ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
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打数:4・安打:0・打点:1・三振:1  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 24 93 23 3 14 .247 .327 .409 .736
松井:5番・レフト先発出場
先発:王建民(IP:5.0 H:6 R:3 ER:3 BB:4 ERA:4.89)

『対戦ピッチャー』
・vs ウェークフィールド(R)【Career:35-6 avg .171】:第1・2・3打席
・vs パペルボン(R):第4打席

第1打席0-2-0 ランナー:一塁 初球、外角いっぱいにナックルが決まってストライク。2球目、真ん中高めへのボール気味のナックル(106km/h)を見送るもストライクの判定。2球で追い込まれる。3球目、松井の肩口から消えるようにストンと落ちるインコース低めへのナックル(105km/h)。グリップを最後まで残してタイミングを遅らせ打ちにいくが、バットがボールのかなり上を通過し、空振り三振。ナックルは力が入ると打てないといわれるが、この打席の松井選手のスイングには、力みが感じられた。昨年のホームランのようにリラックスしてセンター方向へ打ち返すのがよいということだ。

第2打席0-1-0 ランナー:満塁 ジーターがヒット、ジアンビ、ロドリゲスが連続四球で満塁となり松井の打席。
初球、外角低めへの大きく弧を描くナックル(109km/h)を見送ってストライク。やや逃げていくような変化をしていた。2球目、高さは真ん中、インコースへのナックル(109km/h)を打つも、差し込まれ気味でバットの根元に当たりボテボテのファーストゴロ。当たりが弱かった分、バックホームはされず同点に追いつく1得点を挙げる。
いつもよりかなり足を上げ始動を開始するタイミングを遅らせて緩いナックルに合わせているものの、松井選手は、非常にタイミングを取りづらそうにしているように見えた。雲を掴むような感じ。きちんと自分のポイントでこの100km/h台の球を捕らえるのは至難の業のように思えた。

第3打席2-2-2 ランナー:なし カウント2-2から外角低めへ沈むナックル(111km/h)を打ってセカンドゴロに倒れる。ボールを呼び込むことが出来ず、前に崩され気味になってしまった。全く腰の回転を生かすことが出来ず腕だけのスイングだった。昨日の記事に載せたコラムにあった「外角のボールを追っていき、つま先に体重が乗ってしまう」というバッティングだったのでは。

第4打席2-2-1 ランナー:なし カウント2-2から、真ん中高めへの速球(151km/h)に対し、やや差し込まれ気味で打ち上げてしまいサードフライ。しっかりグリップがトップの位置に入ってタメを作る時間を与えてもらえなかったという感じだった。



今日新たな月に入り、5月、松井選手の再出発といきたかったところだが、通算対戦打率.171のウェークフィールドに出鼻をくじかれた格好となった。
松井選手は、ウェークフィールドとの対戦について「どういう変化でも、やっぱり甘いところの方が打ちやすい」と真ん中付近の球を狙ったという。今日は、「いいときのウェークフィールド。いつもより揺れている感じがした。変化が予想しづらい。対策はなかなか難しい。」ということだった。
ヤンキースは今日の試合に備えて、昨年10月、ウェークフィールドとの対戦の前に呼び寄せたナックルボールを投げるかつてのヤンキースピッチャー・Joe Ausanioを再び呼び寄せたという。しかし、今日のウェークフィールドは、3失点を許したもののヤンキース打線を7回僅か4安打に抑えた。松井選手も例に洩れず3打席ノーヒットだった。印象としては、緩いナックルにタイミングを合わせ、ボールにバットを合わせるために、どうしてもボールを追っかけてしまっているように感じた。相手の投球に合わせようとするために、バッティングの流れが一瞬途切れたり、形を崩されたりして、なかなか松井選手本来のスイングをさせてもらえないように映った。
松井選手が、メジャーに渡ってからずっと苦しめられてきて、変化の少ない失投を待つというギャンブル性の高いバッティングを強いられている。本当に厄介なピッチャーだ。
トーリ監督は、「ウェークフィールドにはてこずった。今日の強風はナックルボールを投げるには向いていないはずなのに、それでも彼は好投した。我々は対応し切れなかった」とウェークフィールドの出来を素直に認めていた。

これから、ヤンキースとレッドソックスは、し烈な首位争いを演じてくれるとして、重要な試合でウェークフィールドとの対戦が増えてくると予想される。松井選手には何とか光明を見出して一矢報いてもらいたいです。

SANSPO.COMに『ゴジラの独り言』として、昨日の試合後、4月を振り返った松井選手の言葉が掲載されていた。

今年は調子がいいと思ったことなんて一度もない。(内容や結果を)見ていればわかるでしょう。まあ、バッティングはいつも、いいときと悪いときの繰り返しでもあるんですけどね。
  開幕したての一瞬だけ「いいかな」というときがあったけど、本当にそれだけ。何が悪いって…。悪いものは悪いんです。すべてはまあ、いろんなバランスが悪いということなんじゃないかな。   過去の経験からいっても(腫れている)左ひざは、そんなにすぐにはよくなりません。でも、試合には出ているわけですから大丈夫。腫れが引くのを待つだけです。
  とにかく内容と結果が伴ってくるようにならないといけない。(現状では)フラストレーションがたまるのは当然ですよ。


前向きな言葉しか伝わってきてなかった松井選手の4月の打撃内容に対する不満を表した言葉だった。4月終盤、松井選手は、「You feel that something's not right, but it's hard to pinpoint it. You have to be really aware of every part of your swing.」と話している。この言葉と昨日の独り言を聞くと、たとえ掴んだとしても直ぐに消えてしまうような儚いバッティングの感覚、「それを掴んだとしても、それを体感できたとしても、いなくなる。ずっとはいてくれない」と語る絶対の感覚を求めて日々闘っているんだろうなぁと感じた。
松井選手は、「マツイヒデキ」(日経新聞社)という本の中で、試合後トレーニングはやるが、素振りはほとんどやらないと語っている。その理由として、「疲れるから。体力的なものだと思う。今は体力勝負。」としている。しかし、現在、帰宅後、素振りをして何かのキッカケを掴もうとしているようだ。
繊細で非常に感覚的なバッティング。パズルを組み合わせるように細かい日々の地道な努力から大きな高みを目指す。

頑張れ~、松井選手!!

【追記】
松井は「鼻よりも最近、ノドがちょっと痛くてね。心配といえば、そっちの方かな」と軽くノドの周囲をさすった。ここ数日間、風邪の症状が治まらないのだという。(夕刊フジ)

今日の試合は、7度まで冷え込んだという。松井選手の風邪の状態が悪化しないか少し心配。

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