ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
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地区シリーズ・第5戦 ☆☆
5打数・0安打・0打点  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 5 20 4 1 1 .200 .273 .400 .673
松井:5番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ【L,1勝1敗】(IP:2.2 H:6 R:5 ER:5 BB:1 HR:1 ERA:5.40)

『対戦ピッチャー』
・vs コロン(R)【Career:10-3 avg .300】:第1打席
・vs サンタナ(R):第2打席
・vs エスコバル(R):第3打席
・vs ロドリゲス(R):第4打席

第1打席2-2-2 ランナー:一塁・三塁 2球目、真ん中低めへの速球(150km/h)を打ちにいって空振り。バットが全くボールの軌道から外れていた。いつもの松井なら少なくともバットに当てるはず。感覚と実際の体の動きにズレがあったのかも。バットの振りに違和感があった。バットが遠回りしている印象。3球目、インコース低めへの速球(150km/h)を打ってファール。差し込まれていた。4球目、インコースに大きくはずれて5球目、真ん中への速球(153km/h)に空振り三振。完全に球威に押されてしまった。大島氏:「ボールが早いというのがあって、少し前にいくのが早い。軸足に重心を乗せ早く準備をすると、もう少しタメが出来るんですが。」

第2打席3-1-1 ランナー:一塁 初球、真ん中低めへの変化球(124km/h)を見送ってストライク。大島氏:「今のはタイミング的にあっていた。右足の上がっている時間が短いのかなと感じる。いい時は、早めに準備をして右足が上がっている時間、"間"を取れる。」コースは甘く、状態のいい時の松井なら打ちにいっていたはず。外角低めへの変化球中心に攻めてくるが外れてカウント3-1となる。5球目、投球と同時にランナーはスタートを切る。インコース寄り比較的甘めの速球(150km/h)だった。しかし、打ち上げてしまい浅いレフトフライ。いつもの松井の振りではなかった。上から下にバットを振り下ろすような悪い時のバットの軌道だった。頭の位置が動かずスーッとテイクバックを取ってスムーズなスイングとは違い、体の動きにブレがあったように感じた。重心が前にいき後ろに残すことが出来なかったのでは。大島氏:「3-1から走ると、空振りをしてはいけないというバッター心理がまず働く。それと当てなければとボールに合わせにいく傾向が強くなる。ヒットエンドランだともう少し違った内容になっていたかもしれない。甘かったので、もったいなかった。速球に差し込まれ気味になっている。もう少し始動を早くすれば、今のポイントでぴったり合うのでは。」

第3打席0-2-1 ランナー:一塁・二塁 2球、インコースの球をファールした後の3球目、インコース高めへの速球(151km/h)を打ち上げてしまいファーストゴロ。ボール球だった。選球眼の良い松井があのコースに手を出してしまうなんて。最終戦の特別な雰囲気がそうさせたのか。それとも昨日から松井の状態が悪いのか。

第4打席1-0-2 ランナー:二塁 初球、外角低めへの変化球(138km/h)を見送ってボール。2球目、真ん中低めへの変化球(129km/h)を打ち上げてキャッチャーフライ。体が前に流れ、ボールを追いかけていったという印象を受けた。また、軸がブレてバットが遠回りしているようだった。

第5打席0-2-2 ランナー:一塁・二塁 初球、真ん中へ甘く変化球(129km/h)を見送ってボール。甘かったーーー!!打ちにいって欲しかった。残念。2球目、インコース寄りへの変化球(129km/h)を打ってファール。変化球に対し引き付け切れなかった。1球のファールの後の4球目、真ん中低めへの変化球(129km/h)を打ってファーストの横へ。ファーストがダイビングキャッチで捕球し、最後の打席ファーストゴロに倒れる。ボールを呼び込むというよりは、変化球に合わせたといった印象を受けた。もう最後、技術云々ではなく無我夢中でボールにバットを当てにいっていた。何とかヒットにしたいという松井の願いみたいなものを感じた。

