ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
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緊張のメカニズムとして、逆U字曲線というのがある。リラックス50%、緊張50%の時、最大のパフォーマンスを発揮できるといわれている。

「僕なんかは逆に緊張するような場面、例えば満塁とか、勝負を決めるような時とか、そういう時のほうが好きなんです。緊張もするし、自然と盛り上がるが、その中でやるべきこと、コントロールすべきことを頭の中で整理して打席に入る。そういうときが一番好き。」

ちょっとした心がけで誰でも緊張はコントロールできる。

トーリ監督の提唱する100%理論と言うのがある。

「80%、90%だと怠けになり、120%出そうとすることも駄目、自分の能力を100%出し切る。その能力を知るということが重要。誰でもすごいピッチャーの凄いボールは打てないんですけれど、このピッチャーのこの球だったら僕は打てるだろうとか、このピッチャーにはこうやったほうがいいだとか、それは自分の頭の中の整理の問題。いいピッチャーだけど、僕に打てる球も来るだろうという気持ちでいつも待ってます。自分の中の100%はこれだから、そこに来るまで待とうと。120%の力を出そうとすることは良くないと思う。」

100%の力を出し切るために必要なことは。

「自分の出来ること、出来ないこと、自分の中でコントロール可能なことと、不可能なことをしっかり分けて考えるということです。それを把握した上でいつもグラウンドに立とうと思っている。ブーイングなどコントロールできないことは頭の中から省いてます。」

自分の力を見極めるにはまず経験すること。

「経験があってそこから自分の中で、これは成功した、これは駄目だったというものが数多く出てくると思います。その経験を記憶していくこと。記憶力これもまた一つとても大切なこと。同じ失敗を繰り返さないということ。」

これまで、ホームランを打った場面をほとんど記憶している松井選手だが、それは意識して覚えているのではなく、自然な事だという。

緊張しないため経験や記憶と共に、松井は、ルーティンを守って集中力を高めることを大切にしている。それは、試合前も試合中もある。試合前、ロッカールームでおにぎりを食べ、日本茶を飲むということや、打席の中でのルーティン。普段リラックスしてやっている時と同じように、緊張する場面でもやるということ。

「打席の中でのルーティンは高校時代からは多少変化した。当時はあんまりそういうことは意識してなかった。その大事さに段々気づいてきた。」

最後に100%理論で一番大事なことは、自分がこうしたいという大きな目標をしっかり立てるということ。

松井選手の今年の目標は?

「やはり野球はチームスポーツですから、個人の成績も大切なんですけど、まず勝つことです。チームがチャンピオンになること。ワールドシリーズで勝ってワールドチャンピオンになることが、一番の目標です。僕の場合は、それを思うことによって、自分の一番いいパフォーマンス、自分自身の一番いい結果が、出るという風に思っている。これはもう自分の中の経験から来ている。

松井選手は、シーズンが終わると目標を見つけるために欠かさず、一年間戦ったビデオをすべて検証している。意外なことにシーズン中はほとんど見ないという。

「打席、プレーのほとんどを見返すと、色んな発見があります。自分がこういう風にやったという残っている感覚みたいなものがあるんですけど、例えば、タイミングだとかバットがもうちょっと後ろから出ているはずなのにすごい前から出ていたりだとか、形の悪いスイングをしていたりだとか、自分の感覚以上によく分かる。その誤差をVTRで調べて、次の年こういう風にやろうとか、この辺は何とかしようとか、そういうことを目標に立てていく。客観的に自分を見ることで、それがまた次の年への大きなステップとなるヒントがいっぱい隠されていると思っている。」

自分のことは天才肌だと思いますか?

「僕は野球に関しては、ことプレーに関しては、決して天才ではなかったと思います。子供の時から。今があるのは小さいことの積み重ね。」

脳科学的に言うとどういう風に努力すればいいかを知っている人が天才。

子供達へのメッセージ。

「自分の身近な目標や夢があると思うので、そういうものを目指して頑張ってほしい。子供の時は好きなものを見つけて欲しい。僕はたまたま野球というスポーツがありましたから、そういう意味では幸運でした。」

~日本テレビ「世界一受けたい授業SP」(2/4)より~

松井は楽観主義者だと捉えているが、100パーセント以上の力を出せると期待するのではなく、自分の中に持っていて、今出来る最大限のことを常に発揮しようとしていることが分かった。自分をよく見せようだとか、いいところを見せてやろうとか、そういう邪念を一切排除して、地道に"やるべきこと・出来ること"に集中する、それが、チャンスに強い松井の秘密なのかなと感じた。

そのためには、まず己を知るということが大事だと分かった。己を知れば、自分を誇大評価することも、過小評価することもなく、ありのままの自分を素直に表現できる。自分を客観的に見る目を養うことも大事なのかもしれない。

またその極限の場に置かれた時に、混乱することなく、即座に状況を整然と整理し把握する頭の回転の速さや能力が、松井にはあると感じた。

<追記>
緊張とリラックスをいいバランスで保つためには?

「それは色々経験から来るものもあるし、しっかり自分をコントロールしなくちゃいけないし、何よりもいい準備をしなければいけない。
準備段階でかなり大きく違ってくる。一日の中で野球のことを考えている時間は結構ある。一人でいる時は、考えることは非常に多い。どう対応していくか熟考することも準備。」

~ニッポン放送「ショウアップナイターストライク」(2/13)より~

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