ヤンキース松井秀喜バッティングArchives!?

~松井のワールドチャンピオンになるまでの軌跡を見つめていきます~

Hideki Matsui is on fire right now!!
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打数:2・安打:2・打点:3・四球:3・本塁打:1  
通算
試合数 打数 安打 本塁打 打点 打率 出塁率 長打率 OPS
松井 29 112 31 5 19 .277 .367 .482 .849
松井:5番・指名打者・先発出場
先発:王建民【W,2勝1敗】(IP:6.0 H:7 R:3 ER:3 BB:0 ERA:4.83)

『対戦ピッチャー』
・vs テヘダ(R)【Career:0-0 avg .000】:第1・2打席
・vs ウィルソン(L):第3打席
・vs マエイ(L):第4打席
・vs 大塚(R):第5打席

第1打席0-2-0 ランナー:一塁 2球目、外角への速球(145km/h)を打ってファール。やや腰が引け気味で重心が後ろにあり、当てるだけとなった。インコースに意識があったのかもしれない。3球目もファールにして、カウント0-2として、4球目、高さは真ん中、外角へのチェンジアップ(132km/h)に対して、ややタイミングを外され気味ながらも強引に引っ張った打球は、いい当たりではなかったが、大きく開いた一・二塁間を抜けるライト前ヒット。一塁上で松井選手の顔が少し緩んだ。ノーアウト・一塁ということでランナーを進めるという松井選手の狙い通りの結果になったのかもしれない。ライト方向を意識していたために体の開きが早く、遠い球に体が伸び下半身からの力は打球に伝わらなかったように見えた。

060508_5homerun 第2打席0-0-0 ランナー:一塁・二塁 1-1の同点で迎えた4回表。ノーアウト・一塁・二塁で松井選手の打席。
いきなり、初球から松井選手は甘い球を逃さなかった。初球、真ん中外寄りへの速球(146km/h)を捕らえた打球は、あまりにも松井選手がリラックスして余分な力が入っていないスイングをしたので、フェンスまで届くとは直ぐに分からなかった。しかし、打球はぐんぐん伸びて生きライトスタンドに飛び込む第5号勝ち越し3ランホームラン。何一つ無駄のない美しくシンプルなスイングとフォロースルーまで微動だにしない絶妙のバランスを保たれたフォームで放たれた打球は、気持ちのいいくらい奇麗な弧を描いていた。ゆったりと構え、優しくそして柔らかくトップの位置までグリップを持っていきボールを引き付けていた。この引き付けるまでの動作はスローモーションのように見え、それがスムーズなバットの振り出し(静から動)への移行を可能にしているようだった。そして、まったく力みのないスイングは、バットの完璧な軌道を生んだのでは。甘い球に対して、このようなリラックスした打ち方をすれば打ち損じは減るのかもしれない。
外寄りの球をライト方向へということで、初めからライト方向への大きな当たりを狙っていたのかなと思わせた。
解説・与田氏:「投げた段階から引っ張りにかかっている。この球がもう少し低めだったり、コースがもっと外寄りだったらこのようなホームランは出なかったと思われる。松井がライト方向へホームランに出来るギリギリのコースだった。」

松井のコメント:「初球の甘いボールでしたけど、しっかり振り切れたしいいバッティングだったと思います。」

第3打席3-0-1 ランナー:なし カウント3-0からのストレートの四球を選んで出塁。

第4打席3-2-2 ランナー:なし フルカウントから2球ファールした後、外角への速球を見送って四球で出塁。

第5打席3-1-0 ランナー:なし 今季初の大塚との対戦だったが、ボールが定まらずカウント3-1から高めへの変化球を見極めて四球で出塁。



今日の松井選手は、先制点を呼び込むヒットと、勝利を大きく引き寄せる3ランホームランでチームに貢献した。奇しくもこの日は、トーリ監督がヤンキース監督として1000勝目(球団史上4人目)を達成する節目の試合だった。その試合で、トーリ監督の大記録に花を添えた松井選手。「今の自分があるのはトーリ監督の存在が大きい。心から尊敬できる監督です」と話しニューヨークの父と慕うトーリ監督に対する親孝行の松井選手らしい決勝ホームランとなったのでは。これで、更に2人の絆は深まった、と勝手に想像してみる。 
トーリ監督は、「That three-run homer seemed to take the air out of them a little bit, and we kept coming at them.」と話した。そしてこの大記録に関しては、「96年に2年契約で引き受けたときには、ここで1000勝できるなんて思わなかった。ヤンキースの歴史に名を刻めるのは特別なこと。機会を与えてくれたオーナーのスタインブレナー氏には感謝している。そしてオーナーとキャッシュマンGMが集めた特別な選手たちを指揮できることにも感謝だ。ここは素晴らしい働き場所だよ。」と語った。

