ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
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打数:4・安打:1・打点:0・三振:1  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 23 89 23 3 13 .258 .340 .427 .767
松井:5番・レフト先発出場
先発:ムッシーナ【W,4勝1敗】(IP:6.0 H:7 R:1 ER:1 BB:2 ERA:2.31)

『対戦ピッチャー』
・vs チャシン(L)【Career:18-4 avg .222】:第1・2・3打席
・vs タレット(L):第4打席

第1打席3-2-0 ランナー:なし カウント1-1から、3球ファールで粘ってカウント1-2と追い込まれる。6球目、胸元へブラッシュボールを投げられ、松井選手はかろうじてのけ反りながらよけ、そのまま倒れこむ。7球目、外角への変化球(135km/h)を見送ってボール。8球目、外角低めへのスライダー(127km/h)にタイミングを外され腰が引けて上半身だけの振りになって空振り三振。6球目のインコースへの危険なボールが効いていた。

第2打席1-1-1 ランナー:なし 初球、外角への速球(143km/h)を見送ってストライク。2球目、インコースに速球が外れて、カウント1-1。3球目、外角低めへの変化球(130km/h)を打ってフェンスまで2m位のレフトへの大きなフライに倒れる。この打球が、実に6月23日以来6試合ぶりのレフト方向への当たりとなった。変化球に対しても前に崩されることなく、ポイントまで呼び込んで左手主導のバッティングだったのでは。外角の変化球をしっかり軸足に乗って振りぬいた打球は久しぶり。これでいい感触を掴んだのでは。

第3打席3-1-2 ランナー:満塁 5回裏、満塁でロドリゲスが四球を選び2-1とヤンキースが勝ち越し。なおも満塁で松井の打席。
外角低め中心の攻めでカウント3-1。5球目、真ん中ややインコース寄りの速球(143km/h)にやや差し込まれ、詰まった当たりで浅いセンターフライ

第4打席1-1-0 ランナー:なし 初球、高さは真ん中、外角への速球が決まってストライク。2球目、低めに変化球が大きく外れてカウント1-1。3球目、高さは真ん中、インコース寄りへの速球(143km/h)に対して鋭い回転と内から外への最短距離のバット軌道によって捕らえ、ライトの右を破る2ベースヒット。この当たりで、膝のケガの影響を感じさせない力強い走塁と二塁ベースへの滑り込みを見せてくれた。 松井のコメント:「打ったのは真ん中甘めのちょっとインコースより。それより、(対戦したブライアン・タレットの)もみ上げが気になった(笑)」

シェフィールドが前日のファーストで守備選手と交錯した際の負傷により欠場したことで、松井選手は、4月15日以来2度目の5番・レフトで先発出場した。そして、シェフィールドの代わりに3番に入ったジアンビが2戦連続9号2ランホームランを放つなどして、4-1でヤンキースが勝利。4月最後の試合を勝利で飾った。さらに、ヤンキースはこの日、ボストンとゲーム差無しで並び、勝率で僅かに上回り単独首位に立った。

松井選手は、「去年は4月から苦しい時期が多かった。負けている試合もありますけど、内容的にはいいような気がします。」と話した。今年のヤンキースは、打線爆発で何度も大勝があり(9得点以上の試合が23試合中8試合、一試合平均6.3得点、このペースでいくと162試合終了時に1014得点。)、松井選手は、昨年とは違う手応えを感じているようだった。