<試合内容>
1回表、ジーターがヒットで出塁。シェフィールドがヒットで2死一塁・三塁。ここで松井の打席。緊張した。ここで得点できれば、この試合ヤンキース有利に運べる場面だったが、松井は空振り三振。松井ならやってくれるというのと、コロンの球威ある球と昨日の松井の状態を考えるとはそう簡単に打てないなぁという思いの葛藤があった。

2回表、先頭バッター・カノーのときコロンが腰の辺りを痛め降板。試合前から腰に違和感があったようだ。サンタナが登板して、これがどのように影響してくるか。カノーは、カウント3-2からファールで粘って結局、四球を選ぶ。ウィリアムズが打席のときカノーが盗塁失敗。その後ウィリアムズ、ポサダが連続四球で出塁。ラストバッター・クロスビーが一・二塁間を抜けるタイムリーヒットでウィリアムズがホームイン。なおも1死一塁・三塁。ここでジーターが犠牲フライを放ち2点目。

2回裏、4番・アンダーソンにソロ本塁打を打たれる。これで1-2。2死一塁から四球を与え2死一塁・二塁。続くケネディーの当たりは右中間へ。クロスビーとシェフィールドが追いつくも交錯し捕球できず。2人が倒れている間に2人ランナーが生還。記録は3ベースヒット。大歓声により声の連携が出来なかったという事だった。クロスビーが深追いした感じだった。ウィリアムズではなく守備のいいクロスビーを先発させたことが裏目に出たか。3-2とヤンキース1点リードを許す。

3回表、シェフィールドがヒットで出塁。松井のところでカウント3-1からランナーを走らせてきた。松井は、フライを打ち上げてしまいランナーは進塁できず。ベンチの要求には的確に応え、バットコントロールのいい松井にしては、らしくない打席だった。

3回裏、ヒットでランナーを一塁に置いて、ゲレーロが右中間にポトリと落ちるヒット。これで無死一塁・二塁。ジョンソンが投球練習を始める。犠牲フライを打たれ4-2。続く打者がライト前へヒットを打って1死一塁・三塁。ファーストゴロでジアンビはホームへ返球。しかし、完全に間に合わず1失点。次の打者の打球はレフトファールゾーンのスタンドへ。松井が追っていきスタンドに手を伸ばしてジャンピングキャッチ。ナイスプレー!!ここでムッシーナに代わりジョンソンが登板。セカンドゴロでチェンジ。結局、この回2失点。

5回表、ロドリゲスが四球で出塁。ジアンビが一・二塁間を破り無死一塁・二塁。シェフィールドは打ち上げて1死一塁・二塁。ここで松井秀喜。松井がゲームの流れを変える鍵を握っていた。しかし、内野フライに倒れる。がっくり肩を落とす。カノーは振り逃げで一塁へ走るが、守備妨害の判定をされてアウト。この回無死一塁・二塁のチャンスを活かせず。

6回裏、2ベースヒット、内野安打で無死一塁・二塁。送りバントで1死二塁・三塁。2アウトから四球を与え満塁。ここは何とかジョンソンが踏ん張り、無失点。得点差は3点のまま。

7回表、ジョンソンが粘った後の攻撃、すぐさまそれにジーターが応えソロホームラン。2点差。ジアンビは打った瞬間ホームランかと思ったが、フェンスにダイレクトに当たり2ベースヒット。シェフィールド倒れて、松井の打席。ここでどうしても1点欲しい。しかし、松井は簡単に打ち上げてしまいチェンジ。松井選手、一体どうしてしまったんだ。

matsui_051010_saisyudaseki 9回表、先頭・ジーターがヒットで出塁。ロドリゲスは併殺打。↓↓ジアンビが執念のヒットで出塁。ホームランで同点になる可能性が出てきた。何が起こるか分からない。シェフィールドが内野安打で出塁。さあ、松井の打席。ホームランを期待ーーーーーー!!!!

