ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
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打数:4・安打:0・打点:0・三振:1  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 13 49 14 3 8 .286 .364 .510 .874
松井:6番・DH先発出場
先発:R.ジョンソン【L,2勝2敗】(IP:3.1 H:9 R:7 ER:7 BB:2 ERA:4.63)

『対戦ピッチャー』
・vs チャシン(L)【Career:15-4 avg .267】:第1・2・3打席
・vs ショーネワイス(L):第4打席

第1打席3-2-1 ランナー:なし 松井選手の前、ロドリゲス、ジアンビと2者連続ホームランのあと、松井選手の打席。
初球、変化球(135km/h)が決まってストライク。2球目、外角低めへの変化球が外れてボール。3球目、外角低めへのチェンジアップ?(119km/h)を見送ってストライク。これでカウント1-2と追い込まれる。この後、際どいコースをいい形で見極め、厳しいコースをファールにし、フルカウントまで持ち込む。最後、真ん中低めへの速球を打つも詰まってセカンドゴロ。やや差し込まれ気味で、窮屈なスイングに見えた。

本西氏:「トップの位置からすでに力が入っていてる。振り出しにいくまでが。」

第2打席1-2-2 ランナー:一塁 2球、高さは真ん中、インコースへの変化球?(143km/h)を打ってファール。差し込まれタメを作る前にボールが来ているような感じだった。また、ややバットが下から出ているという印象。本西氏:「ちょっとタイミングが合っていない。」DHということでリズムを作るのがどうしても難しいのでは、ということだった。3球目、外角低めへのスライダーが大きく外れてボール。4球目、インコース低めへの速球(143km/h)を打ってファール。打席を一回外し戻ってくる時、松井選手が、かすかに首をかしげた。松井選手も何かしっくりいっていないところがあるのか。最後、ズバッと速球(146km/h)が、外角低めへ決まって、松井選手は手を出すことが出来ず、見逃し三振。あまりにもコースが良かったというのもあるが、松井選手の中で迷いがあったまま打席に入って、反応できなかったという感じだったのでは。

第3打席3-2-1 ランナー:なし 初球、ボールを見た後の2球目、外角寄り低めへの変化球を打ってファール。若干甘めへの球だったが捕らえきれず。本西氏:「ちょっと強振しすぎ。」3球目、真ん中から外へ逃げていく緩い変化球に、上体が反応し思わず体が開くもバットを出さずストライク。1球、外角へ大きく外れたぼーるの後の5球目、高さは真ん中、インコースへの速球をファール。インコースへの厳しいボールを上手くファールで逃げていた。6球目、明らかにボール球の速球が低めに来て見送る。これでフルカウント。7球目、真ん中高めへの変化球(カーブ)に対し、一瞬タメを作って引き付けて打つも、詰まらされてショートフライに倒れる。やや差し込まれ気味で、打球に力が伝わらないポイントで捕らえているように見えた。

本西氏、「珍しく今日は松井君に力みを感じる。」

第4打席0-0-2 ランナー:なし 初球、真ん中低めへの速球(148km/h)を打って力の無いセカンドゴロ。センター方向へバットを投げ出すようなスイングとは違い、手首の返りが早く、ボールの上っ面をたたいていた。こういうバッティングになる原因について松井選手は、強くボールを打とうと強引になってしまうことを挙げている。



松井のコメント:「(先発左腕の)チャシンは球がシュート回転して、詰まらされた。しかたがない。」

本西氏:「ちょっと最近は、ボールを長く見られていない気がする。どうしてもバッティングが忙しく見えてしまう。要するに自分のポイントまでボールを呼び込みきれていない感じ。その原因として、始動が遅いのか、どうしても焦って打ちに行くイメージ。また、腰の開きも早いのでは。開幕当初、ボールを長く見れている時は、ステップしても腰を開かず、もうひとつボールを呼び込んで打ちにいっていた。三振の時もそうだが、長くボールを見られてないので早く打ちたいという感じで開きが早くなる。打席の中で余裕が無かった感じがする。」

今日の松井選手は、ボールを捕らえるポイントにズレが生じていて、自分のバッティングを崩しているという印象を受けた。昨年5月にも、松井選手は、ボールをなるべく引き付けて打とうと意識するあまりボールが体の近くまで来すぎたり、体が前に突っ込み気味になったりして、ポイントが前後に微妙にズレていた。そして、マッティングリーコーチにボールとの間隔が取れていないと指摘された。その時は、ミートポイントを若干前に意識しながらティーバッティングを行った。この練習からボールをしっかり見る間合いを保つことができ、スイングも良くなったといわれている。今日は、松井選手にとってボールを長く見ることが出来ている感覚が薄いのではないかと思われる。いい時の松井選手は、ゆっくりテイクバックを取って、十分なタメの後、狙いすましたような鋭いスイングでボールを捕らえる。
ベンチで自分の打席を待つ松井選手が、テイクバックと同時に右足を前にステップする動作を繰り返し練習している場面が見られた。このバッティングによって、重心が前後にブレることを防ぎ、ボールを長く見る感覚を掴めるようになった。この感覚が早く松井選手に戻ってくればいいな。

