ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
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松井秀喜外野手が、11月29日、成田着の航空機で、帰国した。今年もシーズン通して活躍し、無事元気な姿で帰国しくれました。(パチパチパチ)

都内での記者会見の様子。


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「一言で言えば、すごく残念なシーズンだった。毎年、一番最後までプレーしたいと思いながらやっているが、うまくいかず今年もそれは、かなわなかった。個人的には全力を尽くしたが、ファンの皆様のご期待に応えられたとは思っていない。」

「日本のみなさんはホームランをもっと多く打つことを期待されていると思うし、そういう意味では残念な思いをさせてしまった。来年また頑張りたい。」

―ホームラン減少について。

「ひと言で言うと甘かった。準備不足もあった。去年打って多少自信がついて、ことしも普通にやればいけるだろうという気持ちがあった。」

―油断か?

「そうではない。相手があること。もう少し対策をすればよかった。いろんなことが徹底しきれなかった。」

「来季に向けた考えやプランは持っている。まだまだいい成績を残せるという可能性を信じて、これからもやっていくつもりだし、しっかり準備していきたい。」


シーズンを終え、初めて公式の場に姿を現した松井選手。そこで話されたことは、ファンのことを第一に考えた言葉ばかりだった。責任感が強く、謙虚な松井選手らしさが全面に出ていた。一年間、お疲れ様でした。日本で身近な人たちと過ごす心休まる休息が十分取れて、来季への充実した準備が出来ることを祈っております。と思っていたらサンケイスポーツにこんな記事が載っていた。

ヤ軍との再契約交渉の余波などで例年に比べて調整が遅れ気味のため、オフの取材を制限し、年末年始も返上して来年2月の再渡米までの“無休トレ”を計画していることが判明。

そんな“決意”の証明として、松井秀は『約束3カ条』のメッセージを送った。

 「ニューヨークではゆっくりと休めましたがその分、みっちりと練習しないといけません。」

 「来年の渡米まで休まずに練習するつもりです。」

 「このオフは皆さんの前に姿を現す機会は減りますがその分、来年を楽しみにしていてください。」


フレ~フレ~、松井選手!!
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松井選手がテレビでインタビューに答えていた。


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「また新たにヤンキースから非常にいいオファーをしていただいて、またここでプレーできることになったわけですから、今まで以上に大きな責任感を持ってまたグラウンドに立ちたいという風には思っていますけど。」

松井選手、メジャー3年目は、自己最高となる打率.305、打点116、安打192安打という好成績をマーク。ヤンキースにとって欠かせない存在となりました。

「3割を初めて打てたという事に関しては、これは大きいと思いますよね。ある意味なんでも出来る存在、なんでも期待されているというか、またそれにねすべていい形で応えられるような準備はいつもしてるつもりだし。」

9月には日米通算400号ホームランを達成した松井選手。しかしホームラン数だけは、去年の31本から23本に減少。これには松井選手も納得していません。

「成績を下回ると言うのは、僕の中では、簡単に許せることではない。個人的にはね。ですから非常にその、う~ん、なんていうんですかね、まあ甘かったなというかね、もう少し何とかできたんじゃないかという気持ちは残りますよね。」

松井選手が今シーズン、最も印象に残っている試合は、9月13日のデビルレイズ戦。終盤の20連戦の初戦です。ここで松井選手は、4打数4安打の大活躍。松井選手の猛打でヤンキースは勢いづき、逆転優勝の原動力となったのです。

「あの試合くらいから非常に、いい感じがまた出始めたという感じはしてます。潜在的に気持ちの中で、絶対負けられないというかね、そういう気持ちもやはりあっただろうし、そういう中でいい集中力が出たんじゃないかと思います。」

一方で悔しくて忘れられない試合もありました。エンジェルスとのプレーオフ地区シリーズの最終戦。5-3と2点を追う9回、ランナーを2人おいてバッターは松井選手。最後のバッターとなった松井選手。メジャー3年目で最も早いシーズン終了でした。

「まあ僕が野球を始めてから、どれだけのバッターボックスを経験したか分かんないですけど、この試合で勝敗が決まるという中で、9回2アウトで打席が回ってきたというのは、たぶん初めてだと思うんですけど。珍しくあの打席がずーっと頭に残っていますね。最後の打席がね。正直なところ、すぐにはね、来シーズンへと切り替えられたかといったら、なかなかそうはいかなかったですよね。」

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今年もワールドチャンピオンには手の届かなかった松井選手。メジャー4年目にむけ更なる飛躍を誓います。

「また今年は今年の反省点があるし、そういうものをしっかり踏まえて新たに準備していけばね、また違ったバッティングが、今まで以上のいいバッティングが見せられるんじゃないかと思っています。」

~NHK「サタデースポーツ」(11/26)より~


松井選手が最後の打席となった今シーズン。あの場面、松井選手の手の中に確かに未来はあった。松井選手の手で未来を変えることが出来た。そこに対するもどかしさや悔しさがずっと心のどこかに引っかかっていたのだろう。この苦しみや葛藤は、シーズンを通してチームの危機や本人の大きな不振を経験し、戦い抜いてきた松井選手にしか分からないのかもしれない。しかし、そう話す松井選手の表情は意外に晴れ晴れとしているように見えた。すでに、来季をしっかり見据えている松井選手がいた。

「ある意味なんでも出来る存在、なんでも期待されているというか、またそれにねすべていい形で応えられるような準備はいつもしてるつもりだし。」という言葉に松井選手の理想とするバッティングが表れているのではと感じた。徹底したチームバッティング。チームの勝利を最優先したバッティング。それが松井選手の魅力でもあり、ヤンキースというチームカラーにバッチリとハマッていると思う。その中でいかにホームランを表現できるか。ホームランに関しては、率直に"甘かった"と語った松井選手。来季に向け今シーズンを踏まえ、どんな飛躍を果たすのか期待。