2005年の松井のチャンピオンリングをかけた闘いは、松井が最後のバッターとなって幕を閉じた。

matsui_051010_siaigo 最後の打席まで4打席ノーヒットで来ていて、松井が打てなくて負けたら諦めがつくと思っていた。しかし、第5打席、松井がファーストゴロで最後のバッターとなった瞬間、急に悔しさが込み上げてきた。最後の打席、打てそうな雰囲気はあった。諦めようと思っても諦めきれない何かが残った。ワールドシリーズで大暴れする松井のイメージが鮮明にあっただけに不完全燃焼だった。
2003年リーグ優勝決定戦・第7戦、2-5とレッドソックスにリードを許し劣勢のまま8回の裏の攻撃を迎えた。松井がペドロ・マルティネスから2ベースヒットでチャンスを広げる。そして、ポサダのセンター前へのポテンヒットで一気に松井がホームに生還。そして歓喜のジャンプ。あの奇跡的な同点劇の感動と興奮は今でも忘れることが出来ない。もしかしたらそれ以上の心震えるような感動を探し求めていたのかもしれない。
5打席ノーヒットという結果が画面に出る。松井が実力を全く出し切れなかった現実を見て息が詰まりそうになった。松井の悔しさは想像を絶するものがあるだろう。大島氏は、「これが一生懸命やった結果ですからね。」と言われていた。本当にその通りだ。松井の全力のプレーでの結果だから仕方ない。松井選手は、この悔しさを原動力に再び立ち上がり、野球を続けていくのだろうなぁとふと考えた。これで、松井選手の野球への情熱は更に高まると想像された。

4月の開幕から今日まで、あまりにも松井選手の存在が大きすぎて、今は心にぽっかり穴が開いてしまったよう。今年はワールドチャンピオンになると信じて疑わず応援してきた。しかし現実はそうは甘くなかった。胸をかきむしられるような思いで、今日の結果を受け入れるには年内いっぱいかかるかもしれない。(^^;)「命をかけて頑張る」と海を渡り、脇目も降らず一途にワールドチャンピオンを目指してきた松井選手。そのためならなんだってするという覚悟があったように感じていた。バッティングスタイルを変えることもいとわず、チームの勝利を第一に考え自己犠牲も受け入れる。そして、シーズン通してただ一つの目標に向かって常に全力でプレーしてきた1人の選手の生き様を追ってきた。松井の見せる不器用なまでのひたむきな頑張りとそれが報われなかった今日の敗戦を考えると目頭が熱くなる。今日、負けたことで今年は、松井選手の夢への道は閉ざされた。しかし、松井選手の歩んできた道が消えることは無い。これまでの松井選手の1打席1打席に一喜一憂し毎日の生きる活力とし、松井選手がバッティングに苦しんでいる時は、現実に真正面から対峙する姿に勇気を貰った。ワールドチャンピオンという夢を見続けた日々は幸せだった。松井選手と共に戦ったこの半年は僕にとって貴重な時間となりました。

松井選手、今年も夢をありがとう。そして、お疲れ様でした。これから先、松井選手の野球人生が更に実り多きものになりますように。松井秀喜は必ず夢を叶えてくれる選手だ。松井選手の夢はまだまだ終わらない。