昨年、松井選手の対左・対右投手の打率は以下の通り。

対右_.281
対左_.354

それに対し今シーズン、これまでの打率は以下の通り。

対右_.344(32-11)
対左_.176(17-3)

ほぼ対右・対左の打率が逆転している。今シーズンの松井選手に何が起こっているのか。松井選手が対左投手にいい結果を残せていたことについて、「最後までしっかり見て打とうとすると体が開かないようになる。それがいいんじゃないですかね」と語っている。それが今シーズンは、左投手に対して僅かヒットが3本でその内、長打は0といった結果になっている。松井選手が、打率3割を超えるキーを握っているのは、対左投手だと思っている。松井選手の復調の鍵は、対左投手に対するバッティングにあるのかもしれない。

今日、松井選手は、メジャーデビューから500試合連続出場を果たした。巨人時代の93年から通算すると1750試合連続出場。連続出場を継続している現役選手の中では、933試合のミゲル・テハダ(オリオールズ)に次いで2位。ヤンキースでの連続500試合到達は、1925年―39年に2130試合を記録したルー・ゲーリッグ以来、ということらしい。

松井選手は記録に関して「あっという間の感じがします。日々の積み重ねなので、特別な感慨はない。光栄なことだが、大変な記録かどうかも分かりません。毎日気持ちを切らさずにきた。気持ちを常に切らさないで毎日やるのは、簡単なようで大変なことだと思う。この記録が続いていくように、きちんと準備したい。」といかにも松井選手らしく淡々としたコメントを残している。

トーリ監督は、「毎日選手が試合に出場し続けることがどれだけ大変かということを考えると、ディマジオらの数字とはとても比較できない。毎年、162試合全部に出場できることで、体が丈夫だということを誇るべきだと思う。」と松井選手に賛辞を送った。

昨年、6月8日、それまでの極度の不振によりチームに貢献出来ていない状態だった松井選手は、先発から外れていた。首脳陣が、松井選手を記録のためだけに出場させてくれるという保証はどこにも無い中、ヤンキースは、9回の攻撃を迎えた。そして、試合展開の助けもあって松井選手への奇跡の代打コール。僕は、この日が、メジャーに渡って『松井秀喜の連続試合出場記録ストップに一番近かった日』だと考えています。 そんな、記録が途切れそうな状況がこれまで何度となくあったに違いない。それを乗り越えることが出来たのは、松井選手のプロ意識の賜物だと思う。大好きな野球に対する松井選手にとって精一杯の誠意の示し方。そして、その気持ちを感じ取り理解し、尊重してくれるトーリ監督との信頼関係を勝ち取ったことも大きい。そんな松井選手が語った今日の記録に対するコメントは重い。

今シーズンも、これから全試合出場に向けて松井選手には困難が待ち受けていることが予想される。サンケイスポーツが、18日、松井選手の左ひざの完治が遅れていることを報じた。

4月3日(日本時間4日)のアスレチックスとの開幕戦(オークランド)から2週間。キャンプ序盤から左ひざの不安を抱えながら臨んできた松井秀だが、炎症を起こしている患部の腫れは依然、引いていなかった。

 「まだ完全には消えません。状態は60-70(%)くらいじゃないかな。一度腫れると長引くものなのですが…。完治はいつ? それは分かりません」

 努めて明るく振る舞っていたが心の引っかかりは残る。オープン戦後半の3月下旬には練習前のアイシングをやめ、練習後だけで済むようになった。この時点で完治も近いはずだったが、その後は小康状態。全12試合に先発し14日(日本時間15日)のツインズ戦(ミネアポリス)から19日(日本時間20日)のブ軍戦まで5試合続けて硬い人工芝での試合と、環境も治りづらい状況にある。松井秀自身にも完治の見込みはつかない。

 「左をかばっていると右半身が張ってきてしまうかもしれません」

 打撃や守備、走塁はこなせる状態だが、問題のない右半身にまで影響が及ぶのを恐れている。

年1回しか呼んでいなかった個人トレーナーを、32歳になる今季から月1回のペースで日本から呼び寄せることにした。「40歳まで進化できる」と信じている松井は「必要とされて試合に出続ける」ため、体の手入れを怠らない。

松井選手は、置かれている立場が厳しくなればなるほど、持ち前のひたむきな努力によって力を発揮してくれるというイメージがある。これから先も、多くを語らず、自分が出来る最大限の準備を行って試合に出続け、「IRON MAN(鉄の男)」の称号を維持してくれると信じています。野球に対する強運を味方につけて。早期の左ひざの完治を祈っています。

頑張れ~、松井選手!!

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