このインタビューにも松井選手の毎年、確実に少しでも上を目指そうとする精神が溢れている気がして嬉しかった。これだけ自分のバッティングを確立した松井選手でさえ、まだまだ修正し新たな境地を見つける余地があるバッティングは奥が深くて面白い。
松井選手の野球への情熱が色あせないのと同じように、僕も松井選手への熱い思いを持ち続けていけたらいいな。

イチローが、今シーズンを振り返りインタビューに答えていた。

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<2005年シーズン>
・史上3人目・5年連続・100得点30盗塁
・5年連続・ゴールドグラブ賞
・メジャー史上3番目の早さで1000本安打達成
・史上初デビューから5年連続・200本安打達成

イチローの取材を続ける義田貴士氏が、とりわけイチローの凄みを感じる打席があった。

――5月9日、対ランディ・ジョンソンの打席で、見ようによっては力負けヒットのようだったが、単に力負けのヒットではないんじゃないかと感じた。あれはしてやったりですか?

「あれは今年の中では凄く印象的な一打でしたね。僕の中では。」

200以上もあるヒットの中で、詰まったようにも見える何気ないヒットがなぜ印象的だったのだろうか。160kmを超えるストレート、鋭く曲がるスライダーを武器とするメジャー最速左腕・ランディ。
そんなランディゆえの攻略法があの一本に凝縮されていた。そこにはイチローしかなしえない神業的な技術があった。

「球が速いイメージのピッチャーですね。そういうピチャーに対して僕が必ずやっておきたいことの一つとして、あのスライダーを待って一番速い真っ直ぐにどう対応できるかっていうのをやるんですね。」

球速の遅い変化球を待ちながら、球速の速いストレートを打つ。これはかなり高度なテクニック。仮に速いボールを待っているところに遅いボールが来た場合、体が早く動き出してしまってもファールで凌ぐなど何とか対応できる。よって2ストライクと追い込まれたときなど、ストレートを待ちながら変化球にも対応する選手が多いのだが、イチローはその逆の変化球待ちのストレート打ち。普通に考えれば想定のタイミングよりボールが早く来てしまう分、対応し難いはずなのだが、"遅いボール待ち"で速いボールを打ち返せれば、どんな読みでも速いボールに反応できるということになる。

「僕の中では、スライダー半分、真っ直ぐ半分。なので真っ直ぐを会心の当たりで飛ばすという事は、僕の頭の中にはない。ヒットに出来なくともファールで逃げなければならない。そういうことを試した打席。だから、結果としては最高だった。あのスライダーを待っても、一番彼の速い球に対して何とかなるぞと。」

栗山氏のコメント:「感覚的には自分のポイントに対して、相当ボールをさばける幅が広いという事だと思います。体の使い方、スイングスピード、ボールの拾い方、全てがなければ出来ないのでイチローにしか出来ないですね。」

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イチローはシーズンを振り返り、意外な発言をする。

「苦しかったですね。だいぶ苦しかったですね。本当に長かったですね、今年は。」

確かに打率.303は、過去最低の数字、初めて5試合連続でヒットが出ない時期(7月31日~8月5日)もあった。

「5試合ヒットが出ない時間があったんですけど、その辺りがちょうどシーズンの3分の2が終わったぐらいだったんですよ。数字を見てみると、それでも200本のペースを超えていたんですよ。これはいけると思いましたね。いけると思ったし、いかなきゃいけないと思いましたね、そのときに。今までそうやって見えてきた数字に対して、クリアー出来なかったことって僕はないんですよ。それに対するプレッシャーもありましたね。」

――クリアーできなかったことはないという事がプラスに思えたりすることはないんですか?それがよりプレッシャーになるという・・・。

「何でか分からないが、プレッシャーをなくすという事は僕には無理なんですよ。要するに。だから他の選手が、例えばスランプから抜け出して、何かを克服したとかね、力を抜くことを覚えたとか、リラックスしてやることを覚えたとか、信じられないです、僕にとっては。僕には無理ですね。今年も200本、残り3試合で打ったのかな。その後の気持ちも体も全然違いましたからね。物凄い重いものがパーンッと抜けていきましたからね。」

5年連続200本安打達成までには、神業的なイチローの裏に、もう1人プレッシャーと戦う人間的なイチローがいたのだ。これからもイチローはそんなもう1人のイチロー共に歩む。

「まずプレッシャーを受け止めることだと思いますよ。でもまず逃げようとするでしょ。苦しいから。辛いから。まず逃げようとするすべを手に入れたいと思うみたいなんですよね。でも、そうじゃないと僕は思いますね。まあ、そう思うのはしょうがない、でもその後にちゃんと受け入れる自分がいなきゃいけないと思うし、全部受け入れていろんなことに立ち向かっていったけど、それからそういう道を探すのと、それを受け入れる前に最初から逃げる道を探しているのとでは、全然僕は意味が違うと思いますね。」

~テレビ朝日「Get Sports」(11/20)より~


今年なんとなく200本を越えたのではなく、イチローは、もがき苦しんで200本という最高の結果を掴んだんだとうのがよく分かった。イチローは、5年連続200本安打という偉業を決めた今年の206本のヒットに、もしかしたら去年の262安打と同等の充実感を感じているのではないかと思った。事実、イチローは、技術的には昨シーズンより今シーズンの方が上がっていて、ケガや思うような準備の出来ない状況があった中で200本打てたというのは、自分自身の中で凄く自信になったと語っていたという。そんな達成感と満足感が、「古畑任三郎」のドラマ出演を後押ししたのだろう。