<松井のコメント>
◇「不完全燃焼です」…
 メジャー3年目のヤンキース・松井秀が試合後、今季を振り返った。一問一答は次の通り。
 ――今の気持ちは。
 残念というしかないですね。
 ――5打席とも走者を置いて回ってきたが。
 両サイドを攻められた。インコースの速いボールと、外の緩いボール。一本出ていれば、多少は展開が変わったかもしれない。ちょっと悔しいですね。最後は何とかつなごうと思っていた。
 ――第4、5戦で9打数無安打に抑えられたが。
 しっかり研究されていた。思うようなバッティングができなかった。シーズン中もそうだが、アナハイム(エンゼルス)は本当に細かい攻めをしてくる。コントロールに気をつけていた。分かっていたし、準備もしていたつもりだったけど…。もちろん僕も慣れていくけど、その分相手も研究してくる。その中で成績を上げていくのは難しいこと。調子自体は今もいい。なかなか思い通りの打撃をさせてもらえなかった。<
 ――ワールドチャンピオンへの道は遠いという感じか。
 毎年、チャンピオンを目指しているんですけど、なかなか力になりきれなくて、残念です。
 ――早く終わってしまった分、喪失感は大きいか。
 最後(ワールドシリーズ)までプレーするつもりだったので、多少、不完全燃焼です。
 ――チームには何が足りなかったのか。
 野球の細かいところが、ちゃんとできていなかったんでしょうね。そのへんが差として出た。毎年感じていることなんですが、それが目につくようになってきた。僕も含めてちゃんとできていれば全部勝てた。
 ――(ヤンキースとの契約期間である)3年間を振り返ってどうだったか。
 慣れてはきたが、その分、相手も自分のことが分かってくる。その中で成績を上げるということは難しい。でも、3年間やってきたことについては悔いはない。負けたことは悔しいですけど。
 ――来年に向けて何か考えはあるか。
 契約のことに関しては、まだ何も考えていない。まだ時間もあるし、ゆっくり考えたい。明日から何もやることがないんで、ひとまず休んで、来年に向けて準備をしていきたい。
 ――今後も同じチームで戦いたいというよりは、まずはまっさらな気持ちで、ということか。
 もちろん、そうです。ここで、ぼく個人としては一区切りつくわけですから。
 ――夢である世界一を目指すにあたって、ヤンキースが一番近いチームだと今思うか。
 それはわからないですね。何とも言えないです。
~(毎日新聞)~

松井選手は1人で敗戦の責任を負うようなコメント。最後まで責任感の強い松井選手らしい言葉だった。その人間性が更に僕を松井ファンにさせる。しかし、責任を感じすぎないで欲しいです。懸命にプレーした松井選手を誰も責めたりはしない。

トーリ監督のコメント:「去年よりがっかりだ。この4週間いろいろなことをやり遂げてきた。今回も何とか道を見つけ出すと思っていた。」

<追記・ニュース記事>
今シーズン、一番震え上がる見せ場でベースボールの神様は、松井を打席に立たせた。2点リードされた九回二死一、二塁、マウンド上は守護神KロッドことFロドリゲス。ここまで4打席、走者のいる場面で凡退した。その無念をひとまず胸にしまい込み、エンゼルスファンが大歓声でスタンドを揺らす中、静かに打席に立つと、一つ深呼吸した。
 1球見逃し、2球続けてファウル。そして4球目。松井のバットから放たれたゴロを一塁手がつかみ、ベースカバーのKロッドにトスされ、万事休した。スタンドの観衆とエンゼルスナインは一斉に声を張り上げ、狂気ともいえる喜びを爆発させた。
 そんな中…。一塁ベースを駆け抜けた松井はしばらく天を仰いだ後、がっくりとうなだれながら身体を反転させ、ベンチへとゆっくり歩き始めた。トボトボ歩く間、一瞬だけ一塁ベース付近にできたエンゼルスの歓喜の渦に目をやった。しかし落胆の気持ちは大きく、すぐさま視線を断ち切ると再びうなだれたままベンチへ戻った。長かったのか、短かったのか-。ヘルメットを脱いだ瞬間、苦しんだ1年が幕を閉じた。
~(夕刊フジ)~



コメント有り難うございます。
最後の最後に打席が回ってきましたね。
本当に野球の神様と言うか、そういう気持ちになりました。
映画の最後のシーンのようだったです。

LCSは1番盛り上がるシリーズと言われています。
楽しみたいですね。
2005/10/12(水) 03:06:50 | |nomar #-[ 編集]
nomarさん、コメントありがとうございます。

松井選手に集中的に、チャンスが回ってきて不思議な試合でしたね。そこで打たせてくれなかった野球の神様、なぜだったのかなぁと思いました。
松井選手にとって今後にプラスになるような試合だったと信じたいです。
いいオフを過ごしてほしいですね。
2005/10/12(水) 17:28:06 | |管理人 #X.Av9vec[ 編集]
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