.033

打数 安打 本塁打 打点 四球 三振 打率 出塁率 長打率 OPS
7/4~7/17 39 12 3 10 5 4 .308 .386 .615 1.002
7/18~7/28 39 12 3 8 2 3 .308 .357 .564 .921
もしかしたら間違っているところがあるかもしれません。ご参考までに。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。