いつの間にかイチローは打って当たり前、プレッシャーなどの精神的な弱さとは無縁の高みにいるのではと思いがちになっている自分がいた。しかし、イチローも人間で、精神的な弱さと必死に闘いながら1本1本、魂を込めてヒット打っているんだと教えられた。
これまで超えようとする目標をクリアーできなかったことはなくて、今回それが逆にプレッシャーになっていたというのは、イチローの完全主義者の面がよく表れているなぁと感じた。そんな人間性を持ったイチローだから達成できる記録があって、レベルの高い目標ゆえに他の人には理解できないような葛藤も存在するはずだ。孤独な闘いをしながら野球道を極めようとしているイチローがいるという印象を受けた。
来季は、是非ともイチローのいるマリナーズと松井のいるヤンキースのポストシーズンでの対決を見たい。フレ~、フレ~、イチローーー!!

城島さん、マリナーズとの契約おめでとうございます。

【ニューヨーク18日(日本時間19日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(31)が今月末に帰国後も昨オフ同様、ウエートトレーニングでの肉体改造に取り組むことがわかった。来年2月の再渡米まで、都内のジムで1日2~3時間は鍛える予定。

 「筋トレは続けますよ。今年は本塁打の数が減ったけど、それは相手との兼ね合いで、トレーニングは関係ありません。打撃以外のメリットも大きいんです」。明かしたのは"メカゴジラ計画"の継続だった。03年オフからメニューを組んでもらっている専門家に協力を依頼。来年2月の再渡米までの間、1日2~3時間は都内のジムで汗を流す予定だ。

 巨人時代は消極的だったが、ヤ軍入団後の1年目オフから本格的にウエートトレーニングを導入した。昨オフは帰国して1週間もたたない12月1日からウエートトレを開始。腹筋を鍛えるウオーミングアップから始まり、あまり器具を使わずに、体重を利用する危険性の少ない練習法を採用した。そして、約7キロもの筋肉の増強に成功したのだ。

 「筋肉を鍛えることによって反応もよくなるんです」。狙いの一つだった本塁打数の増加にはつながらず8本減の23本に終わったが、守備、走塁面での効果を実感した。筋肉を刺激することにより、体の隅々の反射神経が研ぎ澄まされたという。
~(サンケイスポーツ)~

 
松井選手は、筋力トレーニングについて次のように語っている。

・「パワーで勝負しようとは思わないし、勝負したって勝てっこない。でも、打球が飛ばないという実感はありました。この世界で勝負していくには、やはり最低限のパワーは必要だと思った。」
・「日本人と欧米人は骨の太さが違う。そこにいきなり向こうの選手のような太い筋肉をつけたら、故障の原因になるだけ。そうではなく、体幹を太くしていくトレーニングを中心にやることですね」
~(参照:北陸中日新聞・フリージャーナリスト鷲田康氏の記事)~


今シーズンの開幕直後、4試合で松井選手の打った3本のホームランはあまりにも衝撃的だった。毎年、ひとまわりずつ体が大きくなっている松井選手の筋力強化における効果の大きさを確信していた。今季、本塁打は23本に終わるも、記事の中で松井選手は「今年は本塁打の数が減ったけど、それは相手との兼ね合いで、トレーニングは関係ありません。」と語った。その原因は様々あるだろうが、松井選手は次のように考えているようだ。

「正直なところ、相手への対策不足だよね。油断があったかもしれない。おととしが16本で、去年は31本。『これは、いけそうだ』って安心感が、無意識のうちに出てたんだろうなあ。」

オフに試合のビデオを見て、各球団の投手を分析したつもり。ところが、「本来はカット系のラッキー(エンゼルス)がシンカーばっかり使う。ジト(アスレチックス)がスライダーを交ぜてくる。ほかにも細かい部分で『あれっ』と首をかしげるケースが、たくさんあった。」

 他チームが、いかに背番号「55」を警戒し、綿密に研究していたか――。つまり31歳の左打者は、そこを読み誤った。
~(読売新聞・企画連載"松井が翔ぶ"より)~


本塁打数は減ったものの、少なくとも松井選手はメジャーに渡ってから続けてきた筋力トレーニングの成果を今年も感じていたのでは。松井選手は、日米通算400号を達成したときに「こっちではオレがホームランを打つことを、監督も、ファンも、誰も期待していない。ヒットで勝利に貢献しているのを、日本のファンは分かってくれていると信じてる。もう、巨人時代の影を追わないで欲しい。」と話していた。しかし、色々考えたが、松井選手の更なる筋力トレーニングは、最後は飛距離の拡大への意欲に繋がっていて、ホームランへの飽くなき追求を止めないという一つの答えのように思う。
「今年のオフも、やることがいっぱいだよ。」と話した松井選手の言葉に未来を感じた。今、はっきりとした目標のために、取り組むべき明確な課題が見えている松井選手がいる気がする。こういう状態の松井選手を見ると、自然と明るい気持ちになり、僕も前向きに頑張らなければと思いっきり感化される。(^^)
松井選手は、「打率、打点、本塁打どれもすべていい数字を狙っていく、どれかを犠牲にするつもりはない。」と語っていたように記憶している。来季も、進化した松井選手がグラウンドに戻ってきそうだ。

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松井秀喜外野手は16日、本拠地のヤンキー・スタジアムで記者会見を開き、正式に再契約を発表した。者会見での一問一答は次の通り。

 ――ヤンキースに戻れた今の気持ちは。
 「ボクにとっては最高に幸せです。ピンストライプのユニホームを着て、またこの球場でプレーできる幸せを今すごく感じている。新たな気持ちで来シーズンを迎えることができる。」