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昨年と、今年の松井選手の4月の打率推移を比べてみた(上に表示したグラフ)。昨シーズンは、四月終了時打率.250で、今年は、打率.258で4月を終了した。打率の描いた軌跡もよく似ていて、ヒット数(23本)、二塁打数(6本)、本塁打数(3本)も全く同じだった。
松井選手は、4月を振り返って「(4月は)例年通りに開幕だけよかった。例年通りと言えば、例年通り。十何年同じことをやっているから、(その理由は)分からない。断然打ち損じの方が多いでしょう。まあ、復調を目指して頑張ります。」と話した。
昨年は、五月に入っても打率は下がり続け、.231まで落ち込み、その後5月の終盤は、.260台で推移した。今年の松井選手が、これからどんな風にバッティングを改善し、昨年とは一味違う進化を見せてくれるのか非常に楽しみ。
今日は、内角、外角、両コースにしっかり対応し、内角は鋭い回転でバットを振り抜き、外角には、呼び込んで左手主導でレフト後方まで打球を持っていった。徐々にいい感触を残した打席が増えてきている傾向にあるのでは。ここ8試合、複数安打が出ていないが、今日を境に5月、打率が上向きに転じ、ヤンキースの勝利に一試合でも多く貢献してくれると信じています。

MAJOR.JPのサイトに松井選手のバッティングに関するコラムが掲載されていた。

『Since 1939~松井秀喜のかかと』
by 古内義明

 松井秀喜の復調は、かかとがポイントだという。

「ボールを長く見ようとして、体重がつま先に乗ってしまうことがある。少しかかと側に置くように意識した方がいい」。ドン・マッティングリー打撃コーチは、松井がときおり見せる悪い癖を指摘した。

 メジャーのバッテリーの攻めは徹底している。先乗りスコアラーから送られてくる赤と青に色分けされたチャートを見れば、弱点は一目瞭然。彼らに言わせれば、松井の弱点は外角低めということになる。そこに投げたボールをなんとか引っ掛けさせたい。打たれてもヒット。間違ってもホームランの可能性は低い。

 逆に、松井にしてみれば、そのボールは見極めたい。右投手であれば、ツーシーム系やシンカー系のボールだから、できるだけ長くみたいという意識が働く。いいときであれば、そのボールを引きつけて、レフト前に運べる。しかし、状態がよくないと、そのボールを追いかけて打ちにいってしまう。左足の軸足に体重を乗せて、右足をステップしていく理想的な体重移動は、つま先にかかった分だけ、バットのスイング軌道に微妙な影響を与える。さらに、結果が出ていないと、右肩が開き、強引なバッティングになる。こうなると余計に悪循環だ。

 (4月29日)チームは15安打、1939年以来球団史上2回目の毎回得点で17-6という歴史的な大勝だった。そして、松井の結果はこう出た。

 5-5の同点で迎えた3回1死一、二塁のチャンス。松井は先発ジョシュ・タワーズの内角球を強振。「初球の甘いボールで(ライトに)取られるかと思いましたが、ラッキーでした」というタイムリーツーベースを放った。しかし、このヒットを除けば、ファーストゴロ、見逃し三振、セカンドゴロ、ピッチャーゴロに倒れた。打ち取られたボールはすべて、外角攻めだった。松井は、「(ファーストゴロは)強引というか、引っ掛けたというよりも、ちょっと泳がされた感じです。(三振は)アウトローの辺りはなかなか難しい。外から入ってくるカーブで、あそこに決められたらなかなか打てない。(ピッチャーゴロは)打ち損じです」と自己分析した。

 数年前から、松井は打撃練習で打った後に頭を残すような、極端になれば前に倒れ込むような動作を意識的に繰り返している。頭で考えていることを体に染み込ませている。その意識が強いと、外角球に対して、つま先に体重が微妙に移ってしまうのかもしれない。

 松井は常日頃、「バッティングはバランスが大事」と話す。その一つのポイントに、"かかと"も入っている。

~(MAJOR.JP)~

よく試合中継の解説で、「松井選手の体重が"かかと"に掛かっていて良くない。あれでは、外角のコースの球が遠くなってしまう。」というのをよく聞く。しかし、それとは逆に、マッティングリー打撃コーチにつま先に体重が乗ってしまうという悪い癖を指摘されていたことに少し驚いた。安定したタメとその後の奇麗な軸回転を実現するには、かかと方向にもつま先方向にも重心が偏らないで、毎回絶妙なバランスを保つことが不可欠ということか。そのためには、決してボールを追いかけては駄目で、ボールの方を自分のポイントに呼び込むことが重要となるようだ。

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