松井選手はトーリ監督に対して、「すごい数字だと思います。これからもまた、どんどん増えていくように、力になれるよう頑張りたい。」と喜んだ。

バーニーのコメント:「素晴らしい記録だね。彼は球団史上最高の監督になった。記録に値する指揮官だよ。」

ジーターのコメント:「メジャー最高の監督のひとりだし、選手も彼のもとでプレーすることを誇りに思っている。」

このような監督と選手の間の信頼関係が、チーム全体にあり、それがチームを一つに団結する力となっているような気がする。人間的にも魅力があり、松井選手にとっては一番の理解者である"トーリ監督"の下でワールドチャンピオンになることは特別な意味がある。松井選手に心地よい野球の環境を与えてくれているトーリ監督に、今度は、松井選手がチャンピオンリングをプレゼントする番だ。
今日の記念すべき日に、トーリ監督と松井選手が今シーズンが終わった時に、共に勝利の美酒を味わって欲しいと改めて強く感じた。
ヤンキースは、トーリ監督の力によって本当に雰囲気のよい、見ていて清々しいチームになっているなぁと感じます。

頑張れ、ヤンキース!!

今日の試合後、松井選手は、バッティングについて「ボールはしっかり見えていたし、内容も結果も非常によかったような気がします。I was able to have better timing today. My balance was probably a little off, but today [I] felt better at the plate.」と話し、納得しているようだった。第2打席、甘い球とはいえ"初球"を逃さず捕らえたということは、それだけ松井選手の状態の良さを表しているのかもしれない。第4号が出て僅か3試合目での第5号。昨シーズンは、第4号が5月31日で第5号が出たのは、それから12試合目の6月14日だった。松井選手が本当に調子がいい時は、当たり前かも知れないけど必ず自然とホームランが付いて来る。松井選手の頭でのイメージと実際の体の反応が徐々に一致してきているということでは。

ある記事により、マッティングリー打撃コーチとのやり取りの中で、松井選手がバッティングに関して取り組んでいる内容が新たに分かった。それは、"始動を早める"こと。

「始動を早めて足を上げている時間を長くした。体が後ろに傾かないようにしながら、一度完全に左足に体重を乗せてしまう」。バットの軌道を修正するため、振り出すまでのバランスを整えることにこだわった。

 打撃を考えるとき「球が投手の手を離れる前から勝負は決まっている」と言う。狂いに気がつきながら、修正しきれなかった今回も、その信条に沿って工夫を続けた。
~(MAJOR.JP)~


確かに、5月2日以降、松井選手が、軸足に体重を乗せてタメを作る時間が若干長くなっているのではないかということは感じていた。基本的に松井選手が昨年から取り組んでいたのは、「グリップを引くのと同時に右足を前にステップしていき、体の中心に重心を置いてバランスを取る。」というものだった。そして今回の、「始動を早くして、一度完全に左足に体重を乗せてしまう。」というマイナーチェンジ。いずれにしても、目的はボールを長く見るということ。今日の試合中も、DHでベンチにいる間、松井選手はしきりに、この体重移動とグリップの位置をチェックしていた。軸足に体重を長く乗せてタメを作ることによって、ゆったりとした構えと安定したボールの呼び込みが実現でき、打席の中で余裕が生まれたのが一番大きいのではないかと思う。

ボールを余裕を持って見極めることの出来るバッティングフォームによって、ストライク・ボールをきっちりと判断し四球を選び、甘い球は見逃さず一発で仕留める。打率、出塁率、共に上昇していくことを願っています。

頑張れ~、松井選手!!

【追記】
松井選手は、トーリ監督の疲れがあるのではという判断により今季2度目のDHとして先発した。
松井選手は、それに対して「Actually, I wasn't really tired. But looking at the results, I guess the D.H. spot fared pretty well today.」と話した。

スカッとしたホームラン

でしたね♪
ホント、節目では決めてくれる男です!!
調子悪かったらすぐに何とか修正してくるところが
ヒデキの良さですね☆
2006/05/08(月) 22:55:56 | |akimaru #8io1QQiY[ 編集]
コメントありがとうございます!!

akimaruさん、こんばんは。
本当に気持ちのいいホームランでした~。(^^)
僕は、松井選手が、調子を落としている時に、決して開き直ったり腐ったりせず、地道にこつこつと道を切り開いていく所に特に魅力を感じます。
休養日前、松井選手にとっていい日になりましたね。
2006/05/08(月) 23:39:10 | |管理人 #X.Av9vec[ 編集]
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