 ――交渉の過程でほかの球団に行こうと思ったことはあるか。
 「(移籍の考えが)なかった訳ではない。(提示条件と希望に開きがあり)交渉の途中で『そうなっても仕方ないかな』と思ったことはあった。一番、必要としてくれる場所でやりたかった。」

 ――結果、ヤンキースを選んだ
 「最終的には、ここでプレーして大きなパズルのピースの一つになってほしいという強い意思が伝わってきた。それがうれしかった。僕自身もここでプレーするのが一番の希望で、最終的にその気持ちが一つになった。」

 ――ヤ軍が勝てるチームだと判断して残留した?
 「ヤンキースは常に目標を高いところに置いているチーム。そこに身を置いて、自分も同じ高い目標を持って戦う。」

 ――トーリ監督の残留も大きかった。
 「それはある。 監督は、言葉では言い尽くせないくらい大きな存在。自分にとっては(決断を下すための)すごく大きな要素だった。感謝している気持ちは非常に強いので、できることなら一緒にやりたかった。」

 ――イチロー外野手(マリナーズ)の4年総額4400万ドルより大きい額になったが。
 「ぼく自身はイチローさんより多くいただきたいとか、そういうことは考えなかった。(日本人選手最高額は)名誉かもしれませんが、ある意味責任感にもなる。4年間しっかりプレーしなければならない。大きな責任を感じる。責任が自分の力にもなる。はっきり自信があるとは言えないが、ベストを尽くし自分の100%の力を出し切るという自信は持っている。」

 ――契約交渉でワールド・ベースボール・クラシック出場の話は出たか。
 「交渉中はまったくそういうことはなかった。まだ何もぼくに対して要請もないし、今は何のアイデアも持っていない。」

 ――連続出場記録は。
 「それは僕の希望でできるものではない。決めるのはトーレ監督。決定に従うだけです。」

 ――今後の抱負は。
 「チームとしての目標は一つ(ワールドチャンピオン)しかない。それは毎年同じ。個人的には毎日、一番いい状態でグランドに立ちたい。それを毎日、毎試合できれば、いいパフォーマンスが出せると思っている。それを4年間続けたい。来シーズンからの4年間も、いいコンディションを維持していきたいですね。そして毎年、ワールドチャンピオンになれるように頑張っていきたいです。」


テレム氏のコメント:「ヒデキの心はずっとヤンキースにあった。彼はそこで選手生命を終えたい、ヤンキースのユニホームで引退したいと願っている」

キャッシュマンGMのコメント:「秀喜はグラウンド内での才能だけでなくビジネス面でも利益をもたらす。彼は、チームの勝利に貢献するだけではない。日本人が我々に多大な関心を寄せるなど、無形の利益も生み出してくれる。」

トーリ監督のコメント:「(連続試合出場について)問題ない。連戦であいつが疲れていてもチームに必要だから使う。だいたい、ことしはけがで次々と選手を欠いて出続けることが必要だった。それに松井自身も出場を大切に思っているみたいだしな。」

~(ニュース記事参照)~

今回の松井選手の言葉から、どうやら初めからヤンキースへの残留の意志は固かったようだ。ヤンキースを出るかもしれないという可能性を示唆する発言は、年俸を最大限に引き上げるための交渉戦術だったように感じる。なぜ今回そこまで年俸にこだわったのか。巨人時代も毎年、一発サインでやってきたというのもあって松井選手は、お金に執着しないというイメージがもともとあった。しかし、松井は契約前、「なめられたくない、という気持ちは巨人時代からありました。でも何年間かずっと一番上だったしあまりそういうことは考えなかったのでしょう。年俸も大事な要素? だれだってそうでしょう。チームが選手を評価するのはお金でしかできないでしょう。」と語っている。やはり、正当な評価をしてもらいたいというのは、選手として当然の願望ということなのだろう。今回の大型契約については、はっきり「大きな責任を感じるが、その責任が自分の力になる。」と語った。この精神力の強さに松井選手の人間としての大きさを感じる。そのプレッシャーが松井選手の闘志へと変わる。頑張れ~、松井秀喜!!

<追記>
平均1300万ドルは今季年俸に当てはめるとメジャーリーグの中で19位、スター選手がずらりと並ぶヤンキースの今季開幕時年俸(AP通信による)に比較すると、7番目になる。という事は、年俸の上位19人の内、7人はヤンキースの選手ということか。やっぱりヤンキースは凄いなぁ。

今年のシーズン前の契約更新の交渉(3月)で、キャッシュマンGMは、『3年総額3150万ドル(約37億5000万円)』の条件を提示。しかし、松井側は大リーグ入りした2003年から3年間のトータルでの評価を求め交渉をシーズン終了後に先延ばしにした。この決断は正しかった。今シーズン、成績を残せなければ交渉が不利になったり、残留が出来ないというリスクもあった中、文句なしの成績を収める。
そしてシーズンは終了し、交渉が再開され、同GMから再び『3年総額3150万ドル(約37億5000万円)』という条件提示をされる。しかし、松井サイドには3年間の揺るぎない成績があった。ヤンキース側にどうしても手放したくない選手として認識させるだけの実績があった。そして、トーリ監督ら首脳陣がチームの再建には松井の存在が欠かせないと判断したことも大きかった。
交渉に当たったテレム氏は必然的にヤンキースサイドの譲歩を引き出し、最終的に『4年総額約5200万ドル(約61億8800万円)』という破格の条件で15日、両者が合意に至った。ヤンキースには松井秀喜が必要だという球団側の熱意が松井選手に伝わった格好となった。ここまで、ヤンキース側を必死にさせた松井選手のレベルの高さを改めて実感した。

契約年数については、「長い方がいいということになっているかもしれないけど、そうとも言えない。短ければもう1度こういうチャンスがある。もう一勝負できるかもしれない。」とし、4年後の35歳を「もう一勝負できる」年齢と考えるから受け入れたという事だった。

契約にはほかの29チームを対象に、本人の同意なしにトレードしない「ノートレード条項」も盛り込まれた様子。代理人のテレム氏は「松井は競技生活をヤンキースの選手として終えたいと思っており、ワールドシリーズ制覇にも貢献したいと願っている」と話した。
松井秀は2002年オフにヤンキースと3年総額2100万ドル(約25億円)、プラス出来高払いの契約で入団。今季までの3年間で打率2割9分7厘、70本塁打、330打点の成績を残した。金額は推定。

松井は「納得のいく話し合いができた。もう何もない。あとは(代理人からの)連絡を待つだけ。ヤンキースへの気持ちは変わらなかった。ただ納得できるところまでいくことが必要だった。」と話した。

これで、来期もピンストライプの松井選手を見ることが出来る!!今日は一日、松井選手のことを思い出すたびに心臓がドキドキしていた。合意のニュースを知ったときはホッとして、その後じわじわ喜びが込み上げてきた。松井選手、おめでとうございます!!ちょっと早いけど、これ以上ないクリスマスプレゼントとなりました。


契約合意に至った15日、松井選手はマンハッタンの非営利団体「ジャパン・ソサエティー」で日本語を学ぶ人々を前に「日本語特別講師」として招待され、先生役を務めた。そこで、色々な質疑応答が交わされた。

――松井先生、ゴジラのほかに、いいニックネームはないですか。ウルトラマンはどうですか?

「ぼくにウルトラマンはちょっと、かわいすぎます。ゴジラの方がいいです。」

――ヤンキース内で他の選手にどう日本語を教えているのか?

「(ジョー・)トーレ監督とは会えば必ず『コンニチワ』と声を掛け合っています。」

――ヤンキースで一番仲のいい選手は?

「みんな仲はいいけど1人挙げるとすれば(デレック・)ジーター。歳も同じで、家も同じアパートに住んでいて共通点があります。彼がベストフレンドかな。食事もたまに一緒に行きます。」

――試合前はいつも何をしますか?

「試合前には必ずおにぎりを2つ食べてグラウンドに出ます。」

――ホームシックにはかからないのか?

「いろいろな国のおいしい食事が食べられるニューヨークは独身のぼくにはありがたいです。ニューヨークで嫌いなところは何もないです。いや、ひとつ好きじゃないところがあります。車の運転が荒い。危なくてしょうがない。」

――人種差別を受けたことはないか?

「ぼくはあまりないです。特にニューヨークにはいろいろな国の方がいらっしゃるから非常に親切に接していただいています。」

――野球に対してどのようにモチベーションを保っていますか?

「やっぱりワールドチャンピオンですね。それを掴みたいという事ですね。」

――5000万ドル(約59億6000万円)もらったら何に使いますか。大リーグのチームのオーナーになったらどうですか?

「それだけでは大リーグのチームは持てません。将来的にマイナーのチームなら面白いかも。何かファンデーション(基金)のようなものを作って将来は寄付できたらと思います。」


最後の「何かファンデーション(基金)のようなものを作って将来は寄付できたらと思います。」は、なんとも松井選手らしい答えだった。こういう意思もあって今回、年俸にこだわったというのを考えると頷ける。松井選手なら、いくらでも高い年俸を貰って、松井選手の裁量で使えるお金が増えたらいいなぁと思った。
今回、正当な評価を受けた松井選手。年俸が高くなれば、それだけ責任は増し、打てない時の批判も大きくなり、プレッシャーがかかってくる。しかし、敢えてその道を選んだ松井選手。先日、「人生の分岐点に差し掛かったとき、何を軸に選択しますか?」という質問に松井選手は「迷った時は自ら厳しい方に身をおこうといつも思っています。」と答えた。逃げも隠れもせず、真っ直ぐ堂々と攻めの姿勢で人生を歩く松井選手が眩しく見える。
松井選手は3年間、ヤンキースでプレーしてきて愛着があったに違いない。僕もヤンキースというチームが好きになった。松井選手がヤンキースに入団したとき「ヤンキースがチャンピオンになる力になりたい」と話し、一つの夢が出来た。やはり、松井選手にはどうしてもヤンキースというチームでその夢を叶えてほしかった。これでヤンキースでワールドチャンピオンという夢を叶えることに死角は無くなった。早くも、来シーズンの松井選手の活躍が楽しみになってきたッ!!

米大リーグのア・リーグ最優秀選手(MVP)が14日発表され、48本塁打でタイトルを獲得したヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(30)が選ばれた。レンジャーズ時代の2003年以来2年ぶり2度目の受賞。ヤンキース勢としては1985年のドン・マッティングリー以来19度目(12人目)となった。
 移籍2年目のA・ロドリゲスは本塁打王を2年ぶりに奪還。今季のロドリゲスは、162試合に出場し、打率3割2分1厘(ア・リーグ2位)、48本塁打(同1位)、130打点(同4位)、21盗塁(同9位)、出塁率4割2分1厘(同2位)の好成績をマーク。3塁の堅実な守備でもチームの8年連続地区優勝に貢献した。2チームでの受賞、2つの守備位置での受賞は、いずれも大リーグ史上4人目。
 ア・リーグのMVP投票は、全米野球記者協会所属の28人が、1位から10位までの10選手を選出し、その合計点で決する。その結果、1位票(10点)を16人から得るなど331点を獲得した。次点は今季、打率3割、47本塁打(ア・リーグ2位)、148打点(同1位)をマークし、ロドリゲスの対抗馬とされたDHのデービッド・オルティス選手(レッドソックス)で307点と接戦だったが、守備に就かない指名打者のため貢献度で劣った。3位はウラジーミル・ゲレロ外野手(エンゼルス)で196点。日本勢で得票したのは松井秀喜外野手(ヤンキース)のみで、8位票(3点)が2人、9位票(2点)が1人の8点で14位だった。

<A.ロッドのコメント>
・(オルティスについて)「偉大なプレーヤーだと思う。しのぎを削り合えたのは光栄であり、またレッドソックスのような素晴らしい球団とライバル関係にあることも同じ」とたたえている。
・「MVPのトロフィーをワールドシリーズ優勝のトロフィーと交換したい気持ちもある。」

《2005年ア・リーグMVP 投票結果》
1位:アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)331ポイント
2位:デビッド・オーティス(レッドソックス)307ポイント
3位:ブラディミール・ゲレーロ(エンゼルス)196ポイント
4位:マニー・ラミレス(レッドソックス)156ポイント
5位:トラビス・ハフナー(インディアンス)151ポイント
6位;ポール・コナーコ(ホワイトソックス)128ポイント
7位:マーク・テシェーラ(レンジャーズ)106ポイント
8位:ゲーリー・シェフィールド(ヤンキース)84ポイント
9位:マリアーノ・リベラ(ヤンキース)59ポイント
10位:デレック・ジーター(ヤンキース)23ポイント

~(ニュース記事参照)~


ロドリゲスは、シーズン中、チャンスになかなか打てないというイメージがなかったわけではないが、終わってみれば打率、本塁打、打点とも非常に高いレベルの成績を残し、シーズン通してチームに貢献した。一試合、2本塁打・6打点や3本塁打・10打点という試合もあり、計り知れない潜在能力の高さも見せつけた。本塁打は全方向まんべんなく打っていると言う印象があるが、特に右方向へのバッティングが凄いと感じる。なぜ、あんなに軽々と逆方向へホームランが打てるのか。右方向へのホームランがホームラン数の水準を上げているのだと思う。松井選手も逆方向へのホームラン数を増やそうと試行錯誤しているが、なかなか思うようにはいかないという現実を考えると、本当に羨ましい。
全身バネのような"しなやかな"バッティング。そして、コンパクトなスイングで、芯でボールを捕らえる技術に優れ、ピンポン球のようにボールがスタンドまで飛んでいくパワー。他の打者には真似の出来ない何かを持っている選手なんだろうなぁと思う。MVPおめでとうございます!!

今回の投票で、松井選手は8ポイントで14位だった。来シーズンは、ベスト5に入るさらなる活躍を期待しています!!

松井選手のヤンキースとの契約交渉が大詰めに来ている。そして、『4年総額4800万ドル(約56億6400万円)』の日本人最高契約を受け入れなかったという情報が流れた。松井選手には、球団サイドと松井サイドの求める条件面で折り合いをつける機を見誤って欲しくない。松井選手の契約の条件に、勝てるチームというのがある。ヤンキースは、ここ数年優勝から遠ざかっているものの、チャンピオンに一番近いチームと言えるはず。チャンピオンになることが目的だとすると、その目的に向かいつついかに選手としての高い評価(年俸)を勝ち取れるかが鍵となる。ヤンキースと契約出来る事を願っています。

先日放送された報道ステーションでの松井選手のインタビューの断片的情報が、分かったで載せておきます。takaさんに感謝します。

「3年間、ヤンキ-スに居たけど、何も成し遂げていない。達成感はないです。勝ちたいんです。」

「ヤンキ-スというチ-ムは常に刺激があって、自分には合っていると思う。自分は怠け者なので、のんびりしたチ-ムに行くとデ-ンとなってしまう可能性がある。」

「いろんな意味でヤンキ-スがベストだとは思っている。それにまだこのチ-ムでなにも成し遂げていないというのもあるし。」

この言葉から、松井選手にとってワールドチャンピオンという存在が、どれほど大きいものなのかが分かった。一つの明確な目標に向かってすべてを捧げ邁進(まいしん)する、そんな松井選手は熱い男だなぁと感じる。夢を託したくなる。松井秀喜がワールドチャンピオンになるまで、とことん応援したい。

松井秀喜が、9日から始まったヤンキースとの本格的な再契約交渉を前に心境を話した。

「主張することはしないといけない、と思っています。なめられちゃいけないし足元を見られてもいけない。何も主張しなかったら安い契約をされるだけ。(球団とは)常に対等な立場でいなくてはならないんです。ちゃんとした評価さえしてくれればそれでいいと思っています。」

「なめられたくない、という気持ちは巨人時代からありました。でも何年間かずっと一番上だったしあまりそういうことは考えなかったのでしょう。年俸も大事な要素? だれだってそうでしょう。チームが選手を評価するのはお金でしかできないでしょう。」

「時間がある限り最後までやればいい。長くかかるのはいとわないです。」

~(サンケイスポーツ)~

これまで、松井選手はお金には執着しないというイメージがあった。しかし、正当な評価をして欲しいという願いは選手として当然のことだった。松井選手には、これまで残してきた実績、チームへの貢献に対する自負がある。ヤンキースというチームの中で、松井秀喜という選手の存在価値を認めて欲しいという切実な想いが伝わってくる。そして、途半端な気持ちではサインしないという松井サイドの覚悟が感じられた。
目的として「自分を必要とされるチームで、目指す目標に向かって自己実現をしていく。そして、ファンに夢を与える。」というのがあって、手段の一つとして、「チームからの正当な評価(年俸や契約条件)」というのがあるのだと思う。ある方のブログに「目的と手段を取り違えない」、「手段が目的化してはならない」とあった。このことを肝に銘じて見守っていきたい。
松井選手は、「(引き続きヤンキースでプレーしたいという気持ちに)変わりはない。3年間で築いてきたものもある。」という気持ちで再契約交渉に挑む。

そして今日、交渉が始まった。

<ニュース記事>
米大リーグ、ヤンキースのキャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)と、松井秀喜外野手の代理人アーン・テレム氏が9日、GM会議が開催中の当地で会談した。
午後8時すぎから約2時間の会談を終えた2人は「非常にいい夜だった」と、なごやかな雰囲気で報道陣の前に姿を見せた。キャッシュマンGMは「ヒデキは残留したいと思っていると思うし、われわれも残ってほしいと思っている。今後も連絡を取り合いながら合意したい」。テレム氏も「建設的な話ができた。目標には到達していないが、前進している」と語った。同氏は12日にニューヨークに入りして松井秀に経過を説明し、最終交渉に臨む予定。
~(共同通信社)~

予想していたよりは、いい雰囲気で最初の交渉が行われたみたいで、今後の見通しは明るいのかなと期待した。このまま一気に合意となればいいな。

やってしまった。油断していたら今日・11月8日の報道ステーションで、松井選手がインタビューに答えていたらしい。あ~~~~、かなり自己嫌悪。(泣)
GetSportsでやってくれるかなぁ?やらないかなぁ?見逃したと分かると更にどんな内容だったか気になってしょうがない。今、かなりブルーです。今夜は眠れそうにない。

松井選手の今シーズンの総括、感想、今の心境などを聞きたかった・・・。

◆ラジオで松井選手がインタビューに答えていた。

「これまで3年間ヤンキースでチャンピオンリングを目指してプレーしてきたので、このチームで優勝を目指したいという気持ちもある。でも、やはりそれとは別に、プレーヤーとして一番必要としてくれるチームでプレーするのが一番幸せだと僕は思う。だから、そういう意味ではヤンキースが、そこまでの気持ちがなくて、他のチームの方が熱意が強いというのであれば、おそらくそっちに行くでしょうね。」

―気持ち的に待つ身というのはどうですか?

「こういうのは慣れています。もう大体、僕は18歳のときにクジで人生決められた男ですから、そんなに大きな問題じゃないですよ。大きな問題ですけど、そんなもんですよ。もう待っているという感じですよ。まあ、自分にも交渉できる力はありますけど、ある程度話を聞いて自分が一番いいと思うところに行くしかないですよ。」

―この地域はいいとか、この地域はできれば行きたくないとかいうところはありますか?

「やっぱり、松井秀喜は独り者ですから大きなウエイトを占めるのは食事ですよね。日本人ですから、おいしい日本食を食べたいわけですよ。そうなってくると限られてくるんですね。」

―東か西ですね?

「そうですね。まあ大事なポイントですね。チームとしてここは嫌だとかそういうのはないんですけど、生活する上である程度のものが揃っていないと頑張ろうと思っても力が出せない。それじゃあ話にならない。ある程度いい生活環境で野球はやりたいですね。」

~ニッポン放送「ショウアップナイターストライク」(11/7)より~


松井選手はヤンキースが自分を必要としないのならば、ヤンキースに執着しないという気持ちを示した。ここにも松井選手の潔さが表れている気がした。球団が自分を必要としてくれると感じながらプレーすることは、予想以上に選手には大切なんだなぁと感じた。

多くのファンは松井秀喜のヤンキース残留を望んでいると思う。もちろん僕も、来期もピンストライプに袖を通した松井選手を見たい。
しかし、一番ヤンキースに残留の熱意を見せて欲しいと思っているのは松井だと思う。やはり、3年間プレーし、ヤンキースというチームに愛着を感じ、熱いファンの応援も魅力的に映っているに違いない。そして、ニューヨークは日本人の松井選手の住みやすい環境としては申し分ない。
ただ、今のヤンキースにとって松井秀喜に変わる選手は他にいないはずなのに、ヤンキース側に、松井選手に残って欲しいという意欲があまり感じられないのがもどかしい。それでは、お互いにとって不幸なことだと思う。熱い想いを松井選手にぶつけて欲しいッ。そして、なんとか両者の心が繋がればいいな。

今は、松井選手がどんな道を選択しても、松井選手にとって満足でき、納得して気持ちよく来期プレーできる結果が出ること祈っています。

松井秀喜のヤンキースとの契約問題に際し、ニューヨーク地元紙では、連続出場を断念すべきだとうい論調があるらしい。今年、8月3本、9月2本と減った本塁打数や、エンゼルスとの地区シリーズでの不振を、連続試合出場による疲労の蓄積と結びつけているということだ。そして、全試合に出続けるよりも、休みを入れながらプレーした方がトータルでいいパフォーマンスができると指摘している。
そのことに対し松井が11月5日、自分の考えを口にした。

「こだわりはあります。(連続出場と)不振は関係ない。休んだところで一緒。僕は毎日勝つためにプレーしたい。ただそれだけです。」

本人は、成績が落ちたのは相手の研究の成果だと分析。連続試合出場記録とは無関係だと強調した。

「連続試合出場を止めても構わない」という条項が盛り込まれるという憶測については、以下のように答えている。

「(契約条項化は)あるわけない。監督が休ませようと思えばそうなるし、使いたいと思えば使えばいい。」

~(参考:サンケイスポーツ・スポーツナビ)~

今シーズン、8月、9月、疲労と思われる不調が何度かあった。しかし、今回の発言で、松井はあくまで連続出場と不調を結びつけることはしなかった。それだけ、連続試合出場を続けながらでも自分のベストパフォーマンスが出せるという確かな自信が、松井の中であるのだと思う。事実、何度か訪れた不振も毎日、試合に出場する中で修正・調整し、完全に克服した。もう10年以上もその方法でやってきて、松井の体にそのリズムは刻まれているのだと思う。今シーズン、オールスターで3日間休養を取ったことで、バッティングの感覚にズレが生じ、後半戦いいスタートを切れなかったという事にもそれは表れている。

記事には、トーリ監督の「個人記録よりもチーム優先の方針」を、松井にも適用するべきであるとの見解を示したものもあった。しかし、松井は、記録のために連続試合出場にこだわるという気持ちはさらさらない。チームの勝利に貢献したい、そしてチームに貢献できるという確信のもと連続試合出場を続けている。最後は、監督の指示に従うスタンスでいる。ここで、信頼関係にあるトーリ監督とのあうんの呼吸が記録の更新を後押しする。松井が不振に陥ったとき、連続試合出場に対するメディアの批判も増えてくる中、松井の最大の理解者であるトーリが監督であるからこそ実現する絶妙の起用法がある。

10月31日に大リーグの公式資料を扱うスポーツデータ専門会社「アライアス・スポーツ・ビューロー」が、大リーガーの部門別ランキングを発表。
「エライアス・スポーツ・ビューロー社」が行っているこのランキングのポイントは、過去2年間の打率、打席数、本塁打数、打点に対し、独自の係数をかけて算出され、最高値は100点。

松井秀喜は、ア・リーグの一塁手、外野手、指名打者を合わせた部門で、並み居る強打者を押しのけ堂々の4位(昨年は7位)となった。テシェーラ一塁手(レンジャーズ)、ゲレロ外野手(エンゼルス)、ラミレス外野手(Rソックス)に次ぐ94・507ポイントを獲得。MVP級の選手と肩を並べ、メジャーの顔であることを知らしめた。

両リーグで最高得点はプホルス一塁手(カージナルス)の98・519ポイント。松井の得点は外野手部門だけに絞れば、松井は94・507ポイントで、97・183ポイントのウラジーミル・ゲレロ(エンゼルス)、96・056ポイントのマニー・ラミレス(レッドソックス)に次いで3位。同僚のシェフィールドや今オフのFA外野手で最も注目されているデーモン(レッドソックス)、メジャー最多安打記録保持者イチローを上回る評価を得た。

 ヤ軍内でも、今季48本塁打したA・ロドリゲスが92・857、主将・ジーターも92・208と松井が大きくリード。3年2100万ドル(平均700万ドル)の55番が、今季年俸2570万5118ドルのA・ロッド、1960万ドルのジーターをポイントで超えた。今週中に開始される再契約交渉にも、専門機関がはじき出したこの「ポイント」が影響を与え、松井にとって、さらに有利に働くのは間違いない。

 算出されたポイントを元に選手はA、B、Cとランク分けされ、フリーエージェント(FA)になった際のランクとなる。もちろん、松井は「A」に格付けされた。過去2年間の成績によって算出される同社の格付けは、大リーグで公式的な資料として認知されている。メジャーでは、FAで選手を失った球団は、そのFA選手の実績によって移籍先の球団からドラフト指名権を譲渡されるシステムになっているが、それも同社のランクに基づいて行われるほどだ。打撃3部門で安定した成績を残したほか、全試合に出場し打数が多かったことも松井の総合ポイントを高くしたとみられる。

~(スポーツ報知)~


この「格付けランキング」は、過去2年間の打率、打席数、本塁打数、打点に対し、独自の係数をかけて算出されるという事だが、一体どんな係数がかけられ、どんな計算をしているのかとても気になるところ。さぞかし複雑な計算をしているんだろうなぁと思った。

やはり、選手の価値というのは、チームにどれだけ貢献したがが重要になってくると考える。その意味で、OPS(出塁率と長打率を足したもの)は、その貢献度を非常によく数値化できている統計値ではないだろうか。OPSで松井は、2005年シーズン、ア・リーグ外野手部門4位(ア・リーグ全体で17位)、2004年シーズンもア・リーグ外野手部門で4位(ア・リーグ全体で10位)だった。

今回発表されたランキングに使われたポイントは、もしかしたらOPSよりもチームへの貢献度を更に的確に表しているのかもしれない。過去2年間の成績が加味され、いかに毎年安定した成績を残せているかが考慮されているし、打席数もポイントの計算に入っているので、OPSには表れないシーズン通してどれだけケガに強く、毎試合チームに貢献出来ているかという評価にも繋がっている。そういう総合評価、バッターとしての真の価値がランキングに表れているのかもしれない。そこで松井が、一塁手、外野手、指名打者を合わせた部門4位、外野手部門3位とは、ちょっとした嬉しい驚きもあったが、当然の結果なのかもしれない。そこに、チームの勝利を最優先に考えることの出来る精神やチームバッティングに優れているという点を踏まえれば、更にランキング上位に位置するのかなぁとも感じた。
松井選手は、自分の残した成績を自ら評価することをせず、また外に向けてアピールすることはない非常に謙虚な選手だというイメージがある。だが、これまで残してきた結果やチームへの貢献の大きさはもっと評価されてもいいと思っていた。だから、今回の結果は、密かに嬉しいです。(^^)
今、松井選手が臨んでいる契約問題。そこで松井選手が、いかに自己アピールをするのかは気になるところではある。

ヤンキースの首脳陣方、こんなチームに欠かせない選手である松井秀喜を失ったら痛いですよ。どうか最後まで諦めず、全力で松井選手の引止めにかかって下さい。お願いします。

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